奥日光の金精峠の紅葉 |
古今集から坂上是則のうた
佐保山の ははその色は うすけれど
秋はふかくも なりにけるかな
(意)佐保山の雑木林の葉がうっすらと色づいた。その色は薄いのだけれど、秋という季節はすっかり深まったことであるよ。
金精峠は栃木県と群馬県の県境にある峠です。標高は2024メートルで、峠の下にある両県を結ぶ金精峠トンネルは標高1840メートルにあります。古来から日光山の僧や修験者たちの修行の場として開かれたといわれ、峠の頂上には金精神社がまつられています。金精神社の由来は、「生きた金精様」といわれていた道鏡の巨根です。言い伝えでは奈良時代、女帝の孝謙天皇は巨陰のため並の男根では満足できず、孝謙天皇は巨根の藤原仲麻呂(恵美押勝)を重用していたが、道鏡の修法により病気が治ると更に巨根である道鏡を寵愛するようになりました。しかし、孝謙天皇の崩御後、道鏡は皇位を窺った罪で下野薬師寺別当に左遷されてしまったのです。大きく重い男根を持つ道鏡にとって、下野薬師寺までの旅は過酷なものであり、特に上野国(群馬県)より下野国(栃木県)への峠越えはとても厳しいものでした。道鏡はあまりにも自分の男根が大きく重かったため峠で自分の男根を切り落としてしまったとも、孝謙天皇に捧げるつもりで峠で自分の男根を切り落としてしまったともいわれています。その切り落とした道鏡の男根を「金精様」として峠に祀ったのが、金精神社の始まりとされているのです。しかしこれはまず100%嘘です。孝謙天皇(再祚して称徳天皇)が道鏡を天皇にするために色々と画策した事は事実かも知れません。しかしそうだとしたら道鏡は孝謙天皇が亡くなった時点で殺されていた筈なのです。孝謙天皇は道鏡を太政大臣禅師に後に法王に任じました。下野薬師寺別当とはかなりの左遷ですが殺されずに下野国への左遷で済んだのはお話が嘘であった証拠でしょう。左遷先は当時薬師信仰が盛んな時で日本三大薬師の別当です。孝謙天皇は女帝で夫はいませんでした。そのためでしょうか猜疑心が強く自分の血筋である天武天皇(大海人皇子)系の男子は全て殺し尽しました。そのために天武天皇の血筋は孝謙天皇で途絶えました。代わって天皇位に就いたのは天智天皇(中大兄皇子)系の白壁王が光仁天皇として即位しました。天智天皇系も天武天皇系も蘇我氏の血を引いています。
現在の天皇制度は明治天皇の曽祖父の光格天皇が皇統が途絶えたために傍系の閑院宮(かんいんのみや)家から婿養子として天皇家に入ったので、中世から途絶えてきた朝廷の儀式などの復活に力を注ぎました。この時に天皇制度に関しても研究をしたようで、天皇号の復活や、万世一系の考え方もこの時代から始まったとも言われています。昔は天皇は「天皇」とは呼ばれないで「院」と呼ばれていました。天皇の名前を付けたのは光格天皇からはじまる天皇の研究から明治維新により権力を握った明治天皇の権威づけのためでした。歴史的にみると何度も皇統は断絶していますが、必ず傍系や皇籍離脱した元皇族の男系に皇統を継がせて現代に至ったのです。明治維新によって出来あがった現在の天皇制度も光格天皇から始まったとも言われています。私達の30代遡ると日本人は全員親戚になるとの話が昔ありました。研究した人がいるそうです。つまり日本人は全員が天皇家の親戚であると言う事です。
P.S.
