新宿御苑の八重桜3 |
万葉集から大伴家持の長歌と短歌2首
天地(あめつち)の 遠き初めよ 世間(よのなか)は 常なきものと
語り継ぎ 流らへ来たれ 天の原 振り放(さ)け見れば
照る月も 満ち欠けしけり あしひきの 山の木末(こぬれ)も
春されば 花咲きにほひ 秋づけば 露霜(つゆしも)負ひて
風交り もみち散りけり うつせみも かくのみならし
紅の 色もうつろひ ぬばたまの 黒髪変り
朝の笑み 夕(ゆふへ)変らひ 吹く風の 見えぬがごとく
行く水の 止まらぬごとく 常もなく うつろふ見れば
にはたづみ 流るる涙 留めかねつも
(意)遥か遠い天地の始まりの時から、世の中は無常であると、ずっと語り継がれてきた。空を仰ぎ見れば、輝く月も満ち欠けし、山の樹々の梢も、春になれば花が咲き匂い、秋が深まれば露や霜を身に受け、風まじりに紅葉は散っていく。現世の人もこのようでしかあり得ないのか、紅顏もやがて衰え、黒々とした髪も白くなり、朝の笑顔は夕方には失われ、吹く風が決して目に留まらぬように、流れ去る水が決して止まらないように、無常に変わり行くさまを見れば、庭の溜まり水のように溢れ出る涙はとどめようもない。
言(こと)とはぬ 木すら春咲き 秋づけば
もみぢ散らくは 常(つね)をなみこそ
(意)物言わぬ木でさえ、春には花を咲かせ、秋には紅葉して葉を散らせる。この世に変わらないものは何一つないのだから。
うつせみの 常(つね)なき見れば 世の中に
心つけずて 思ふ日ぞ多き
(意)現世の無常を見るにつけ、世事に打ち込むことが出来きないで、物思う日が多いことだ。
P.S.
☆高橋洋一の自民党ウォッチ 川口氏解任にみる国会の「時代錯誤」 海外渡航ルール、もっと柔軟に見直しを
もっと柔軟にすべきでしょう。与野党ともに子供じみた争いです。開会中は国会に縛り付けるのはどうかと思いますが、とんでもない国会議員もいるので縛り付けておかないといけないのかも知れません。それほどバカの集まり化しているのでしょう。川口前環境委員長がどれほど今回の事で国益に寄与したかは定かではありませんが、前外務大臣同士で内緒話をしてくるだけでも何かあるのでしょう。
☆地下水 来週にも海放出 福島第1、建屋流入対策
こうなる事は分かっていました。政府と東電の罪は重いのです。しかし誰も逮捕されず誰も責任を追及されていないのです。
☆東日本大震災:大気中の環境放射線量
福島県が群を抜いて高い数値ですね。それでも政府は原発を再稼働させたいのでしょうか。確かに経済優先で考えれば大金を使って作ってしまった原発を大金を使って廃炉にしたくは無いでしょう。しかし国民の生命の安全、生活の安全を守るのが経済よりも優先されると私は思います。
☆日本再起動! 一時1ドル101円突破 中韓は輸出企業“総崩れ”で窮地… (2ページです)
あまりにも簡単に100円を超えて101円とは想定外でした。もう少し揉み合うと思っていました。これは円安がもっと進むのでしょうね。急激な円安は元々少ない日本の味方がますます減ります。周りを見ながら円安主導が理想的だったのですが、あまりにも急激です。
☆コラム:今後見込めない「一方的な円安」
急激な円安はいずれ世界中から非難を浴びるでしょう。複雑な国際社会の中で生きて行かなければならない資源のない日本としては常に孤立を避ける知恵が必要です。集団的自衛権と言う話ではなく、頭を常に使って賢く泳ぐ必要があるのです。その点の見通しが安倍政権には無いように感じます。日本は記録的な国債発行残高です。つまり赤ちゃんからお年寄りまで国民一人当たり700万円を遥かに超える借金を背負っているのです。これは正常だと思いますか?このままで行くと平成25年度末には国の国債発行残高は1100兆円を超える見通しで、国民一人当たりでは870万円の借金を抱える計算です。インフレで多少は税収が伸びて来るでしょうが、とても追いつけません。何かの拍子に日本国債の暴落が始まればとんでもない事になりかねません。アベノミクスに浮かれている場合ではないのです。
☆世界遺産登録を撤回させる 裂け始めた富士山大噴火“秒読み”
かなりヤバイ状況だと思います。箱根の地震も頻発しているようです。奈良時代や平安時代の和歌を詠むと富士山は盛んに噴火をしていた情景が詠われています。富士山の麓を通っていた古代の官道は富士山の噴火で何度も付け替えています。
☆正恩氏、暗殺未遂事件か 女性警官異例の「英雄」扱いで広がる憶測
やはりですね!女性警官が英雄とされる異常事態なのでしょう。
☆中国の対北朝鮮金融制裁はどこまで本気か 狐と狸の化かし合い~中国株式会社の研究 (3ページです)
中国としては北朝鮮には生き残ってもらい、金正恩は消えてもらうつもりなのでしょう。なかなか交通事故に見せかけた暗殺も上手く行かないようです。
☆数、数字、数値の違いを子供に教えられますか?数の世界の大冒険~人はなぜ計算し続けるのか(1) (4ページです)
☆人類発展の歴史を如実に語る、数と数字と数値数の世界の大冒険~人はなぜ計算し続けるのか(2) (4ページです)
面白い話ですね!
☆中国とツナミで気力を取り戻した日本 (3ページです)
安倍政権の金融政策は満点でしょうが、他の経済政策や構造改革はまだ点も付けられない状態です。憲法改定や従軍慰安婦等歴史認識の問題は落第点以下です。
☆中国の新指導部、恐れるべきは気候変動? 政変の引き金にも (3ページです)
気候の大変動が動乱を引き起こす事は中国の歴史を見れば明らかです。大帝国が気候変動により分裂を始めると人民は生きるために食べさせてくれる大将の下に集まります。そして大将同士の争いで勝ち残った者が諸国の王となり、諸国の王の間の戦いの中で勝ち残ったものが大帝国の皇帝になるのです。イデオロギーではお腹がいっぱいにはならないのです。
☆尖閣周辺、台湾船ばかり 日台漁業協定、不安抱えた船出
台湾との新しい漁業協定が結ばれた時から沖縄の漁民達はこの様になる事を心配をしていました。細かい取りきめをしないでの協定発効では漁民同士の衝突が起きる可能性が非常に高いです。どうも安倍政権はヤル事ナス事すべてが荒っぽいです。本当に大丈夫なのでしょうか?
花も緑もいっぱいで美しい場所。
急激な円安・・・・ちょっと心配です。
アベノミクス成金になった方はウハウハでしょうが・・・・。