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建礼門院右京大夫(けんれいもんいんうきょうのだいぶ)の家集「建礼門院右京大夫集」から
面影を 心にこめて ながむれば
忍びがたくも すめる月かな
(意)あの人の面影を心に秘めて、思い出すまいと努めながら夜空を眺めると、やはり堪えきれなくなってしまう。あまり美しく澄んでいる月に。
詞書に「月の夜、例の思ひ出でずもなくて」(月のきれいな晩、いつものように、あの人のことを思い出さないこともなくて)と書かれています。建礼門院右京大夫は承安二年(1172年)高倉天皇の中宮となった平徳子(清盛の娘、のちの建礼門院)に出仕する。やがて平資盛(重盛の子)と恋仲になりました。治承二年(1178年)以前に宮仕えを退きました。資盛は寿永二年(1183年)7月、平家一門と共に都落ちをしましたが、その直前に逢う機会があり、永の別れを告げられました。資盛は恋人の建礼門院右京大夫に自分の死後の菩提を弔ってくれることを依頼して西国へ落ちて行きました。翌年、手紙を交わしたのを最後の便りとして、資盛は元暦二年(1185年)3月、源義経の攻撃によって壇ノ浦に入水して果てました。都で恋人の死を聞いた後、大原寂光院に建礼門院を訪ね、その後比叡坂本を旅し、資盛の追善供養に努めました。建礼門院が壇ノ浦で入水後助け出され、大原に逼塞したのも建礼門院右京大夫のアドバイスによると言われています。建礼門院右京大夫は坂本で日本人として初めて星座を和歌にした女流歌人としても有名です。彼女の和歌は美しい歌が多く、また「建礼門院右京大夫集」は歌集と言うよりも日記のように政治的な動きなども書かれていて歴史的資料としても第1級の資料と言われています。私の大好きの歌人の一人です。
大夫(たいふ、だいぶ、たゆう)と太夫(たゆう)は平安時代以降は同じでしたが一般的に大夫を使いました。貴族の最下級の五位の者を大夫と呼びました。一方江戸時代に芸妓における太夫の称号は江戸時代初期に誕生し、当時は女歌舞伎が盛んで芸達者の役者が「太夫」と呼ばれたのが始まりだといわれています。また遊廓が整えられ遊女の階級制が確立して、美貌と教養を兼ね備えた最高位の遊女に太夫の名称が与えられました。京の島原、江戸の吉原、大坂の新町に太夫が配置されるようになったのです。主に公家、大名、旗本ら上流階級を相手にし、豪商達の相手ともなりました。
P.S.
☆日経平均は大幅反落で4カ月半ぶり安値圏、リスク回避強まる
☆日経平均、400円超安=東京株式前場
昨朝はアメリカの原油先物が続落です。どうもおかしな雲行きです。
☆米株市場の急落、金融アドバイザーらは様子見を助言
素人はこの様な時に大儲けをしようと手を出して大火傷を負うのです。黙って見ている方が正解です。
☆<エボラ出血熱>国内検査に懸念…危険ウイルス扱えず
舛添都知事が厚労大臣だった時にサーズ騒ぎが起きて政治家だけが大騒ぎをしました。あの時は舛添のパホーマンスでしたが今回はそんな騒ぎをしている暇はありません。舛添は大騒ぎをして結局は防疫に関してほとんど何もしていなかったのですね!何とか日本も食い止めないと大変なことになっしまいます。航空機を使ってエボラの患者が日本に入ってくると航空機も汚染されたことになります。航空機は使いまわしをしているので感染が広がる可能性もあります。
☆来月施行「過労死防止法」のマヤカシ…企業に罰則の文言ナシ (3ページです)
安倍政権に何を言っても無駄です。既得権益擁護の政権なのです。声なき声の庶民の声など聞く耳は持ちません。やはり一番大事なのは公共投資からの利権なのでしょう。稼げるときに稼がないとと言う事です。
☆円安批判は正しい?消費増税による景気減速への批判回避か 円安の効果を“冷静に”整理 (2ページです)
政府は物価が上がっているのは円安のせいであり、消費増税のせいではないと言っています。ここに嘘があるのです。実際は完全に政府の日本経済の現状の読み違いがあるのです。これほど日本が空洞化している事に気が付かなかったのです。まだ日本企業が国内で生産を続けていれば円安の効果は非常に大きかったはずです。しかし実際は海外へ工場を移転した後だったのです。そして大企業は内部留保をどんどん増やしているのです。法人税減税など10年ほど前の発想です。大企業は法人税減税と消費税の戻し税でどんどん太るだけです。その金で国内生産を増やさないで海外へ生産拠点をどんどん移そうとしているのです。まさに逆噴射を続けている安倍政権です。
☆ミツバチ保護は重要、国連報告書 農業生産に貢献大
確かにミツバチは減っているように感じます。代わってスズメバチが増えているのでしょう。
☆iPS細胞使い肌細胞若返り 67歳→36歳 コーセー
本当に成功したのならば化粧品業界も大変な事になります。エステ業界も大変です。
☆(朝鮮日報日本語版) 韓米共同開発のES細胞治療剤、失明患者の視力を回復
今度はES細胞です。
☆全銀協会長、振込時間延長を表明 休日送金も検討
こんな事は当然の事で遅過ぎます。そもそも振込手数料が高過ぎます。コンピューターなのですから投下資本とメンテナンスだけのはずです。振込手数料は銀行による暴利です。
☆これで政治家としての小渕優子は終わった
終わったか終らないかは分かりません。しかし追い詰められているのは確かでしょう。どう見ても言い訳は効きません。このままだと大臣辞職だけでは収まらず、議員辞職までする事になると思います。やはり安倍の力が落ちているのでしょう。政治家はみな同じような事をしていますが、前内閣では一人も辞めなかったと思います。松島や山谷そして小渕と続くトラブルの情報源は自民党内か官僚でしょう。
☆暴落(中東産原油)
サウジアラビアは大増産しています。その理由はロシアとイランだとされています。原油が下がる事は日本経済にとって良い事なのですが、何時また上がるか分かりません。サウジの本当の意図は分かりません。アメリカが昨年から度々サウジの原油増産を働きかけていました。特にロシアのウクライナでの横暴からアメリカはサウジに激しく迫ったようです。相場師には乱高下は一番儲かるのですが、平和な生活をしている一般の地球人にとっては迷惑な話です。
☆京都・嵐山の紅葉見ごろは11月下旬ごろ? ── ウェザーニューズが紅葉見ごろ予想