染谷花しょうぶ園1 |
6月8日のさいたま市見沼区の「染谷花しょうぶ園」です。もともと湿地で農作物の生産には不敵な土地でした。この日は晴れで暑い日でした。カメラはソニーNEX7とタムロン18-200mmです。
太平記によると源平時代に源氏の長者であった源頼政が鵺(ぬえ)退治の功あって褒美を賜る時、源頼政がかねてから菖蒲(あやめ)の前という女官に思いを寄せていることを知っていた鳥羽院が、ちょいとしたいたずらをしました。12名の美しい女官に同じ衣装を着せて薄絹の陰に並ばせ、いづれが菖蒲の前であるかを見極めたら菖蒲の前を源頼政へ与えようと申し出ました。しかし、美人ばかりで見分けがつかず困っている源頼政を見て女官が「水かさが増せば浅香の沼の菖蒲も見分けにくいこともあるでしょう。」と言ったところ、頼政はこれは難儀な事と言うかわりに、歌で答えました。
五月雨(さみだれ)に 沢辺の真薦(まこも) 水越えて
いづれあやめと 引きぞわづらふ
同席していた近衛関白がいたく感じ取って菖蒲の前の袖を引いて「これがそちの妻じゃ」と教えたとのお話です。源頼政は菖蒲の前を連れて屋敷に帰ったのです。このお話から「いずれアヤメかカイツバタ」の語源と言われています。この歌の意味は「五月雨に水が増えてしまってどれが菖蒲だか分からなくなってしまいました」との意味です。「引きぞわづらふ」は織物の模様のあや目の何処の糸を引けばいいのか分からないとの意味です。
この歌は源平盛衰記では・・・
五月雨に 沼の石垣 水こえて
いづれかあやめ 引きぞわづらう
・・・となっています。「いずれあやめかかきつばた」が正しいのか「いずれがあやめかかきつばた」?皆さんは「が」有りですか、「が」無しのどちらで覚えていますか。私は「いずれがあやめかかきつばた」です。源頼政が平家打倒の兵を挙げ宇治で敗死した後、菖蒲の前は伊豆まで逃げ延び尼になったと伝えられています。菖蒲の前の伝説は日本各地で語られています。
P.S.
☆修正協議で3党合意―政治を進める転機に
☆修正協議で3党合意―一体改革は道半ばだ
やれやれと言うところでしょうか?しかし増税先行で決まるでしょうが、一体改革はまず間違いなく置いておかれてほとんどが有耶無耶にされるでしょう。それがいまの日本の政治です。間違いなく大不況が来ます。外からと内からの両方です。外から押し寄せて来る大不況は日本だけの力では対抗できません。内からの大不況は政策の運用によって防ぐ事が出来るのですが、そのつもりは永田町にも霞が関にも無いのでしょう。既得権益最優先の政治がまだまだ続くのでしょう。「百姓と胡麻の油は絞れば絞るほど取れる」と言う事なのでしょう。
☆余録:「権力」「政権」の「権」を…
最近の政治には理解不能の事が増えてきています。政治家も訳が分からず誰かの意見を受け売りをしているのでしょう。最初に結論ありきの政治ですから話せば話すほど矛盾が生まれてくるのです。したがって言葉に人を説得出来るだけの力がありません。本当の事を言えば何も進まないとでも思っているのでしょうか?
☆質問なるほドリ:過去の消費増税と、どう違うの?=回答・赤間清広(3ページです)
☆クローズアップ2012:一体改革、民自公合意(その1) 首相自ら中央突破 (7ページです)
☆クローズアップ2012:一体改革、民自公合意(その2止) 決着優先、際立つ迷走 (5ページです)
3件の記事は毎日新聞のコラムです。1面トップには決して載らない記事です。それだけに分かりやすく書かれています。
特にアジサイはピーカンの天気だと様にならないような。
「いずれがあやめかかきつばた」で覚えていました。
昔の人は即答で素敵な言葉を紡ぎましたね。
その方面に時間をかけて暮らしていたとは、今の私は貧弱な語彙です。
政治も貧弱、結局、民主党の三年、みんなの三年はどうしてくれるのでしょう。
初めに政治家同士の結論ありき・・・・
期待した自分が馬鹿だったのです。雨も降っていて気分転換は難しそうです。
こちらのアヤメ、菖蒲、カキツバタの素敵な話に少しホッとしました。
女性としては自由にものの言える今がいいのかもしれません。
毎年、3つの植物の違いを調べなおすのですが、もう細かいことは定着しなくて・・・・
素敵な菖蒲園ですね。.:*・゜*
ふんわか見えるのは、レンズの効果でしょうか。
きりりとした菖蒲が、梅雨の晴れ間を喜ぶ様子にもみえますね^^
私は、「いずれあやめかかきつばた」と記憶していましたが・・・
この花の類の見分けは、難しいですね~。
あやめは、なんとなく小ぶりで、わかるのですが・・・
それも自信はないし、今は、品種改良で種類がたくさんあるので難しいですね。。。
紫陽花も花菖蒲も雨が似合いますね。やはり梅雨時に咲く花は雨がピッタリです。
やはり私と同じ「が」有りでしたか。
最近の政治家は人を説得する能力が不足しています。相手を攻撃する事は得意なのかも知れませんが、政治家は説得こそが政治家の基本だと思います。
私もアヤメ・ショウブ・カキツバタの区分けが曖昧です。
やはり関東は「が」有りの様です。面白いですね!
以前に書きましたハーベストですが、この処殆ど表示されて居ません。
東大も意図的に表示をしないのかも判りません。
不思議です。
東大の地震研究は日本で一番だと思って居ましたが、どうもそうでも無さそうです。
なにか不都合が有るのかも判りません。
本来なら表示しても良いと思うのですが。
システムの故障にしても4日も無表示は無いと思うのですが。
東大の地震研究にも多かれ少なかれ税金は投入されているはずです。
ハーベストを見て対処している国民も居ると思うのですが。
和歌山市付近ではかなりの頻度で地震が起きて居る様です。
いつ大きな地震が来てもおかしくない位の数値です。
和歌山県や中部地域も結構揺れているようです。日本中の地殻が動いているので原発の再稼働は慎重になるべきですが、経済優先になってしまった野田政権ではもうダメでしょう。能登半島辺りも揺れているようです。
昨日、雨の中染谷へ行ってきました。かなり咲き進んでいて綺麗でした。やはり雨の中の花菖蒲は綺麗でした。
私も「いずれが・・・」ですね
染谷花しょうぶ園ですが、毎年紫陽花の株が多くなってる気がします。
日曜日の染谷は混んでいたでしょうね。ここのアジサイは赤い色が多いですね。土壌かも知れません。
私の周りの人も「が」が圧倒的に多いですね。関東は「が」付きなのかも知れません。