新宿御苑の新緑2 |
昨日の夕方に<自分が悪い場合でも謝らなくても済む方法>というテレビ番組の放送があると聞いて、首を長くしてその時間を待った▼失敗しない人間はいない。それでも謝らなくてもよいとは何とも魅力的な番組ではないか。会社でつまらぬミスをしては上司に叱責(しっせき)される。家庭において生ごみを出し忘れ、妻にうんざりされる。この技術を覚えれば、謝る日々とはおさらばである▼こんな場合を例にその方法を教えていた。絶対にやると言っていた約束を一方的に破る場合の対応である。耳を疑った。そんな場合に謝らないで済む方法などあるはずがない▼ところがである。その方法はあった。講師によると、まずは絶対に「約束を破った」と認めてはならないという。約束を破るのではなく、新しい判断とか、異なる判断をすると言い換える。なるほど間違いを認めなければ、謝る必要もない▼もし約束を守れば、世界の破滅が待っていると恐怖を煽(あお)るのも相手を納得させる効果があるそうだ。世界のリーダーや立派な学者も自分を支持していると加えることもお忘れなく。決めぜりふは「どっちが正しいか、町の意見を聞いてみよう」。これで、そもそも約束を破ったという事実を完全にけむに巻ける。謝らずに済む▼素晴らしい技術である。自信にあふれた講師の顔がわが国の首相に似ていた気がするが、見間違いであろう。
4月22日の新宿御苑の新緑です。カメラはニコンD800と24-120mm&タムロン70-300mmです。
新宿御苑の八重桜がまだ残っていました。今年は例年よりも桜が早かったのですが八重桜は桜の花の花弁の数が多いのでまだ散り切らずに残っています。
新古今集から藤原定家のうた
桜色の 庭の春風 あともなし
とはばぞ人の 雪とだに見む
(意)桜の色に染まって吹いた庭の春風は、もはや跡形もない。今や花が地面に散り敷いているだけで、人が訪れたならば、せめて雪とでも見てくれようが。
P.S.
☆オバマ広島訪問に救われた国辱ものの三百代言外交 (3ページです)
まさに右翼の言う国辱そのものでしょう。恥でしかありません!
☆消費増税先送りで本当に景気は上向くのか? 次の「追加緩和」のタイミングはここだ (5ページです)
難しいですね。ここまで景気を悪くしては回復させるのに何十倍かの力が必要です。あまりにも愚かすぎたのです。やることなすことすべてが逆噴射でした。嘘ばかりついていては信頼がますます失われるだけです。先進諸国の中で日本が一人負けの状態となっているのです。安倍が言っているようにアベノミクスは成功しつつあるのならば消費増税をするべきでしょう。それが出来ないと言う事は失敗をしたことを認めたことなのです。安倍も中国や世界経済のせいにしないで自分の政策が間違えていたことを素直に認めるべきでしょう。まさに戦いに負けて退却を転進といった大日本帝国陸軍の様です。退却ではなく回れ右をして転進だから負けてはいないと言う事だったのです。負けを認め原因を冷静に考えて次の手を考えるべきです。反省をしないから日本は太平洋戦争に負け、そして現在の日本は政治経済ともに負けたのです。
安倍は一昨日の消費税先送りの会見で、赤字国債には頼らないと明言をしました。そんな事は不可能でしょう。社会保障費を減らすのならば参議院選挙前に数字を示すべきです。平気で嘘をつき続けてきた安倍と自民党と公明党です。信用など出来るはずがありません。参議院選挙が終われば赤字国債の大発行となるのでしょう。日銀内部でも安倍政権のための金融政策はこれ以上無理だとする意見が出始めているようです。安倍の言う事を聞かない日銀の政策委員は首にするのでしょうか?安倍が日銀へ送り込んだ政策委員の中にも造反する委員が出てくるかもしれません。いずれにしてもいくら安倍達がアベノミクスは成功しつつあると言っても誰も信じないでしょう。
☆世界が冷笑!!世耕お粗末発言
嘘に嘘を重ねている安倍政権です。世界の笑いものになっているのです。日本の恥です!安倍が伊勢志摩サミットの議長会見の場で17分間の演説中に「リーマンショック」と7回も言っているのです。安倍が言っていないと言い張るのならば私達が見たニュースは報道機関が意図的に捏造をしたのでしょうね!嘘の情報を流した報道機関は処罰されるべきですが?
