小石川後楽園の紅葉2 |
徳川光圀の歌文集「常山詠草」から
もろともに 見しその人の 形見ぞと
思へば思へば 月もなつかし
(意)一緒にながめたあの人を思い出す手がかりと思えば、月も慕わしく感じられる。
徳川(水戸)光圀が正妻だった前関白近衛信尋の次女尋子(ひろこ)を偲んだ歌です。この歌は江戸常駐が義務付けられていた水戸藩主の光圀が上屋敷のこの小石川後楽園の庭で亡き妻を思い出して歌ったものではないでしょうか?徳川尋子はこの時代の屈指の女流歌人でした。光圀のうたは下記の彼女の残した「香玉詠藻」の中の和歌に答えたかのようです。
おもふまじ 思ふかひなき 思ひぞと
おもへばおもへば いとど恋しき
(意)あの人のことは思うまい。思っても甲斐のない思いなのだと、そう思えば思うほど、ますます恋しい。
徳川尋子は17歳で光圀の妻として京都から下ってきました。そして21歳で亡くなりました。その後光圀は側室は置きましたが、正妻は置きませんでした。
P.S.
☆客離れ深刻…デパート店員も不安な百貨店の「爆買い依存」 (2ページです)
爆買いが何時までも続くと思うと大間違いでしょう。円安が何時まで続くか分かりません。中国人の爆買いもいずれ終わるでしょう。その時に百貨店は生き残る事が出来るでしょうか?
☆緊縮策に耐えるサウジ、市場シェア維持の戦略は変えず
アメリカが原油輸入国からコストの高いのですが国内で産出するシェールオイルによって原油輸出国になったので世界的な原油供給が混乱をしているのも原因の一つなのでしょう。サウジ王家は国民へ原油から上がる利益を直接還元する事で王制を維持してきました。その原油からの利益が大幅に減っているのです。国外に置いてある過去の利益で蓄えたサウジの資産を売却する事によって何とか国民への利益貸与を維持しているのです。サウジは大変な事になっているのでしょう。それでもサウジは原油の減産には踏み切っていません。理由はよく分かりません。国内では原油の産出地域はシーア派の住民が多いのです。サウジ王家はスンニ派なのです。ここにも中東の混乱の芽があるのです。ISはサウジ王政打倒を言い出しています。原油安の仕掛け人は誰なのかよく分かりません。しかし原油産出国はロシアも含めて国家財政が大変な事になっているのです。
☆マスコミは全然報じないが、安倍首相のウソと詐術のトンデモ答弁がますますヒドいことになっている! (4ページです)
安倍の嘘はますます磨きがかかってきていますが所詮は嘘です。しかし大手マスコミの報道は酷過ぎです。週刊文春が一人気を吐いている様に見えます。大手マスコミは恥ずかしくないのでしょうか?
☆甘利大臣、捜査当局が重大関心 与党からも辞任論噴出 参院選への影響必至 (3ページです)
☆甘利大臣に“特権”と“選挙”の壁…特捜部は強制捜査に動けるか (2ページです)
産経新聞系が大々的に書いていると言う事は甘利大臣を辞職させる手順なのでしょう。1週間の時間は裏で政治的な検察との話し合いが行われる時間でしょう。本体を守るために都合が悪くなった周りを切り捨てると言う事なのでしょうか。私は警察も検察も信用していません。権力の手先だと思っています。残念なのは民主党が甘過ぎて政権を握った時に権力を行使しなかったので、日本の政治体質を変えられなかった事です。私も秘書時代に警視庁の捜査二課に徹底的にマークをされ尾行もされていました。捜査員が市内のスナックなどへ聞き込みをしていて、私が誰と店に来ているかをしつこく聞いて回っていました。私が尾行されている事は私の母が最初に気が付きました。母も警察の尾行は何度か経験しているので!埼玉県警に問い合わせると非公式に気を付けるようにと何点か注意がありました。普通の警察は市民のために一生懸命に頑張っているのですが、一部の警察は権力の番犬として権力の保護保持のために動いているのです。甘い世界ではないのです。
☆BS1スペシャル 「密室の戦争~日本人捕虜の尋問録音~」
