浜離宮庭園の桜2 |
4月8日の浜離宮庭園の桜です。浜離宮庭園は広大で花が多い庭園です。庭園内の池は汐入の池です。汐入の池とは満潮の時に海から海水が入り干潮の時には池の海水が海に流れ出る池で池の中には海の魚が泳いでいます。エイなどが泳いでいる姿を見ることができます。明治時代までは汐入の池は東京湾の沿岸に何か所かありましたがその後の埋め立てにより内陸になってしまい、現在は汐入の池で現存しているのは浜離宮庭園の池だけとなっています。浜離宮庭園の桜も綺麗です。周りの近代的なビル群も意外とマッチしています。このビル群が隣の銀座の気温を上げていると言われています。ビル群によって浜風が海から入って傷楽なって気温が上がっていると言われています。昔の夏の夕方の銀座は潮の香りがしたのですが。カメラはソニーNEX7とタムロンE18-200mmです。画像はクリックで大きくご覧いただけます。
拾遺集から紀貫之の歌。
桜ちる 木(こ)の下風は さむからで
空にしられぬ 雪ぞふりける
(意)桜が散る木の下を吹いてゆく風は寒くはなくて、天の与かり知らぬ雪が降っているのだ。
雪のように散る桜の花を詠ているのです。
この時季に見る桜も良いですね。
西新宿に高層ビルが立ち並び日本も世界に追いつけ追い越せの勢いでしたが、今では世界に取り残されようとして感じがします。
汐留の一角に超高層ビルが建って、海風は完全に遮られた感じですね。
何処の企業もエコだー、なんだーと看板にして居ますがあの高さが本当に必要なのか?と疑問に思います。
どこでも同じ影響が有りますが、海風は遮っているのにビル風のひどさは凄いですね。
台風でもないのに、風に向かって歩くなんて考えられません。
銀座は昔は夕方になると汐の香りがしたものです。いまは海からの風が超高層ビルに遮られています。