上野東照宮 ぼたん苑の春牡丹2 |
牡丹の故郷は中国の北西部と言われています。中国では古くから漢方薬の原料で牡丹皮(ぼたんぴ)と呼ばれ薬効は消炎・止血・鎮痛で色々な漢方薬に使われています。隋の時代には花を楽しんでたようです。唐の時代になると「花の王」と称され特に玄宗皇帝の時代には非常に持て囃されて高額な金銭で売買をされました。日本への渡来は花の美しさよりも漢方薬の原料として日本へ来たようです。紫式部の「枕草子」に牡丹の事が書かれていてこの頃に日本へ来たのかも知れません。平安時代には遣唐使達の手によって色々な花が中国から渡ってきました。薔薇も日本在来種の野薔薇もありましたが観賞用の大輪の薔薇も中国から遣唐使達が持ち帰ったのでしょう。牡丹は一説では空海が薬草として唐から日本へ持ち帰ったとも言われています。
白居易の牡丹芳(はな)より抜粋
衞公宅靜閉東院 衛公の宅静かにして東院を閉ざし
西明寺深開北廊 西明寺(さいみやうじ)深くして北廊を開く
戲蝶雙舞看人久 戯蝶(ぎてふ)双舞(さうぶ)して看(み)る人久しく
殘鶯一聲春日長 残鴬(ざんあう)一声(いつせい)して春日(しゆんじつ)長し
共愁日照芳難住 共に愁ふ 日照らして芳(はう)の住(とど)め難(がた)きを
仍張帷幕垂陰涼 仍(すなは)ち帷幕(ゐばく)を張りて陰涼(いんりやう)を垂る
花開花落二十日 花開き花落つ二十日(にじふにち)
一城之人皆若狂 一城の人皆狂へるが若(ごと)し
(意)
ひっそりとした衛公の邸宅は東院を閉ざしているが、
奧深い西明寺の境内では北の廊下を開放している。
牡丹の上を蝶が双つ戯れて舞い、人々はいつまでも花を眺めている。
里に留まっている鶯が一声鳴いて、春の日は長い。
人々は共に嘆く、日が照りつけて牡丹の色香の保ち難いことを。
そこで垂れ幕を張って涼しい影を落とす。
花が咲いて花が落ちる、その間二十日、
城中の人は皆物の怪に憑かれたかのようだ。
この歌は平安貴族の必読書の唐の詩人「白居易」の漢詩集「白氏文集」に載っている漢詩です。和漢朗詠集でも最後の2句「花開花落二十日 一城之人皆若狂」が載っています。和漢朗詠集は藤原公任撰の歌集で和歌216首と漢詩588詩(日本人の作ったものも含む)の合計804首が収められています。和漢朗詠集は平安貴族が暗記をしていなくてはならないもので、多くの宴席などで参加者全員でその席に相応しい歌を唱和をしていたと言われています。たぶん節をつけて詠ったのでしょう。どんな節だったのでしょう?
P.S.
☆室戸岬沖、網に深海魚105匹 専門家「海に異変か」
誰でも南海トラフとの関係を疑いますね。どうも最近深海魚が次々と水揚げされます。何かが起きているのでしょう。原発の安全性を急ピッチでチェックをしないといけません。原発周辺の市町村は避難に関しての訓練が必要となるでしょう。そして連絡方法も考えないといけません。弱小自治体には財政的な援助が必要でしょう。電力会社は知らん振りをするでしょう。政府と自治体は地域住民の生命と財産の安全を守る義務があります。逃げられませんよ!
☆福井沖でマフグ大漁の謎 定置網に例年の数十倍
これもおかしな話ですね!日本海側でもオカシイのです。日本海を震源とする地震も起きる可能性があるのでしょう。あるいは南海トラフの活動が半端ではなく日本海側も影響を受けると言う事なのでしょうか?地球が活動期に入っているのでしょう。原発がただただ心配です!
