新宿御苑の最後の紅葉1 |
(中庸が最善:活力に満ち安定した中東へ 新たなページめくる日本とエジプト)
2015年1月17日 於・日エジプト経済合同委員会
これは外務省のHPです。安倍はスピーチの中で「イラク、シリアの難民・避難民支援、トルコ、レバノンへの支援をするのは、ISILがもたらす脅威を少しでも食い止めるためです。地道な人材開発、インフラ整備を含め、ISILと闘う周辺各国に、総額で2億ドル程度、支援をお約束します。」と言っています。人道支援とともにISIL(イスラム国)の脅威と言っています。2億ドルは人道支援にもイスラム国攻撃のため使えると言う2億ドルなのでしょう。とんでもない事を言い出しました。やはり安倍は大叔父の佐藤元総理の様にノーベル平和賞を国民の税金をばら撒く事で買おうとしているのでしょうか。何か健康問題で焦っているように見えます。乱暴です。
諺に「綸言(りんげん)汗(あせ)の如(ごと)し」と言う言葉があります。出典は「漢書」の劉向伝です。その意味は「天子の言葉は、出た汗が体内に戻らないように、一度口から出れば取り消すことができない」です。安倍の本心は自衛隊を中東の火薬庫の中へ出兵して、国際貢献をしたいのでしょう。国際貢献とはいったい誰のための貢献なのでしょうか? しかし、日本のマスコミは昨日の報道では外務省のHPで見られるような発言は無かったかのように、あくまでも安倍の発言は人道支援としか言っていないと言っています。また一部マスコミの記事では外務省の英文での安倍の発言の公表では、明らかにイスラム国に対立するアラブ諸国への支援と言っているようです。外務省の公表している安倍の演説の英語版です。Speech by Prime Minister Abe "The Best Way Is to Go in the Middle" 英語の得意な人はぜひ英語で読んでみてください。私には読み解けませんが、専門家に言わせるとイスラム国に対して日本語よりももっと強い姿勢が表されているそうです。非常に誤解を受けやすい英文になっているようです。安倍政権は今回の出来事をある程度は想定をしていたと言われています。中東での発言では十分に注意をするべきでした。昨年から何度も身代金の要求があったことを承知をしていたのです。日本のマスコミは一番重要な事を書きません。書けないのでしょうね。そんなに安倍が怖いのでしょうか!
12月12日の新宿御苑の昨年の最後の紅葉です。カメラはソニーα7とVario-Sonnar24-70mmです。アダプターを使ってのAレンズです。手振れ補正がカメラにもレンズにも無いのでシャッタースピード優先で撮っています。天気は雨が降りそうな感じでしたが画像は素晴らしい写りだと思います。
新宿御苑のモミジ山の紅葉です。新宿御苑の紅葉は一番最後がモミジ山となります。モミジ山の紅葉は本当に綺麗です。
万葉集から大伴書持のうた
あしひきの 山の黄(もみち)葉 今夜(こよひ)もか
浮かびゆくらむ 山川の瀬に
(意)きっと山のもみじは、今夜あたり、水の上に浮かんで運ばれて行くことだろう、山の中を流れる急流の瀬を。
大伴書持は大伴家持の同母弟でした。健康ではなかった様で官職には付かなかった様です。
さて、世界史の時間です。中東問題と言いますがその根本に何があったのかを知る必要があります。簡単に言えば第1次世界大戦中のイギリスの3枚舌外交に原因があるとも言われています。弱体化したオスマントルコ帝国の領土を勝手に分割しようとしたイギリスやフランスを中心とする植民地主義国の行動に原因があるのです。
1.フサイン・マクマホン協定(1915年10月)
2.サイクス・ピコ協定(1916年5月)
