東京ミッドタウンのライトアップ |
12月25日の六本木の東京ミッドタウンのライトアップです。最近有名になりました。ミッドタウンのビルの中を大周りさせられ延々と待たされやっとライトアップされた芝生広場に入れました。12月25日が最終日でした。カメラはカシオZR1000です。
冬のライトアップは冬ホタルとも言われ全国で冬ホタルの催し物が行われています。
万葉集からよみ人知らず
この月は 君来まさむと 大船の 思ひ頼みて
いつしかと 我(あ)が待ち居(を)れば 黄葉(もみちば)の 過ぎて去(い)にきと
玉梓(たまずさ)の 使ひの言へば 蛍なす ほのかに聞きて
大地(おおつち)を 炎と踏みて 立ちて居て 行くへも知らず
朝霧の 思ひ迷(まとひ)て 杖足らず 八尺(やさか)の嘆き
嘆けども 験(しるし)をなみと いづくにか 君がまさむと
天雲(あまくも)の 行きのまにまに 射ゆししの 行きも死なむと
思へども 道の知らねば ひとり居て 君に恋ふるに
音(ね)のみし泣かゆ
(意)今月は君が帰ってこられると、頼みに思って、いつかいつかと私が待っていると、はかなく死んでしまったと使いの者がきて言うので、ほのかにその言葉を聞いて、大地をまるで炎の上を踏むように飛び上がり踏んで、立ったり座ったり、どこへ行けばいいのかわからず途方に暮れ、思い迷って、八尺にも及ぶ長いため息をついて、嘆いても何の甲斐もないので、いったい何処に君はおいでになるのだろうと、幾後に従って、行って死のうと思うけれども、道がわからないので、ひとり居て君を恋い慕っていると、声が出て泣けてしまう。
葦辺行く 雁の翼を 見るごとに
君が帯(お)ばしし 投矢(なげや)し思ほゆ
(意)葦辺を飛んでゆく雁の翼、その翼を見るたびに、あの方の挿していた投げ矢が思われる。
この歌は、防人の妻が夫の死を伝えられて嘆き苦しむ悲恋歌で長歌と反歌です。長歌は5757・・最後が7で終わる歌です。この中で使われている「ほのか」の枕詞として「ホタル」が用いられています。古くから、暗夜に飛んでいるホタルの不思議な儚い光は人の心をつかみ、時には死んだ人の霊を思わせ、様々な感慨の念を持たせていたことは間違いなさそうです。「玉梓」とは古く便りを伝える使者は梓(あずさ)の杖を持っていました。防人だった夫の死を告げる使者が同じ地方の防人の人達の帰郷より先行して到着したのでしょう。地方では身分の高い人物だったのでしょう。夫は雁の羽根を使った投げ矢が得意だったのでしょう。
P.S.
☆F35、実戦配備不可能に 初期納入4機 防衛省性能満たさず
☆疑問だらけのF35契約“飛べない翼”巨額購入へ
F35に関しては以前から色々な噂がありました。やはりかなり配備が遅れているようです。F15にかなり疲労が来ているとするとF35は時期的にみて難しいと言う事になります。日本がF35を買わないとアメリカの議会や軍需産業は大揺れとなります。すでにカナダはF35の値段の値上がりと配備遅れからキャンセルをしています。残る方法はユーロファイターで、NATO軍の主力戦闘機ですが日本は今まで一貫してアメリカ製の戦闘機を使っているのでなかなか難しいでしょう。日本の西側にF35を配備して首都圏から北にユーロファイターを置くとする考えもありますがコストからみて無理でしょう。またアメリカ軍との武器や部品の相互運用から考えるとF35の方が日本に有利ともいえます。ただしユーロファイターの場合は世界トップクラスと言われる日本国産のレーダーやミサイルを搭載できるそうなのでこの点は良いかもしれませんがステルス性能はかなり落ちると言われています。しかしエンジンは優秀と言われているので日本の技術を使えばかなり強力な戦闘機になれるかもしれません。昨年行われた世界最強と言われているF22とドイツ人の操縦するユーロファイターの模擬戦ではユーロファイターの圧勝だったそうです。長距離戦闘ではステルス性能の高いF22が強いそうですが、近距離の戦闘ではユーロファイターの運動性能がF22を圧倒したそうです。実戦ではミサイル攻撃の多くが近距離の有視界での戦闘となるのでユーロファイターの勝ちとのことです。F35はF22より弱いとされていますので難しいところですが、日本の自衛隊がNATOの戦闘機を導入すると決断したその日から日本の政治家のスキャンダルが大手マスコミを賑わす事になります。その覚悟がないとダメですね!ちなみに5年ほど前にF22と日本の自衛隊のF15とF4とで模擬戦闘が行われ145対0で完敗だったそうです。それから見てもF22に勝ったユーロファイターの優秀性は分かると思います。ステルス性能だけが万全ではないと言う事です。
☆朝日の記事引用で「誤報」論争 中国メディアVS.香港の記者
誤報でよかったと思います。緊張が高まっている時にこのような誤報は戦争へ一気に発展する可能性があります。日本と中国両国には戦争を始めたい人が少数ですがいる事は確かなのですから注意をしないといけません。
☆【どうなる日米関係】米国は尖閣を本当に守ってくれるのか 失墜した日米関係の修復を
日本としては尖閣諸島は日本固有の領土であることを明確にしなければいけませんが、中国を刺激しないようにしないといけません。尖閣の領土問題が存在している限り日米安保は発動されません。アメリカ政府も明確に尖閣は日本領土だと言っているのです。それはサンフランシスコ平和条約でアメリカが明確に認めたことなのです。とにかく日本は焦らず中国側の嫌がらせや脅しに屈することなく現状の実効支配を続けていくことしかなのです。中国の帝国主義的な覇権主義と正面からぶつかるのは損です。短気は損気です。
☆<H2A>情報収集衛星打ち上げに成功 JAXAなど
夜間や曇天でも1メートルの物体を見分ける・・。光学衛星との組み合わせでもっと凄い性能のはずです。本当の性能は秘中の秘でしょう。本当の性能は日本とアメリカだけが知っているのです。