小田原城跡の桜1 |
小田原城は戦国時代から江戸時代にかけての日本の城(平山城)で、後北条氏(小田原北条氏)の本拠地として関東支配のための天下の堅城として有名でした。平安時代末期に相模国の豪族土肥氏一族である小早川遠平(小早川氏の祖とされる)の居館であったとされ、その後、駿河国に本拠を置いていた大森氏がこれを奪って、相模国・伊豆国方面に勢力を広げました。当時の小田原城は現在の小田原城の後背地にある八幡山に築かれていました。1495年(明応4年)に今川氏の支援を受けて伊豆公方を攻め滅ぼし伊豆国を支配していた伊勢平氏流伊勢盛時(北条早雲)が大森藤頼から小田原を奪い取りました。小田原北条氏の第2代の北条氏綱によって本格的な大規模な城作りが始まり、それまでの城だった八幡山から平地に降りて作られたと言われています。八幡山はそのまま小田原城の詰城(最後に立て籠もる城郭)として機能させました。天下の堅城と言われ平山城でしたが武田信玄と上杉謙信により何度か小田原を攻められましたが、その度に撥ね返しています。その後、豊臣秀吉の小田原征伐により開城しました。戦後処理で北条氏の領土はほとんどが徳川家康に与えられ、家康は関東を守る要として小田原へ腹心大久保忠世を置きました。大久保忠世は北条時代の大規模な城郭を大幅に縮小しました。理由は分かりませんが、多分、大規模な城郭は維持費がかかりすぎる事と、箱根の険を越えて敵が攻め込んできた時に小田原城でしばらく支える事で関東各地から徳川家の家臣団が救援に現れる事から大規模な城郭は必要としなかったのかも知れません。
北条氏政の辞世
我が身いま 消ゆとやいかに 思ふべき
空より来(きた)りくうに帰れば
(意)我が身は今この世から消え去ると、どのように思えばよいというのか。ただ空から生まれて、再び空に帰って行くだけなのだから。
北条氏照の辞世
吹きと吹く 風な恨みそ 春の花
もみぢの残る 秋あらばこそ
(意)吹く風を恨むな。花が残る春や、紅葉が残る秋がある訳がないのだから
両方とも「関八州古戦録」からです。人間とは死ぬものなのだから、自分も死ぬのが自然なのだと言う無常感でしょう。氏政と氏照は兄弟で氏政は小田原北条氏の第4代の当主で第5代を子供の氏直に譲りました。戦後処理で氏政・氏照の兄弟は二人とも責任を取らされて豊臣秀吉によって切腹させられました。北条氏直は正妻が徳川家康の娘だった事もあり1万石の豊臣大名として取り立てられ、北条氏宗家は河内狭山藩として幕末まで残りました。
P.S.
☆米国株、ダウ続落し279ドル安 中国株の空売り警戒や欧州株安で
困ったものです。やはりギリシャ問題だけではないでしょう。世界中が疑心暗鬼になっているのです。こんな動きの時に日本政府による株価操作は不可能となります。しかし株は上がれば下がり、下がれば上がるのです。その時間的な空間は数秒かも知れませんが数年かも知れません。あるいは数十年か?