3.バルフォア宣言(1917年11月)
このことに関してYahoo知恵袋に簡潔に説明された方がいます。是非クリックをして学んでください。まさにアラビアのロレンスの時代(1916年~1918年)の話です。第2次世界大戦後、アメリカとイギリスを中心とする戦勝国は戦争に協力をしたユダヤ人へパレスチナ人の土地のパレスチナ人を追い出してイスラエルの建国を認めたのです。その理由は「神が与えてくれた土地」(約束の地)だからなのです。しかし歴史的に見るとエジプトを出てきたユダヤ人は先住民の住んでいたカナン(パレスチナ)に辿り着いたのでしょう。第1次世界大戦後、第2次世界大戦を経験してパレスチナの土地を追い出されたイスラム教徒のパレスチナ人もパレスチナ人の土地を奪ったユダヤ教のユダヤ人と全く同じ神なのです。それが現在も続く中東の混乱の原因なのです。東洋の世界には全く関係のない次元での話です。中東では日本は中東の分割には関与せず、戦争をしない中立な国として高い評価を受けてきたのです。いまそれが安倍の発言によって根底から揺らいでいるのです。この話は日本が満州の土地を奪ったのと全く同じです。さて第1次世界大戦後、イギリスの委任統治領となっていたパレスチナ地方には、バルフォア宣言にもとづいて、ユダヤ人国家の建設をめざすユダヤ人の入植がつづき、土地を奪われるアラブ人(パレスチナ人)との紛争がつづいていました。第2次世界大戦後の1947年に国連はパレスチナ地方をユダヤ人国家とアラブ人国家に分割する「パレスチナ分割決議」を可決しました。ユダヤ人に圧倒的に有利な地割りに、アラブ人は決議案を拒否しましたが、1948年ユダヤ人が一方的にイスラエル建国を宣言し、これに反対するアラブ諸国連盟との戦争が勃発しました。これが第1次中東戦争です。中東戦争は4回行われました。
P.S.
☆日本人殺害予告 安倍政権が事件発生後に犯した“3大失態” (3ページです)
安倍は何も理解をしていないのでしょう。中東問題の複雑さよりも、自分が大叔父の佐藤元総理のようにノーベル平和賞を日本国民の税金で買う事しか考えていないのでしょう。
☆警告期限…人質2人を追い詰めた安倍政権と外務省公式英訳 (4ページです)
ある大学の先生によれば外務省の英語への翻訳は大学受験ならば満点だそうです。しかし政治的な点を加味すると落第点なのだそうです。翻訳は難しいのです。
☆政府に交渉ルートなし 外交機密費50億円は何に使った? (2ページです)
安倍政権はこの話も特定秘密に該当させて国民の目から永遠に消されるのでしょう。
☆邦人拘束も機能せず 世界にバレた「日本版NSC」の情報力 (2ページです)
当然でしょう。日本版NSCは対外的な機能よりも国内の政府に逆らう人達を監視する機関なのです。そのためにメンバーが公安警察が多いのです。アメリカはCIA(対外諜報)とFBI(対内諜報)が棲み分けをしています。イギリスではMI5(対内)とMI6(対外)が棲み分けています。イスラエルにはモサドと言う世界でトップレベルの諜報機関があり、国外での情報収集を任務としています。世界中に諜報員が紛れ込んでいると言われています。当然イスラム国にも紛れ込んでいるでしょう。しかし絶対に日本には情報を出しません。
☆温和ながら熱かった後藤健二さん アフガニスタンの子供たちに託した想い (2ページです)
後藤氏は見せかけだけの男ではなく本物なのでしょう。ジャーナリストとしてチャンスがあればイスラム国に入りたいと誰でも思うでしょう。それに先に拘束されている湯川氏を救出したいと言う願望もあったのでしょう。何とかして無事に日本へ帰ってきてくれるといいのですが!
☆イスラム国取材豊富な常岡浩介氏も「自分らの活用」訴える 「相当絶望的な状況」だが「直接対話するしかない」
政府は絶対にこのルートを使いません。また交渉には一元化が必要です。
☆東電、汚染水の年度内処理断念 トラブル続きで
福島第一原発は、もうどうしようもないようですね!安倍にとっては福島なんてもう過去の話なのでしょう。
☆首相意向重視、無理な工程=「後退目標」も達成できず―遠い汚染水の浄化・福島第1
安倍は格好だけつける男です。そもそも東電を倒産させて政府が全責任を持って処理をすべきです。そして電力の発送を分離して自由化させるべきです。新たな既得権益が誕生するでしょうが、既得権益からおこぼれのシステムを変えることは活性化につながります。
☆日銀「次の追加緩和」が引き金…日本から逃げ出す150兆円 (3ページです)
財政ファイナンスとは金融用語です。意味は国(政府)の発行した国債等を中央銀行が直接引き受けることを言います。中央銀行が政府に対して、マネー(資金)をファイナンス(供給)するという意味で、政府の厳しい財政状況を、財政赤字の拡大や穴埋めの支援策として、中央銀行が直接協力することです。
「財政ファイナンスをやってはいけない」とする慶応大学の池尾和人教授の記事が東洋経済に2年ほど前に載せられています。是非読んでみてください。いよいよ日本がヤバくなってきている事が2年前の記事ですがよく分かります。ますますアベノミクスは理論的に破綻をしているのです。これだけの日銀が出動をしても物価は上がらなかったのです。確かに想定外の原油安が原因とも言えますが、原油安で助かっている中小企業は多いのです。普通であれば原油安で元気になる企業が多いはずなのですが、実際は原油安になっても元気はますます失われているのです。なぜならば、政府による大胆な構造改革が行われず、昔と同じ原発の再稼働や、潰すべき東電を潰さず、すべて安倍政権は逆の事を行っているからです。公共事業にいくら資金をつぎ込んでも効果は限定的にしか出ていません。年金資金を株式相場につぎ込んで何とか株を少し上げましたが、乱高下をしています。日銀の無制限の国債買取も年金資金の株式相場投入も出口がないのです。いずれ出口から出なければならないのですが、永久に出られない迷路に踏み込んでいるのです。このままでは遠からず日本の経済は行き詰まり破綻をします。最近は金融政策どんどん行け行け派の経済学者や経済評論家の間でもこれは行き過ぎだと言い始めています。常識のある普通の人間ならば危険だと誰でも感じるはずです。
☆安倍政権はいつまで最悪の政策を続けるのか 民主党時代もひどかったが実質賃金はプラス (3ページです)
最近の東洋経済は記事に真面目さが見えます。なかなか安倍の政策に正面から疑問をぶつける事は経済専門誌としては勇気がいるのです。報復を覚悟でないとできません。経済専門誌として事実を伝えようとする良心があるのでしょう。
☆外資系ファンド、8兆円税金投入の銀行をむさぼり巨額利益 無知な日本政府を手玉に (2ページです)
やはり当時の日本政府は無策だったのです。もっともハゲタカ集団はお金儲けに関してはプロ中のプロでした。詐欺師ともいえるのでしょう。詐欺師もどきに日本政府は騙され続けたのです。その手先だったのは新自由主義の経済学者達です。竹中平蔵内閣府特命担当大臣(金融担当)を中心とするグループです。いまでも安倍政権に影響力を持っているのです。なぜなら政財官達を儲けさせてくれているからです。損をするのは日本国民です。ユダヤ資本の手先とも言われているメンバーです。
☆朴大統領に苦言できる首相になる…与党院内代表が就任 朴氏は支持率最低を更新
支持率が40%を切ると危険水域と言われています。すでに30%では危険水域をはるかに超えています。
この後の御苑は梅やハクモクレンですね。
今回の事件は安倍は確信犯ですよ。当然事件が起きる可能性が高い事を知っていたのだと思います。それでも自分に利益があると読んだのでしょう。
α7は、ニコンと同じように解像度が高い感じがします。
友人も7Rと800Eを使っていますが、素晴らしいです。
中東の問題は、日本から遠く、日本人には難し面がありますね。
歴史や宗教など知らないことが多いです。
世界中が平和になることはないのでしょうか。
バルカン半島から中東にかけては昔の植民地主義国たちが自国の利益のためにあるいは権力者たちの名誉のために地域の人達を無視して争い続けました。そこへ宗教の問題が入ってい来ると収拾がつかなくなるのです。