大変な内容でした。そして考えさせられる内容でした。地上デジタルのNHKとは違ってBSのNHKは報道の精神や良心がまだ残されていると感じました。番組の中で戦争を早く終わらせるために捕虜からアメリカ軍に協力した日本の士官だった稲垣氏の話しは深く感銘をしました。私の父は中国戦線で輸送部隊の主計将校として絶対に部下を死なせないとして部下を指揮をしていました。部隊の士官会同で日本は間違いなく負けるので無駄に部下を死なせるべきではないと何度も発言をしていたそうですが、上官達も黙っていたそうです。父は憲兵隊が来るかもしれないと考えていたそうですが、反政府活動の活動家として2度の逮捕歴があり、2.26事件の生き残りだったので憲兵隊も手を出せなかったのだろうと言っていました。そして部下全員を無事に生かして日本へ帰国させました。部下達も戦友会でゲリラの攻撃に対して父の逃げ足には驚いたと私に話してくれた事があります。隊長が真っ先に逃げるので逃げやすかったとも言っていました。長靴を履いた士官が兵士よりも早く走れるのにはビックリしたそうで、さすがサッカーの選手だった事はあると言っていました。このために右翼から卑怯者と言われ命を狙われていた時期もあり、SP付きで私も一緒にゴルフをした事が何度かあります。
☆BS1スペシャル「密航ウイグル族を追って~バンコク爆弾テロの深層~」
NHKのBSは頑張っていると思います。素晴らしい番組だったと思います。中国はISのウイグル族がウイグルへ帰って来た時に大変な事になるでしょう。中国共産党がウイグルやチベットで行っている事はナチスと同じ事をやっているのです。あるいはボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で行われた民族浄化と同じです。あるいは日本陸軍が戦争中に中国大陸で行った三光(「殺光」「焼光」「奪光」奪い、殺し、焼きつくす)作戦と同じです。それでも日本の極右の人達は日本は正しい戦争をしたと言っているのです。昨日は自宅にいてTV三昧でした。
☆株暴落と甘利スキャンダルが加速させる安倍首相の病状悪化 (2ページです)
日本のために一刻も早く政権を投げ出してもらいたいと思います。安倍の頭ではこの危機は乗り切れません。週刊誌までは安倍政権の言論統制は届いていないのでしょう。新聞は軽減税率の恩恵に与れますが、週刊誌は軽減税率の対象外です。安倍政権は週刊誌の怖さを読み間違えました!週刊誌の幹部達と税金を使っての飲み会をしないといけないと官邸は考えているのかも知れませんが、週刊誌は大手新聞社と違って、そう簡単には籠絡されません。
☆「中国は自らを孤立させている」米国防長官が指弾 南シナ海問題めぐり
日本は絶対に軍事大国になってはダメです!日本に手を出せば大火傷をさせる専守防衛で十分です。中立を守るためには犠牲も必要です。しかし日本はスイスを見習うべきです。スイスは第2次世界大戦中は連合軍の飛行機もドイツの飛行機も領空を侵犯する航空機には厳しく対処をしました。当時のスイス空軍の主力戦闘機はライセンス生産をしていた旧型のドイツ製のメッサーシュミット(ME109)でした。スイス空軍は領空侵犯した連合軍・ドイツの航空機を250機も撃墜しましたが、スイス空軍は200機も撃墜され多くの犠牲を払ったとも言われています。またスイスは連合軍により報復爆撃を受け死者も出ています。一応は連合軍の誤爆として処理をされていますが大人の解決を図ったのでしょう。スイスに墜落した連合軍もドイツも航空機で生き残った兵士は終戦まで拘束されました。学生時代にスイスに行った時に泊まった小さな民宿の様なホテルの御主人は民兵でしたが銃を自宅に保管をしていて、何時でも最前線に出られると言っていました。
本当に大手マスコミは恥ずかしいと思います。自らの首を絞めているように思います。拍車を駆けているのがコメンテーターと称する輩。こんなにスシトモやメシトモがいるとは思いませんでした。自分らの生活、社を守る、権力によいしょするのに精一杯。
気骨のある人いないのでしょうか。いても消されてしまうのでは情けないと思います。