熊谷市 うちわ祭り2 |
関東地方は一昨日の埼玉県から千葉県への竜巻に続いて昨日も栃木県で竜巻が連発をしました。昨夜は大雨で一晩中雷が鳴り深夜には停電もありました。我が家の2匹のワンちゃんが一晩中雷の恐怖で家の中を走り回っていました。やっと今朝になって雷は止みましたが今日は一日中荒れ模様でしょう。
7月21日の埼玉県熊谷市のうちわ祭りです。カメラはソニーNEX7とタムロン18-200mmです。
もともと熊谷は中世には熊谷氏を始め、久下氏や奈良氏など多くの武士団が興りました。水が割合と豊富な土地だったので農業が盛んとなり多くの在地武士団(武蔵七党)が発生しました。とくに治承・寿永の乱(源平合戦)時の熊谷直実が有名であり、熊谷氏の名称も地名の熊谷が由来となっています。後に地名の読みは「くまがい」ではなく、「くまがや」と改称されました。久下氏や熊谷氏は、鎌倉時代の承久3(1221)年におきた承久の乱(じょうきゅうのらん)の時の勲功によって、久下氏は丹波国栗作郷を、熊谷氏は安芸国三入庄などの領地を与えられます。そしてそれまで「名字の地」として本拠地にしていた熊谷の地を一族の多くが離れ、関西の新しい領地へと移っていきました。
室町時代の終わりから戦国時代にかけて熊谷地方で活躍したのが成田氏です。15代親泰のときに「名字の地」である成田から行田の豪族だった忍一族を攻め滅ぼし忍城へ本拠地をうつしました。この事から関東管領の上杉氏の逆鱗に触れ攻められましたが、上杉家の家老大田道灌の斡旋により忍城は成田氏の本拠と認められました。戦国末期には小田原に本拠地を置く後北条氏の家臣として活躍します。神流川の戦い(かんながわのたたかい)は、天正10年(1582年)6月16日から6月19日にかけて、織田信長が本能寺の変によって敗死した後、織田方の滝川一益と北条氏直・北条氏邦が武蔵国児玉郡上里町周辺で争った戦いで、戦国時代を通じて関東地方でもっとも大きな野戦とも言われている戦いでした。成田氏は一族郎党を率いて北条側の武将として戦いました。豊臣秀吉の小田原攻めでは忍城に籠城し、石田三成を大将とする豊臣秀吉軍の水攻めを防ぎ、忍城は「忍の浮き城」と呼ばれました。成田氏の家臣団を記した「成田氏分限簿(なりたしぶんげんぼ)」には、1306人の家臣が記載されています。多くの家臣は熊谷を本拠に置く家臣たちでした。家臣の野口家が愛宕神社へ京都から八坂神社を勧進し京都の祇園祭りを熊谷へもたらしたと伝えられています。このお祭りは江戸時代後期に「うちわ祭り」とも呼ばれ関東一の祇園祭と呼ばれてきました。
P.S.
☆破綻した東電汚染水管理と「原発ゼロ」小泉発言の波紋 猛暑でも乗り切れた現実
私たち国民は政府と電力会社の原発安全神話に騙され続けてきました。そしてその神話が破綻しても安全安全と言い続けた政府と東電に再び騙され続けてきたのです。
☆金融庁、銀行の融資拡大を強力プッシュ “前のめり”に困惑の声も…
金融庁の考えていることは簡単に分かりますが簡単にはいくはずがありません。いくら蛇口を緩めても水を撒く場所も力もまだないのです。せいぜい株を少し上げる程度でしょう。根本的に経済政策と金融政策を間違えているのです。或いは頭が悪すぎるのでしょう。頭の良い東大を出ていても生きた経済が分かっていないのです。不良債権予備軍がますます積み上がるだけです。住宅関連では絶対に借りてはいけない人達が借りることになり不良債家の山をいずれ築くことになります。
☆フラット35、再び頭金なしOK 消費増税の負担軽減策
これでは全額借金で家をローンで買う事になります。これは金融庁の指導によるのでしょう。これはいずれローン破綻をする予備軍を政府が作っているようなものです。
☆日本は軍事費増強の前に福島第一原発の汚染水問題を解決すべき―中国人専門家
確かにその通りだと思います。しかし中国も軍拡よりも前に中国経済を健全化すべきでしょう。シャドーバンキングの問題は破綻すると世界中に迷惑をもたらします。不動産への過剰投資は崩壊寸前です。
☆中国ゴーストタウン問題 推進の李首相に党機関紙が批判記事 (2ページです)
中国共産党の機関紙の人民日報が自分達の総理大臣を批判するとは考えられない事です。中国共産党内部での争いが本格的になっているのでしょう。
☆米国の36カ所を核弾頭が狙い撃ち? 実戦配備の日が近い中国の原子力潜水艦 (3ページです)
これは本当の話でしょう。アメリカにとっての悪夢は中国で政変が起きて中国共産党が下野して新しい権力が生まれる事でしょう。新権力は軍部が握る事になります。新政権はどんな軍事行動を起こすか分からないのです。
☆社説:婚外子差別違憲 長かった平等への道
☆婚外子差別―遅すぎた救済のつけ
時代の趨勢でしょう。当然の事だと思います。今後日本の婚姻形態は大きく変化をすると思います。同性婚や夫婦別姓等々色々と出てくると思います。それでも良いのだと思います。
☆田中正造 没後100年 「終焉の家」栃木・佐野 史跡指定
田中正造は私の尊敬する人物です。偉人国士終焉(しゅうえん)の地を訪れてみたいと思います。いま福島第一原発事故からの放射能漏れに関して、政府や多くの政治家はどちらへ顔を向けているか分かりません。いまこそ足尾銅山の鉱毒事件で権力に公然と歯向かい戦い続けた明治の政治家を思い起こして貰いたいと思います。彼の戦いがなければ利根川流域の埼玉・千葉・茨城県の多くの水田地帯は農業が出来ない土地になるところでした。最後にブロガーのshibataさんから昨日のブログへのコメントです。田中正造の言葉です。《真の文明は山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺さざるべし》