長野県中野市 一本木公園のダリア |
一本木公園は薔薇で有名です。特に春薔薇の季節は中野の街が薔薇祭りに沸き返るように見えます。秋は秋薔薇が綺麗に咲きますがさすがに春薔薇の様な艶やかさは影をひそめます。しかし花の少ない季節の秋の薔薇はしっとりとして春薔薇とは違った美しさがあります。そして秋の薔薇の季節はダリアの季節でもあります。一本木公園は最近増設された土地がダリア園となっています。色々な種類のダリアが咲き誇っています。
ダリアは和名をテンジクボタン(天竺牡丹)と呼ばれます。花の形が牡丹に似ているためです。メキシコの高原原産で夏から秋にかけて花が咲きます。花の色は非常に豊富で、青以外はほぼ揃っています。おもしろいものに黒に近い濃紫色の花を咲かせるものなどがあります。原産はアステカ帝国で、アステカではダリアは神聖な花とされており庭などで栽培されていました。1789年にメキシコシティー植物園からスペインのマドリード植物園にタネが送られたのがヨーロッパでの栽培の始まりです。当時のマドリード植物園園長の植物学者のアンドレアス・ダールの名前に因んでこの植物を「ダリア」と名付けられました。当初は門外不出扱いでしたが、やがて世間に広がっていき、様々な品種が生まれるようになりました。日本には天保12年(1841年)、オランダ船によってもたらされたとされます。日本に入ってきた頃はテンジクボタン(天竺牡丹)と呼ばれました。
古今集からよみ人しらず
かぎりなき 君がためにと 折る花は
ときしも分かぬ ものにぞありける
(意)限りないあなたのためにと折る花は、季節など関係なしに咲く花でした。
この歌の左注に 「ある人のいはく、このうたはさきのおほいまうちぎみのなり」と書かれています。「さきのおほいまうちぎみ」(前の大臣)とは藤原良房を指しているものと一般的に考えられ良房が詠ったものなのでしょう。「ときしも分かぬ」とは1年中咲いている花なので造花なのでしょう。それも紙などの造花ではなく豪華な工芸品の様な造花だったのでしょう。平安時代には花の少ない季節では造花の花を飾る風習があったのかも知れません。
P.S。
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