日光植物園1 |
日光植物園は都内文京区にある東京大学大学院理学系研究科附属植物園(小石川植物園)の日光分園です。はじめ1902年(明治35年)に東照宮付近に開設され、1911年(明治44年)に現在地へ移転しました。 その後、隣接する旧田母沢御用邸の一部等が加えられ、現在の面積106,980m2(32,361坪)になりました。
夕雨と題する大正天皇の歌。
かきくらし 雨降り出でぬ 人心
くだち行く世を なげくゆふべに
(意)雲深くたれこめて雨まで降り出してきた、人々の心が日に日にすさんでゆく世の姿を深く嘆いているこの夕べに。
この歌は大正9年に詠われました。大正10年に皇太子(昭和天皇)が摂政として天皇の国事を代行し大正天皇は形式だけの天皇となりました。大正8年はベルサイユ条約調印の年で欧州列強は日本への圧迫を強めてきた時でした。日本の国民は政府の軟弱外交・米英屈従を強く非難する風潮が強まってきました。また拝金主義がはびこり日本国民の心が荒れてきたのを人間天皇だった大正天皇はひしひしと感じたのだと思います。平成のいまに共通するところがありますね。大正時代は明治時代の後を受け大日本帝国の拡張する時だったので、天皇制の憲法下では平和主義の大正天皇ではやりにくい軍人や政治家が沢山いたのでしょう。その点、非常に頭がよくて良い子だった皇太子時代の昭和天皇を利用することを考え付いた人達がいたのだと思います。この和歌の様に軟弱な天皇では列強の干渉を跳ね返す事は難しいと考えた人達は多かったのでしょう。大正天皇は大正10年に実際は日光で幽閉されたとの説が秘かに流れています。私も最近はその説を支持します。繊細な優しい心根を持つ大正天皇は精神的に次第に追い込まれて行ったのだと推測できます。大正天皇が実質的に幽閉された時期は日本が帝国主義国家として先進国に負けないで海外侵略で植民地を得たいと海外へ目を向けた時期とダブるのです。
現在の日本の平和憲法は侵さず侵されずの憲法です。いまの安倍政権は有耶無耶のうちに憲法を変えずに閣議決定で平和憲法を骨抜きにする事にしたのです。国民に議論されては困るので静かに、ナチスのヒットラーがワイマール憲法下で憲法を骨抜きにして全権を取得した全権委任法のように憲法解釈を変えようと言う願望だったのでしょう。ナチスドイツの時代でもドイツの憲法はワイマール憲法でした。しかし全権委任法によって骨抜きにされたのです。ナチスも安倍も国会の絶対多数を握っているのですから何でもできるのです。アメリカと集団的自衛権を結べば日本が中国と戦争になれば安保条約よりもっと強烈にアメリカは中国を攻撃する義務が生じます。一方アメリカがイランやイラクそしてシリアやイスラム国を地上戦で攻撃すれば日本の自衛隊は鉄砲担いで参戦をすることになります。日本国内は国際テロの脅威にさらされるのです。いまの日本ではとても耐えられません。この様な国際条約では片務(へんむ)条約はあり得ないのです。片務条約とは一方の条約国だけに義務が発生する条約です。通常は双務条約(お互いに義務が発生する)のです。それでは現在の日米安保条約では日本は沖縄をはじめ日本中にアメリカ軍基地を提供し日本は日米安保条約の双務性を十分に果たしているのです。つまり集団的自衛権の双務性からしてアメリカの戦争へ日本が参戦するのは当然の事となるのです。安倍はそこを国民に対して嘘をついているのです。つまりアメリカとの集団的自衛権は片務条約だと言っているのです。片務条約などは存在しません。敵対国にとって敵の同盟国は敵なのです。
P.S.
☆韓国の“経団連” 対日敗北宣言的なレポートを発表 無策朴政権を暗に批判? (3ページです)
韓国の朴政権のように反日だけで世論の支持率を上げようとする政権が隣にいる事は大迷惑です。とにかくまともな政策で国民の支持率を上げる事を考えてもらいたいですね。同じような事は日本にも言えますが!いずこの国も政治家のスケールが小さくなってしまいました。
☆政府発表はウソ GDPマイナス6.8%どころじゃない! (2ページです)
安倍政権は嘘ばかりついています。経済指標や集団的自衛権、その前の特定秘密保護法、日本版NSC(国家安全保障会議)みんな嘘で固めています。
☆原発の電気「価格保証」に経産省意欲、利用者転嫁強い批判も
政府と電力会社は原発の電気は「安い」と主張してきたのですが、実際は高いと言う事が明らかになってきたのです。政府と電力会社の理論は完全に破綻をしているのです!それを認めると原発関連の企業も含めた巨大な既得権益グループが破綻をしてしまうのです。簡単に言えば自民党へ献金が無くなると言う事なのです。
長年平和を享受して居た日本ですが、一部の人間の考えによりまた悲しき戦争への道をたどろうとしているんでしょうか?
それにしても、平和ボケした国民が多い事が残念ですね。
緑一杯の一番下の写真が好きですね!
戦争を始めたい人達には平和主義者の大正天皇同じように今上天皇は困った存在でしょうね。彼等にとっては幸いにして天皇が政治には口を挟めないのが現行憲法です。
日本の歴史は創作されるのですが、中国の歴史は史官が命を賭けて前政権の歴史を残します。現政権の都合の悪い事も書き遺すのです。しかし昭和天皇実録は面白いかも知れません。
日光は緑が深いです。