北鎌倉 東慶寺の紅葉2 |
東慶寺は江戸時代は縁切寺・駆け込み寺として有名でした。昔は尼寺でしたが明治36年以降は男僧の寺となりました。江戸時代は女性には離婚請求権はありませんでした。当時の日本には江戸幕府公認の二寺だけが縁切寺として認められており、縁切り寺に駆け込めば女性から離婚の請求が出来ました。その縁切寺は鎌倉の東慶寺と群馬県太田市の満徳寺だけでした。満徳寺は鎌倉時代に徳川家康の先祖の新田氏の領地とも言われている徳川(得川)郷にあるお寺です。もともとその周辺は清和源氏の新田氏の勢力範囲で徳川家康も新田の末裔とも言われています。江戸時代には徳川郷の百姓は脇差を差し大名行列に出会っても土下座しなかったとも言われています。女性がこの二寺に駆け込むと、お寺が亭主に呼び出し状を発給し、まずお寺で離婚の調停をします。現在の家庭裁判所の調停と同じようなものですね!その場で亭主が三下り半(離婚状)を書けば離婚成立となります。あるいは話し合いがついて元の鞘に納まるケースが多かったようです。不成立の場合は女性は駆け込み寺で3年(後に2年)過ごせば離婚成立となります。それだけ権威のあるお寺だったのです。
江戸町奉行所は町年寄りや町役人にもし縁切り寺から呼び出し状があった場合は開封しないで三行半(離婚状)を亭主に書かせて町奉行所に差し出すように通達をしていました。寺社奉行所とのトラブルを避けるためでした。もし縁切り寺に呼び出されると夫だけではなく証人として町名主、地主や家主等の町役人が一緒に呼び出され、旅費や日当は各自持ちとなるので強引に亭主に三下り半を書かせたのでしょう。この制度は明治6年に女性からの離婚請求権が確立されるまで続いたそうです。現在は東慶寺は花のお寺として有名です。満徳寺は明治になり廃寺とされました。
本居春庭(もとおりはるにわ)の和歌
散り過ぎし 人の世悲し こぞの色に
帰る紅葉を 見るにつけても
(意)木の葉が散るようにこの世を去ってしまった人の命が悲しい。去年の色に戻った紅葉を見るにつけても。
本居春庭は本居宣長(もとおりのりなが)の長男でした。この和歌は父の1周忌に詠われたものです。父親の本居宣長は伊勢松坂の木綿問屋小津家の次男でした。医者となりましたが賀茂真淵を伊勢松坂の旅宿に訪ね、真淵の激励を得て古事記の研究を決意し「古事記伝」を執筆して完成させました。子供の本居春庭は父のそばにいて父の著作などを手伝っていましたが、32歳で全盲となり鍼医となって伊勢松坂に留まって和歌・国学を多くの門弟に教えました。動詞活用の法則を解明するなど、国語学の分野で偉大な功績を残したと言われています。
P.S.
☆不倫・金銭トラブル・報道圧力発言… 自民24年組、なぜ不祥事連発!?
○育休不倫騒動で昨日議員辞職した宮崎謙介(35歳京都3区)。
○未公開株トラブルの武藤貴也衆院議員(36歳滋賀4区)は男をお金で買って議員宿舎に連れ込んでいる問題。
○不倫路チューの中川郁子衆院議員(57歳北海道11区)(亡くなった元財務大臣の中川昭一の妻)と門博文衆議院議員(50歳比例近畿ブロック)。
○山田賢司衆院議員(49歳兵庫7区)の元公設秘書が山田議員を告発していて元公設秘書の遺体が、西宮市内に路駐された乗用車の中から発見された。
○2015年6月25日、自民党内の勉強会文化芸術懇話会で安全保障関連法案に批判的な報道機関について「マスコミを懲らしめるには、広告料収入がなくなるのが一番。政治家には言えないことで、安倍晋三首相も言えないと思うが、不買運動じゃないが、日本を過つ企業に広告料を支払うなんてとんでもないと、経団連などに働きかけしてほしい」その後幹事長から注意を受けても「懲らしめなければいけないんじゃないか」「誤った報道をするようなマスコミに対して広告は自粛すべきじゃないか」と述べた大西英男(69歳東京16区)。
平成24年組はとんでもない救いようのない国会議員が多いのです。
☆国会議員の不倫が重要ニュースに昇格した! フジが越えた「ゲスなニュース」の一線 (5ページです)
もっとマスコミにも報道をする事があると思います。例えば年金の問題、消費税の問題、法人税減税の問題、株の乱高下、正規非正規の問題・・・!