☆愛川欽也さん死去、80歳 「アド街」1か月前まで出演
愛川欽也氏の政治的な評論は見事でした。また戦争を知る人が亡くなりました。本当に惜しい人が亡くなりました。
☆高浜原発差し止め 裁判長を激怒させた関西電力の“禁じ手” (2ページです)
骨のある裁判官は今や珍しいのかも知れませんが下級審の地裁には出世と無縁な裁判官がまだ多くいるのです。それが日本の司法の救いです。権力に媚びない司法の番人達です。しかし少なくなっているでしょう。身分保証はされていますが、人事で報復されます。
☆辺野古移設反対と不気味に連動 看過できぬ琉球独立運動 (2ページです)
日本の政権は沖縄を植民地だと勘違いをしているのでしょう。根底に沖縄への差別があるのでしょう。江戸時代の薩摩藩の1609年の琉球支配以来続いているのかも知れません。そもそも辺野古はアメリカ軍が計画したのではなく日本側がアメリカ軍にお願いをして移設としたのです。今回の会談もアメリカ訪問をする安倍のアメリカに対するアリバイつくりです。それでも会わないよりも良かったでしょう。安倍の本心は翁長知事が自民党県議時代は賛成をしていたじゃないかと言いたいでしょうね。しかし沖縄の世論は大きく変わったのです。特に鳩山元総理の一言が辺野古移設反対運動が激化した始まりだったのでしょう。
☆「伽倻芝山洞古墳」遺物、初公開
南朝鮮の伽倻(かや)国は間違いなく日本の故郷でしょう。天皇家も多分、伽倻国の王族だったのだと思います。伽耶(かや)は加羅(から)の現代韓国の表記です。加羅諸国(からしょこく)は、3世紀から6世紀中頃にかけて朝鮮半島の中南部において、洛東江流域を中心として散在していた小国家群を指します。日本府があったと言われる任那もその中の一つだったのでしょう。考古学調査によると、加羅諸国の狗邪韓国と金官国があった金海市には、数多くの日本の様式やそれに類似した遺物が発見されています。前方後円墳は日本にしか存在しないと言われていましたが、最近の発見では加羅諸国で多く発見をされています。韓国は否定をしていますが、昔の日本と韓国の南部は一つの文化圏でったのでしょう。原日本人のルーツは加羅諸国なのでしょう。そもそも日本中に古代の朝鮮半島に関係した地名や言葉が残されています。日本は戦乱から逃れてきた人達の逃亡先だったのでしょう。武蔵国の武蔵武士のルーツである武蔵七党は朝鮮からの度来者だったのだと思います。中央政権の源平藤橘には属さない朝鮮半島からの亡命者集団で開墾地主だったのでしょう。
☆[社説]セウォル号遺族の傷を癒すどころか深めてしまう政府
韓国のハンギョレ新聞の社説です。この社説を読むまではセウォル号事件の遺族に多くの問題があると思っていました。この社説を読んで、日本の安倍と韓国の朴大統領は同じ種類の人間なのだと思いました。両者とも恰好を付けるだけなのです。
☆朴政権に裏金疑惑の特大ブーメラン 沈没船追悼でも不手際 高まる退陣要求 (3ページです)
朴大統領は前政権を叩く事で政権の支持率アップを狙ったのでしょうが、とんでもない事で逆に朴政権にとって、とてつもなく大きなダメージとなってしまいました。やっと就任した李完九首相も今回のスキャンダルで賄賂を貰ったとして名前が出てしまっているので、野党から今週末までに進退を考えろと言われています。与党内部の幹部に反朴派が多く、李首相は早く辞任すべきだとの声が強いそうです。韓国の検察もこれだけ大きな問題となっては蓋を出来ないでしょう。
☆独占スクープ!何があったか全部話す 古賀茂明はなぜ怒ったのか「腰抜け」古舘伊知郎に告ぐ!(上) (4ページです)
☆独占スクープ!何があったか全部話す 古賀茂明はなぜ怒ったのか「腰抜け」古舘伊知郎に告ぐ!(下)
やはり古舘伊知郎は首筋が寒くなったのでしょう。テレ朝も度胸がありません。私が小さなTV局で総務課長をしていた時に天下っていた官僚出身の取締役技術部長と大喧嘩をした事があります。ある事件で彼曰く「郵政省の電波監理局長に言い付ける。そうなれば放送免許は取り上がられる。それでも良いのか!」「どうぞお好きなように。そうなれば恥をかくのは郵政省ですよ!小なりといえども放送免許を受けてTV放送をしているので、免許を取り上げたら大騒ぎになります。売られた喧嘩なら買いますよ!」彼は電波監理局長に言い付けたようですが局長は取り上げなかったそうです。指示に従わない総務課長がいると言ったようです。社外役員だった某大手新聞の部長から連絡があり、お前の言っている事は正しい。度胸があるなと、褒められた様な生意気を言うなと牽制された様な!
☆イタリア:密航でも宗教対立 キリスト教徒大量殺害で逮捕
昔から行われてきた間引きです。宗教対立なのかよく分かりません。むかしのアフリカからアメリカ大陸まで運ぶ奴隷船でも食料や水が少なくなると無差別に船員に選ばれて海に生きたまま投棄されました。
青空と城、桜も咲いて雰囲気が良いですね。
お城にお堀に桜とは最高のシチュエーションですね!
小田原城は意外と穴場なのです!紫陽花も綺麗なところです。
穴場ですね!割合人が少ないのです。それでも時間がたつとともに人が出てきました。
小田原城は紫陽花の季節も綺麗です。