☆中国、不動産バブルの崩壊で影の銀行にも連鎖リスク (2ページです)
現在過去を見ても中国のような政体は存在していませんので不動産バブルがどのように破綻をするかは分かりません。中国では土地の私有は認めていませんので中国の不動産バブルは日本のゴルフ会員権バブルと似ていると言えるでしょう。つまり施設使用権と言う資産の保障の無い紙切れと同じなのです。
☆中国不動産、香港富豪が大量投げ売り 海外投資家の「中国売り」加速 (3ページです)
利に聡い香港の中国人です。儲けるだけ儲けています。本当の金持ちはもう売り逃げています。ババ抜きのババを掴む人は日本も含めて世界中だいたい決まっているのです。
☆【コラム】韓国の恥ずべき自画像
韓国の朝鮮日報の記事です。
☆オバマ歴訪…韓-米-日‘同床異夢’
韓国のハンギョレ新聞の記事です。
☆<韓国旅客船沈没>海運会社実質オーナーと系列会社代表の多数が「宗教団体の信徒」
キリスト教福音浸礼会を海運会社の会長が主催しているのだそうです。キリスト教徒名前を付けているようですがキリスト教会とは全く別物の新興宗教のようです。世界統一教会と同じようなものでしょう。韓国の検察は会社の資金が宗教に流れていると見ているようです。
☆過積載や「船体改造」は利益至上主義のせい? セウォル号事故に潜む韓国経済「負の構造」
報告と実際の数字との差は脱税だったのでしょう。過去の利益がどこへ消えたかを韓国の検察が調べているのでしょう。
☆<韓国船沈没>海洋水産部の「不正常な慣例」を調査=海運業界との“癒着”も原因に―韓国
日本の原発も同じようなものですね。政界官界と財界との癒着です。世界共通なのでしょう。
☆「ウクライナとクリミアの歴史的経緯を鑑みれば、ウクライナが"善"でロシアが"悪"なんていう簡単な構造ではないことがわかります」
日本が戦後生んだ最高級のスパイと言われる元外務官僚の佐藤優氏の記事です。目から鱗です。
☆厚労省と経産省、官製談合の疑い~巨額「基金」隠れみのに、入札めぐり天下り先へ配慮
政治家がシロアリ退治に失敗をしたのです。いまやシロアリと一緒に政治家が国の財政を食い物にしています。
☆海自自殺訴訟:いじめ原因と認定 東京高裁
この事件が原告側の全面勝訴になったのはある海上自衛隊三等海佐(少佐)が乗組員に対して虐めのアンケートの存在を法廷で暴露をしたためと言われています。現在この三等海佐は国家機密の漏えいの疑いがかけられているのだそうです。これは国家機密でしょうか?新しい特定秘密保護法によれば機密が明確になっていません。権力者と言うより官僚、この場合は自衛隊の幹部が機密と断定すれば国家機密となってしまうのです。自分達に都合の悪い事は機密に指定できるのです。法廷では特定機密保護法により証言を拒否すると法廷侮辱罪にも問われるかも知れません。おかしな法律なのです。安倍が作った法律ですからおかしいのは当然です!
☆「尖閣に安保適用」明言へ 日米、防衛義務確認で最終調整
お土産を持たせるのが日本の風習です。TPPでしょうね。玉虫色では後々しこりが残ります。
☆4月24付「天声人語」です。
まさに今の日本がそうですね!
ボタンは存在感がありますね~
我が家のボタンも咲いています。もうすぐヤマシャクヤクも咲きそうです。
最近あちこちで見つかる深海魚! 恐ろしいことの前触れでないことを願うばかりです。
心配なのは原発ですよね~
このままで日本は大丈夫なのでしょうか・・・
やはり牡丹の花は見事ですね!
深海魚は水温だけでは説明が出来ないでしょう。やはり海底で何かが起きているのでしょう。南海トラフの動きが大き過ぎて日本海側の海底にも影響が出ていると見るのが妥当でしょう。いまから原発の処理は間に合わないでしょうから無事を祈るしかありません。