☆日銀のマイナス金利、早晩行き詰まるリスクも…日銀への信頼が揺らいだ時に起こる事態
非常にリスキーだと思いますが日銀と政府は始めてしまったのです。途中で止める事は出来ないでしょう。このままではやはり残された道は戦争でしょうね!ガラガラポンです。世界中の歴史が証明をしています。
☆まるで掴みガネ、悪質すぎる「口利き」の真相 甘利事務所の秘書が補償額の増額に積極関与 (3ページです)
この秘書達は本当に政治ゴロです。秘書は生活が不安定なのでお金を少しでも貰って自分の懐を温めたいと考えるのです。そしてお裾分けに少しでも預かりたいと業者にたかるのです。私も秘書時代は固すぎだと言われていました。子供の時代から政治の世界で政治家でもあり弁護士でもあった父親に厳しくし躾られてきました。「遊ぶなら自分のお金で遊べ、人にたかる事は絶対にしてはいけない。ダメなものはダメとはっきり言え。嘘はつくな、しかし絶対に必要な嘘もある事を忘れるな。常に一族の人達の目が後ろから見ている事を忘れるな。」と常に言われてきました。幸い祖父の作った財産が少し残されていたので助かりました。
☆甘利氏元秘書、レクサス要求か 民主、新たな音声公表
1600万円の車だそうです。驚きを通り越して呆れます!
☆甘利氏疑惑調査の「元特捜弁護士」は、本当に存在するのか
確かにその通りです。私も気が付きませんでした。
☆株ですっちゃった分は年金減額で補填するそうだ&秘書の音声データ公開。ワイロ甘利、いよいよ絶体絶命か!
いまに言論の自由が制限されるとこの様な事実を報じる事は禁じられるのでしょう。戦争中は新聞紙は統制品で都合の悪い事を書く新聞には国が新聞紙を供給しない時代が敗戦まで続いたのです。言論統制は最初は権力側に脅されてマスコミの自主規制から始まるのです。
☆「官製相場でシャブ漬けにして支持率を維持してきたが、肝心の時にヤク切れになってきた。:金子勝氏」
完全に日本は覚醒剤中毒状態なのです。覚醒剤を続けても止めても人格が破綻をするのです。いま日本はその状態なのです。安倍の愚かな政策のせいです。
☆東京大学・物価のスペシャリストが提唱!「賃金ターゲットが日本経済を救う」 アベノミクスはもう古い? (5ページです)
これは正論だと思います。とにかくアベノミクスは失敗で終わったのですから、早急に次の手を打たないと傷は深まるばかりです。とにかく消費を上向かせるためには賃金を上げる事です。このまま安倍と黒田のやり方を続けていては日本の財政はどんどん悪くなります。いまの安倍と黒田は目先のことしか考えられなくなっているのです。これは危険な事です。官僚の中の国のため国民の為に良心を持った人たちが立ち上がってくれればいいのですが!
☆坂上忍が日本の防衛装備輸出ビジネスに拒否感「景気を我慢した方がいい」
坂上忍はあまり好きなタレントではありませんが、最近のコメントを見ると非常にマトモなタレントだと思います。同じくタレントの石田純一も番組から干される事を承知で発言をしているようです。立派です!本当の事を話せなくなった時に日本は終わります!
☆国民の権利、侵される 元文部官僚・寺脇研さん
・・・私たちの生活全般にかかわる国民の権利が侵され始めている・・・
☆非戦こそ最大の防衛 住職・篠原鋭一氏
・・・日本は七十年前に軍国主義時代を終了し「戦争を放棄する国」に生まれ変わった。「正」という字は、一度、止まると書く。一度、止まって、考え抜いた末に非戦という英知を得た。・・・
安倍首相。あなたは永遠に生き続けて日本の平和と安全を保証できますか。不可能だ。あなたには「戦える国」ではなく、戦争放棄という平和の哲学に基づいて「二度とない人生を、幸せに満ちて、人生を生ききることのできる国」をつくることこそが真理であり、正道であることを熟考し、再考していただきたい。・・・
二つの記事は東京新聞の記事です。当然なことが当然ではなくなっているのが現在の日本です。この様に政権に批判的な新聞はいずれ安倍政権によって圧殺されていくのでしょう。政権の広報誌になる事が中立の新聞社と言う事なのでしょう。戦前戦中と日本が歩いた道です。
☆法制局、国会要求に開示せず 集団的自衛権巡る想定問答
これは内閣法制局の官僚サイドが国会を無視する事にしたと言う事です。まさに戦前に戻そうとしている動きの一つでしょう。
☆【断末魔の中韓経済】崩壊した中国経済への幻想 投資にのめり込んだ独銀はデフォルト確率急上昇 (3ページです)
恐ろしい事で多くの国民は気が付いていませんが、世界大不況は非常に近い将来に必ず来ますが、解決方法は大きな戦争でしかないのです。過去の歴史でそれは証明をされています。その前に為政者は必ず言論統制からマスコミを使って愛国主義や民族主義を煽り、排他主義に陥って国民を戦争へ駆り立てるのです。いまの日本を含めて世界中が寸前の状態なのです。
☆<働かない働きアリ>集団存続に必要 働きアリだけは滅びる
何となく分かります。・・・「働かないアリを常駐させる非効率的なシステムがコロニーの存続に欠かせない。人間の組織でも短期的な効率や成果を求めると悪影響が出ることがあり、組織を長期的な視点で運営することの重要性を示唆する結果ではないか」・・・
☆酔って暴れて万事休す…みずほ銀行「51歳・東大卒・頭取候補」が何もかもを失った瞬間 (3ページです)
お酒は怖いです。