5月の我が家の庭3 |
薔薇の内部
R・M・リルケ
高安 國世 訳
どこにこのような内部を包む
外部があるだろう。どのような傷に
この柔かな亜麻布(あまぬの)はのせるのだろう。
この憂い知らぬ
咲き切った薔薇の花の
内海(うちうみ)にはどこの空が
映っているのだろう、ごらん、
薔薇はただそっと
花びらと花びらとを触れ合わし
今にもだれかのふるえる手に崩されることなど知らぬかのよう。
花はもうわれとわが身が
支え切れぬ。多くの花は
ゆたかさあまって
内から溢れ、
限りない夏の日々の中へ流れ入る、
次第次第にその日々が充(み)ちた輪を閉じて、
ついに夏全体が一つの部屋、夢の中の
部屋となるまで。
P.S.
☆ギリシャ危機の思わぬ余波 邦銀を襲う国債の“二重苦” (2ページです)
この可能性については以前から何度もブログに書いていますが、もし、国際的な金融規制を決めるバーゼル銀行監督委員会(バーゼル委員会)で銀行の国債保有規制が行われると、自国国債を安全資産から一部危険資産に計上する事が金融機関に課せられます。つまり日本の銀行は、持っている日本国債を売り出して国債の保有割合を減らさないと財務内容が悪化するのです。そうなると日本国債の暴落を防ぐために日銀がその国債を買い取る事になりますが、あまりに巨額すぎて買い支えられないでしょう。以前、黒田総裁が今年2月の財政諮問会議で安倍に対して警告した事です。安倍は黒田に対して強く反論をしたと言われています。つまり安倍は何も分かっていないのです。バーゼル委員会がギリシャ問題を受けて金融機関の規制を強めれば、日本国債の暴落が始まるかも知れないのです。今回のギリシャ危機で冗談と思われていた話が本当になる事が確実と思われるのです。以前から日本国債は日本の金融機関と日銀が持っているから絶対大丈夫と言われてきました。いまそれが風前の灯となっているのかも知れません。中国の経済の大減速もあります。アベノミックスは大至急方針転換をしないと大変な事になります。残念なことに安倍にそれを理解出来るだけのの頭はありません。
☆ギリシャ危機で市場駆け巡る ドイツ発「銀行連鎖破綻」の恐怖 (3ページです)
☆ドイツ銀行、ギリシャと共倒れ危機 衝撃的な格下げ 欧州崩壊待ったなし (2ページです)
何が起きるか分からないところがあるのです。禿鷹集団がデリバティブ取引を仕掛けているでしょう。お金の臭いがすると擦り寄ってくる集団です。色々な投資信託などに潜り込ましているかも知れません。上でも書きましたが、バーゼル委員会で金融機関への規制が強化されるのは間違いがないでしょう。ギリシャのデフォルトは日本経済に影響は少ないなどと専門家たちが言っていますが、大変な事になります。
☆中国バブル崩壊の戦慄 官民買い支えで株反発も市場不安視 (2ページです)
☆上海株、不信感高まる 習政権の株浮揚策失敗 「ギリシャ・ショック」追い打ちも
最高値から3割も下がっているのです。これからまた3割も下がっては合計6割の暴落です。大崩壊です。中国政府が必死に資金を上海株式相場に投入しても株の動きは良くなりません。日本と同じで政府が鉄火場に国の資産を投入しているのです。昨日の終値の上海相場は前日比9.07%も下げました。深センは5.10%の下げでした。もう止められないかも知れません。日本経済への影響が心配です。中国の古い諺に「易姓革命」(えきせいかくめい)と言う言葉があります。易姓革命とは「天子は天命によってその地位を与えられて天下を治めるが、もし天命にそむくならば、天はその地位を奪い、他姓の有徳者を天子とするという思想」です。いまの安倍政権にもそっくり当てはまります。
☆川内原発1号機、原子炉への核燃料搬入始まる
狂っています。川内原発のある場所は過去に噴火の火砕流の通り道でした。火山の専門家たちが危険だと言っている原発です。九電は、カルデラ火山の地下浅部には大規模なマグマ溜まりがないことなどから、南九州地方で「破局噴火が起こる可能性は十分に小さい」としています。しかしこれは火山学会が総出で批判したほど科学的に根拠のないもで、マグマ溜まりの状況を的確に調査する手法は確立されていません。カルデラ火山が噴火をするようになってから原子炉を止めて核燃料を取り出して安全なところへ移動する時間はあると言っていますが、そんなことは不可能だと火山学者達は主張しているのです。先日噴火した口永良部島でも住民が逃げ出すのがやっとで火砕流で危なく命を落としそうになった島民もいました。同じ火山帯にある川内原発の立地です。日本中の火山が動き始めているのです。中国の古い諺に「災異思想」(さいいしそう)と言う言葉があります。世界大百科事典によると「漢の董仲舒(とうちゆうじよ)によって提起された政治上の主張。自然界には洪水,干ばつ,日食,地震,寒暑の変調など,さまざまの異常現象がおこる。これらのうち,小なるものを災,大なるものを異と定義し,この災と異を利用して,政治の横暴,君主の放埒(ほうらつ)を規制しようとするのである。すなわち,もし君主が天の意志に反する言動をすれば,天はまず災を下して譴責する。君主が依然として失政を改めず,背徳をはたらけば,こんどは異を下して威嚇する。」と書かれています。いまの安倍政権そのものでしょう!言論弾圧の体質そのものです。
☆新国立競技場の建設計画「見直すべき」は81% 読売新聞調査
それでも押し通すつもりでしょう!どうも安倍政権はおかしくなっているのでしょう。賞味期限が完全に切れて安保法制しか考えない政権となり、弱者はどんどん切り捨てようとする戦後最低の政権となっています。絶対権力を握っているので好き放題勝手放題です。「易姓革命」と「災異思想」なのでしょう。しかし自民党と公明党に代わる政権が見当たらないのです。やはり利権に裏付けられた政権は強いのでしょうね!昨日、安倍が出演している自民党の広報PRを見ました。何か言っている事が町内会の防犯協会の話しの様で、町内の防犯と国の防衛は次元が全く違う話しでしょう。安倍の安保法制の話は馬鹿過ぎてお話にもなりません。もっと簡単に「実はアメリカと一緒に世界の警察官になって戦争をしたいのだ。そうすれば日本は尊敬される国になり、美しい国 日本になれるのだ。どうせ戦死をするのは自衛隊員で私ではない」と言えば良いでしょう。こんな話に簡単に騙されてしまう人がいるのでしょうか?いるのでしょうね!レベルは村会議員より低いですね。
☆すっかり与党気分…維新“大阪系”が吹聴「自公維連立」の滑稽 (2ページです)
誰でも一度はなりたい大臣様でしょう。橋下は副総理格で入閣でしょう。底が意外と浅い男です。這い上がりには独特の嗅覚があります。マスコミの使い方も巧みです。いずれ維新も分裂でしょう。利用し利用される政治の世界です。