☆首相の会見 納得できぬ責任転嫁
6月2日の朝日新聞の社説です。
☆「1億総活躍」の息苦しさ
東京新聞のコラムです。
☆すごいね安倍首相、口から出放題、嘘まみれの証明写真集
安倍は嘘と思っていないのでしょう。完全に虚言症なのでしょう。
☆米WSJ紙「役に立たない一時的救済」 消費増税延期
ウォールストリート・ジャーナル紙の言う通りです。第3の矢である構造改革(成長戦略)のないアベノミクスは失敗する事が分かり切っていました。
☆OECD加盟国の経済見通し発表、日本の財政は主要リスク、信認喪失なら世界経済に波及
ほら、安倍の愚かさでしょう、国際機関の経済協力開発機構(OECD)に日本がリスクと指摘されてしまったのです。この報告書は2017年4月の消費税率引き上げを前提にしているのです。消費税増税を先送りした日本を見て、世界中は消費税引き上げが出来ない経済情勢にまで日本が追い込まれていると見てしまうでしょう。それが事実なのですが!完全に安倍の経済金融政策の失敗なのです。世界中から袋叩きにされますよ!
☆海外短期筋の売りで日本株急落:識者はこうみる
円高で株安の見本の様です。その原因と言うと良く分かりませんが、昨日の安倍の演説も関係があるのでしょう。東証1部の売買代金は概算で2兆930億円。売買高は20億7508万株です。ここのところ売買代金が少ないです。時々2兆円を超えていますが1兆円台の日も多いのです。通常ならば2.5~3.0兆円なのです。何か不気味です!
☆自民、選挙向け漫画が変 18歳投票権意識、「軽いノリじゃダメですか?」
・・・。「これらの漫画、アニメでは『知識ある男性』と『無知な女性』という性役割が描かれ、女性を一段低く見る姿勢が貫かれています。かつてポスターで主張したように、まさに『ブレない』自民党です」・・・確かにそうとも取れますね!
☆消費税撤廃、アジア版列島改造、そして格差是正……ニッポン経済復活へ、田中角栄ならこうする 小手先の政策でこの難局は打破できない (6ページです)
田中角栄元総理大臣は私の尊敬する政治家の一人です。いま田中角栄がいれば?!
☆舛添知事と同罪 自民都連「会議費」3500万円で“美食三昧” (3ページです)
これでは自民党都議団が百条委員会の設置には賛成出来ない道理ですね。公明党次第ですが公明党は上部団体の創価学会が裏取引が得意なので信用できません。
☆現役の神社宮司が「日本会議や神社本庁のいう伝統は伝統じゃない」「改憲で全体主義に逆戻りする」と真っ向批判 (3ページです)
安倍を中心とする日本会議は日本を誤った方向へ導こうとしているのです。まさに戦前の日本の全体主義、つまり権力者が右向け右と号令をかければ、全員が一糸乱れず一斉に右を向く社会にしたいのです。ナチズムです。
☆五輪招致委の贈収賄疑惑にも関与? 電通が握る“スポーツ利権” (2ページです)
この東京五輪招致のスキャンダルで電通の情報の世界の支配に陰りが出てきたのです。安倍政権も自民党も情報統制は電通の握る企業からの広告料が武器でした。どのマスコミも広告料が入ってこなければ会社の存続にかかわるのです。いま電通はフランス検察の調査の対象となっています。電通の日本のマスコミへの統制が緩んでいるのでしょう。伊勢志摩サミットから安倍政権のマスコミへの統制が緩んでいる事は間違いがありません。
☆中国外相、カナダ人記者に激高=人権提起は「根拠なき非難」
痛いところを突かれてカナダの外相への質問に王毅外相は激昂をしたのでしょう。最近、激高する時が多いようです。立場上なのでしょうが、少し行き過ぎのように見えます。
☆2015年度ギャラクシー大賞は『報道ステーション』 ニュース番組で初
ニュースステーションの前キャスターの古舘氏がドイツに飛び「特集 独ワイマール憲法の“教訓”」としてヒトラーのナチスと安倍の自民党の共通性をあからさまにしました。安倍や自民党や公明党から睨まれて当然の番組でした。確かにヒトラーと安倍晋三は考え方が似ているのです。外見上もチョビ髭を付けるとそっくりです!ギャラクシー特別賞には「ローズアップ現代」の前キャスターを務めた国谷(くにや)裕子氏になりました。両者とも安倍政権の逆鱗に触れて番組を降板させられたのです。日本で報道の自由が失われた事の象徴のような2人です。・・・今回のテレビ部門の選考について、丹羽委員長は「国谷さんや古舘さんなど、テレビ局の看板ニュース番組のキャスターが偶然の一致とはいえ、番組を去ることになりました。このまま自由にものが言えなかった時代に逆戻りしてしまうのではないか、という不安も大きくなりました」といい、テレビを取り巻く状況の変化に言及・・・まさに日本は恐ろしい時代になりつつあるのです!
「新しい判断」・・・なかなか都合のよい言葉ですね。ウソをついても、これで誤魔化す。子供たちに悪影響を及ぼす珍語ですね。今年の”新語”になりそうに思います。日本はお目出度い国なんでしょうか!
安倍は日本の恥ですね!嘘で固めた男です。新しい判断とは後ろに向かって前進をする事なのでしょう。