日光金谷ホテルの紅葉 |
日光金谷ホテルは明治6年(1873年)6月に開業し現存する日本最古のリゾートクラシックホテルとして、登録有形文化財・近代化産業遺産に指定されています。日光東照宮の楽師(笙奏者)だった金谷善一郎氏が自宅を改造して、外国人向けの民宿として「金谷カッテージ・イン」を開業したのが始まりで、のちに現在地に在った建設中で放置されていた「三角ホテル」(みかどホテル)を買収して「金谷ホテル」として営業を始めました。レストランは昔から有名です。何度か食べた事がありますが、味は少し疑問符が付きます。以前は都内の有名私立女子高校の修学旅行で日光金谷ホテルでフレンチを食べる事がコースに入っていました。しかしレストランは素晴らしい作りです。神橋の手前の金谷ホテルへの道の入り口に立つ銅像は日光山内を戦火から救った板垣退助です。板垣退助は土佐藩出身で官軍の東山道先鋒総督府参謀でした。命令により関東の旧幕府軍の討伐を命じられ、日光山内に立て籠もった旧幕府軍の大鳥圭介が率いる精鋭部隊の旧幕府伝習隊と対峙をしました。板垣退助は官軍の本陣を鹿沼に置き日光の輪王寺の末寺の僧侶を使者として日光に立て籠もる旧幕府軍と交渉して旧幕府軍を日光山から退去させました。おかげで日光山内は戦火から免れたのです。
玉葉集から清原元輔(きよはらのもとすけ)のうた
思ひいづや 人めなかりし 山里の
月と水との 秋のおもかげ
(意)あなたは思い出しますか。人目のない所で二人で見た、山里の月との秋の美しい風景を。
清原元輔は「枕草子」の作者清少納言の父親です。この和歌は家集の「元輔集」には
思ひ出づや 人めながらも 山里の 月と水との 秋の夕暮
とあります。果たしてどちらが良い歌でしょうか?清原元輔は10世紀半ば過ぎに活躍しました。玉葉集は鎌倉時代14世紀前半に編纂された勅撰和歌集です。
P.S.
☆福島原発の今/使用済み核燃料の取出し作業はなぜ遅れているのか?「やればやるだけ困難が増えてくるということが東京電力も国も身に沁みて分かってきたという事だと思います」〜第100回小出裕章ジャーナル
政府も東電も、どうしたらいいのか分からなくなっているのでしょう。どうなるのでしょう?今後も福島第一原発事故現場からは放射能は漏れ続けます。再び福島第一原発で事故が起きないとも言えないのです。私達の生活も常に紙一重なのでしょう。
☆イラク:“幽霊兵士”5万人 給料は上官が着服
腐敗をしていてはイスラムゲリラと戦えません。酷い話です。
☆東証一時1万8000円台 実体経済との乖離が鮮明に
異様で異常です!政府がバクチを打っているのです。「毒を食らわば皿まで」と言う事なのでしょう。危険な状態です。マネーゲームで損をするのは国民です。政府系や日銀が株を買ったり国債を買うのはいずれは売らなければならないのです。売れば相場は大暴落確実です。そうなれば奈落の底です。禿鷹集団が先物相場で仕掛けてくれば日本政府だけでは太刀打ち出来ません。政府に非常に近い産経新聞が書いているのです。
☆増税先送りの弊害を軽視し過ぎではないか? イングランド銀行が日本国債に「ダメ出し」 (4ページです)
安倍は歴史に名を残したい願望が強いのです。祖父の岸信介のようになりたいのでしょう。このままでは安倍は間違いなく歴史に名を残すでしょう。それも悪名です。日本経済を破滅に導き、そしてアメリカと一緒になって戦争を始めた極右のナチとしての名前でしょう。その時に国民が気が付いても遅いでしょう。
☆(時時刻刻)秘密法、消えない不安
☆秘密保護法が施行 外務・防衛 6万件指定
☆秘密保護法:10日施行 「知る権利」侵害の恐れ (2ページです)
今日から施行となりました。恐ろしい法律に一人歩きを始めるでしょう。法律とは一人歩きを始めると誰も止められなくなる可能性が大きいのです。そのために法の暴走を止める手立てが必要なのですが、安倍政権は最初から暴走させるつもりなのでしょう。「論語」泰伯から「由(よ)らしむべし知(し)らしむべからず」(為政者は人民を施政に従わせればよいのであり、その道理を人民にわからせる必要はない)。いつの間にかに暗い戦前の日本に連れ戻されるでしょう。安倍の言う「戦後レジームからの脱却」とは戦前に戻す事でしょう!フランス革命以前の旧体制を意味する「アンシャン・レジーム(Ancien régime) 」とは旧体制に戻す事です。安倍はそこまで考えていないかも知れませんが、世界史ではレジームとは旧体制に戻す事なのです。つまり戦後レジームからの脱却とは戦後の前の時代に戻す意味なのです。つまり戦争中あるいは戦争前の体制にするという事なのです。恐ろしい考えだと思いませんか!
☆2年前の自民党選挙公約 328項目中25項目しか実現できず
利権の枠を増やす事が政治だと間違えている自民党の議員が多過ぎるのでしょう。公約とは選挙の時だけなのです。しかし真面目に公約を達成しようとした革新政権も多かったのです。なぜならば昔の革新の地方政権には公約は住民との契約との意識があったのです。そのために無理な公約でも公約実現に励んだのです。また公約実現に励まないと次の選挙では革新は必ず負けるのです。民主党は愚かにもマニフェストを捨て去りました。今でも民主党の捨て去ったマニフェストは正しかったと思います。私の父は弁護士で政治家でしたが終生「絶対に必要な嘘以外はついてはいけない」と言っていました。
☆【ビジネス読解】ビル傾く手抜き工事、韓国建設現場“あり得ない実態”…他国も「発注したくない」が超安値で排除も困難 (3ページです)
韓国だけではなく中国も同じです。いずれ日本も熟練工の不足から同じような問題が起きる可能性もあります。日本政府も真剣に今後を考えないといけないです。日本も今回のGDP7-9月の2次速報値が悪化した原因の一つが公共事業が熟練工などの人材不足から未達になった事が大きいと言われています。日本も熟練工が不足してきているのです。