☆アベノミクス、もはや「円安」は効き目なし? 株価はいまが騰落の「分かれ道」なのか
私は安倍は大嫌いですが、アベノミクスは基本的な考え方は大賛成です。しかし一番大事な改革の肝である第3の矢を全く打てませんでした。第3の矢が一番重要な事で既得権益に対する挑戦とも言えるものでした。第3の矢を打たなかった事によってアベノミクスは失敗になったのです。逆に言えば国民に大きな負担を増やしてしまう結果となるでしょう。第3の矢が打てないのならば、アベノミクスはやらなかった方が良かったのです。このままでは傷を深めてしまいます。株価は上がれば下がり下がれば上がるのです。政府が株価を意図的に操作をしようとすると必ず失敗をします。
☆アベノミクスの先行きに赤信号点滅=消費増税と円安物価高で庶民を直撃―中小企業も青息吐息
嘘の大本営発表は信用されなくなっています。
☆訪朝団派遣はリスクだらけ 北朝鮮の本性と崩壊寸前の内情を見抜け / 早稲田大・重村教授 (2ページです)
非常に難しい問題です。安倍の腹が自分の支持率アップにしか無いだけに北朝鮮に見透かされて危険だと思います。
☆国連が激怒 安倍とシンパ議員が紡ぐ極右在特会との蜜月(『サンデー毎日』2014年10月5日号)
幾ら口先で誤魔化しても世間には通用はしません。特にネオナチに関しては国際的に危険視をされるのは当然なのです。第2次世界大戦を引き起こした前科があるのです。日本も同じですが日本は法的に規制を掛けませんでした。それはアメリカの占領軍の方針でネオナチを非公然とはしたのですが、逆に対ソ連戦略の一環として日本のネオナチを残したのです。
☆香港はどこへ行くのか? 自由や民主主義のありがたさを知る人々の反対に、習近平は追い詰められている (3ページです)
香港の騒乱は天安門事件より大きな問題となるでしょう。天安門事件は中国国内のそれも北京で起きた事です。中国共産党はいくらでも強権を振るえたのでしょう。しかし香港は違います。国際的に開かれた土地でもあり民主主義の素晴らしさを身をもって体験してきた人達です。中国共産党は対香港への一つの間違いで中国全土が大混乱に陥る事を恐れているのでしょう。それだけ中国共産党の力が弱くなっているのです。しかし人民解放軍は逆に力を付けてきています。
☆香港での抗議行動への習近平の危機感、焦り (4ページです)
いずれにしても中国共産党は騒乱前に一時的でも抗議行動を治めてから中心人物を一斉逮捕して北京へ送り監禁するでしょう。その後は生かすも殺すも自由に出来ます。
☆香港で高まっていた嫌中感情民主派デモで問われる一国二制度の真価 (3ページです)
難しい問題です。
☆海外旅行で嫌がられる中国人・・・専門家「自国における野蛮な振る舞いを国外に持ち出すからだ」
昨年のヨーロッパ旅行でルフトハンザのビジネスクラスで行きましたがビジネス席はほとんどが中国人客で後ろの方に日本人の団体が乗っていました。空港到着して機内の出口へ向かって歩いていると日本人の乗っていた席はほとんど汚れていませんでしたが中国人の団体客の座っていた場所はゴミ溜めの様な汚さでした。どの様にしてこれまで汚くできるのかが不思議でした。民族の違いと言えばそれまででしょうが、中国人は毛沢東の起こした文化大革命のように強権でもって統制しない国内が治まらない性質を持っているのだと思います。つまり放置をしておくと自由勝手になってしまい、自分が中心で世界が回っている様な動きをしてしまうのです。
☆【お金は知っている】中国人の「銀座の宴」は今がピーク ドル連動の人民元増に限界 (2ページです)
昔の日本が全く同じでした。NY郊外の高級住宅地を購入したりNYの象徴的な巨大ビルを購入したりしました。そしてハワイのリゾートを競争して金持ちたちが買ったものでした。中国も今が最高の時でしょう。これから下がるだけです。先日私の自宅の前の土地を中国人達がワイワイと言いながら売り出しの紙を見て騒いでいました。こんなところまで中国人が押し掛けてきたのかとビックリをしました。中国人にとって見ては日本ほど平和で治安の良い国は無いのでしょう。中国から逃げ出したい中国人が日本へ雪崩を打ってくる可能性は非常に高いです。首都圏の湾岸地域のマンション群は日本人はほとんど買わなくなったと言うより買えなくなってきていて、代わりに中国人がどんどん買っているそうです。管理費と言う感覚が中国人には無いので管理会社とのトラブルが増えるでしょう。マンションの維持が出来なくなるマンションも増えてくると思います。発売業者によって外国人への発売規制を内部で規制している業者もいるようですが、売れ残りが出ては利益が出ません。
☆韓国経済、アジアで“最悪”更新中 朴槿恵政権の“失政”も要因に (3ページです)
韓国の朴大統領は失政続きです。それでも支持率が40%を超えているのが不思議なのです。女性大統領だからダメと言うのではなく、この女性は人を信じない性格なのです。韓国の大統領制度は絶対君主制度なのです。絶対君主が権力を握り込んでいては良い政治が出来るはずが無いのです。人を信じて自分の専門分野以外は任せる度量がなければ政権の維持は出来ません。今後も混乱が続くのでしょう。日本にとっても好ましい事ではありません。
☆アベノミクス完全破綻…日銀短観発、バブル崩壊が始まった
第2次世界大戦で日本政府は日本国に戦火が近づいていても勝った勝ったと叫んでいました。安倍政権は全く同じです。
☆百貨店、流通、飲食ボロボロ…消費増税で繰り返す「あの惨状」 (3ページです)
一番大事な第3の矢を打たなかったから当然なのです。まともに物事を考えられる人達は最初からアベノミクスの問題点は第3の矢だと言っていました。愚かなアベノミクスです。日本国に大きなダメージを当てる事になります。
私はこの数年、撮影のチャンスを見逃しています。
これから本格的なシーズンです。台風が心配です。
今年は紅葉がちょっと早いようなので私もそろそろチェックしようかなと思います
今年はどこも紅葉が早い様です。連続する台風に影響を受けなければ良いのですが!