長野県佐久市 茨城牧場長野支場 |
長野県佐久市の「独立行政法人家畜改良センター茨城牧場長野支場」は佐久市内からほど近いところにある牧場です。主に山羊とウサギや飼料作物種子の増殖を研究している機関です。元々は長野県種馬の研究機関として日清・日露戦争の日本産の軍馬の増強の研究機関として発足をしました。在来種馬に外国種馬を交配して、体格の増大と能力の向上を図り、国防上にもまた産業上にも役立つ馬をつくろうとするもので種馬を作る事が目的だったようです。戦後は軍馬の必要性が薄れたために山羊とウサギの研究と飼料作物の研究機関となりました。ここの桜は見事の一言でした。初めて行ったのですがビックリでした。佐久地方は連休の初めごろには桜は終わっている地域が多いのですが今年は少し遅れたので素晴らしい桜を見る事が出来ました。
佐久地方は武田信玄の東信侵攻に最後まで抵抗をしてきた地方で、東信州の佐久地方を武田信玄が押さえる事に成功をして碓井峠と内山峠を使って、初めて武田信玄は関東へ北から進出する事が出来たのです。私の親戚で佐久地域を纏めていた豪族の一族で武田信玄と長い間争って後、武田信玄に隷属して武田氏の関東進出の尖兵として内山峠から関東へ下った子孫がいます。関東へ攻め下り岩槻に本拠を構えていたそうですが武田氏の滅亡により埼玉の吉見に本拠を移し、そこで土着をしました。今でも家老の家とか物頭の家が残されていて、戦国時代の軍団のままの様で雑務は家臣団で行ってくれているようです。いまは誰も住んでいない広大な屋敷はお濠に囲まれていて、その周りに家臣の家が点在しています。建物は古くて危険なために遠くから見るだけですが、町役場では歴史指定をしたがっているそうですが断り続けていて早く壊れてくれないかと言っていました。本人は今でも旦那様と言われています。法事でお墓に行ったのですが山の下に家臣団の墓があり、山の中腹に一族の墓が慶長年間からの歴代の墓が残されていました。山の中腹のお墓で家老にこの家の土地はどこまでと聞くと「見渡す限り」との返事でした。戦国末期の関東は武田信玄と上杉謙信が小田原の北条氏を挟んで関東での覇権を争いました。武田氏も上杉氏も関東から本国に引き揚げるときに関東各地に信頼できる部下を残して本国へ引き上げて行ったのです。再び関東へ攻め下って来る時に情報収集と旗頭とするためでした。
新葉集から宗良親王(むねよししんのうorむねながしんのう)のうた
信濃路や 見つつわがこし 浅間山
雲は煙の よそめなりけり
(意)信濃路にずっと眺めて来た浅間山。頂の雲と思ったのは、噴煙を見間違えていたのだった。
後醍醐天皇の皇子。母は二条為世の娘為子。護良親王(尊雲法親王)・後村上天皇の兄。元徳二年(1330年)二十歳にして兄尊雲の跡を受け天台座主となる。元弘元年(1331年)後醍醐天皇と共に笠置に拠ったが、翌年捕えられて讃岐国に流されました。鎌倉幕府滅亡後に帰洛し、天台座主に復しました。足利尊氏らの蜂起によって父帝後醍醐天皇の親政が瓦解した後、還俗して宗良親王と改名。以後、遠江国井伊谷・越後国寺泊・信濃国大河原などを転々とし、南朝勢力挽回のため奮闘しました。この間に武蔵国、上野国を転戦しましたが延元三年春頃、敗戦により一度は吉野へ落ちのびました。後に再び信州大河原城に落ち着き、以後はここを主たる拠点とした言われています。観応の擾乱(足利尊氏の弟の足利直義派と足利家の執事である高師直派の対立)を機に反撃に出て信州諏訪へ移ったのですが、甲斐国桔梗原の決戦で北朝方小笠原氏らの軍に敗れ、東国の南朝方には大きな痛手となりました。敗戦後に信濃から吉野行宮に帰り、大和長谷寺で再度落飾しましたが、再び信濃に下りました。一生を南朝の武人として過ごした皇族将軍でした。
P.S.
☆【桜井紀雄の劇的半島、熱烈大陸】韓国、旅客船沈没で「日本見習え」…最後までとどまった船長、救助率96%、番組対応まで称賛 (3ページです)
☆韓国でも日本企業の差し押さえ現実味? 商船三井の対中和解の波紋 (3ページです)
非常に不味いですね!
☆日大教授・水野和夫氏が語る(上) 「資本主義は死期に突入」 (5ページです)
☆日大教授・水野和夫氏が語る(下) 「ブロック経済の備えを」 (3ページです)
資本主義は終わっているのでしょう。しかしそれに代わる物がないのです。あるのは混乱だけです。
☆中国国民の関心はオバマ訪日よりも暴動事件 力による制圧がますます強まり、もはや一触即発の状態 (4ページです)
今年は例年に比べても中国各地での市民の暴動事件が多い様です。治安維持に強硬策を取れば逆作用となります。難しいですね。中国の動乱は決して日本にとっても利益ではありません。巨大国家で多民族国家を統治するのは難しいのです。
☆米、露へ追加制裁…17企業の資産新たに凍結
アメリカのオバマ大統領の国際戦略は少しおかしいのではないかと思います。EU諸国は渋々とアメリカに従っているのでしょう。生命線の天然ガスをロシアに握られていては今年の秋から寒さへ向かって大変な事になります。プーチンもしたたかです。シリアではオバマに貸しを作りました。
☆米軍:比に回帰…新協定調印 南シナ海、中国にらみ
オバマ大統領は中国と仲良くしたいのは明らかです。しかし同盟国を失う事は出来ないのがジレンマで、奥歯に物が挟まった様な声明になるのです。
☆コラム:米国のアジア戦略に必要な「3カ条」
難しいですね!全てが中国の習政権がどこまで中国国内を抑えられるかなのでしょう。膨張主義、覇権主義を国内を纏める手段として利用しているのでしょうが、一つ間違えると大変な事になります。
☆減速する企業業績に警戒感、「保守的」と割り切れず株価下落
政府の大本営発表の様なニュースを垂れ流している大手マスコミにも問題があります。一方で日本の外国メディアの情報は冷静に正確に見ています。日本の実体経済は大本営発表とはだいぶかけ離れています。アベノミクスの限界が見えているのです。
☆2060年度 債務残高は8000兆円余に
先の話だと思ったら大間違いです。これはアベノミクスが大成功で終わった時の話で、失敗をすれば2060年どころではなく、すぐそこに危機が来るのです。
枝垂れ桜、見事な枝ぶりです。
ここの桜は本当に見事でした。
やはり日本は広いですね。関東の桜は終わっていますが信州は盛りに差し掛かっています。
数年前 北信州の一本桜を見るツアーに参加しました。
葉桜寸前の状態でした。
この茨城牧場長野支場の桜は、幹が太くて見応えありそうですネ。
色々と桜の咲く場所を知っておられるので驚いてます。
やはり年の功でしょう!桜は桜の種類によって毎年咲くタイミングが地方地方によって違います。難しいですね!