さいたま市 染谷花菖蒲園1 |
花菖蒲は日本に古来から自生していたとも言われ現在は5千種類ほどあると言われています。江戸系、伊勢系、肥後系、長井系(長井古種)の4系統に分類されると言われています。江戸系は江戸時代後期の初め頃の2千石の旗本松平定朝の手によって300種類ほどの花菖蒲が作られたと言われています。花菖蒲はおそらく東北地方でノハナショウブの色変わり種が栽培され、戦国時代か江戸時代はじめまでに栽培品種化したものとされています。長井古種は江戸に持ち込まれる以前の古い原形を留めていると言われ山形県長井市周辺で古来より栽培されてきたと思われ、古い形態を保っていると言われています。
太平記によると源平時代に源氏の長者であった源頼政が鵺(ぬえ)退治の功あって褒美を賜る時、源頼政がかねてから「菖蒲(あやめ)の前」という女官に思いを寄せていることを知っていた鳥羽院が、ちょいとしたいたずらをしました。12名の美しい女官に同じ衣装を着せて薄絹の陰に並ばせ、いづれが菖蒲の前であるかを見極めたら「菖蒲の前」を源頼政へ与えようと申し出ました。しかし、美人ばかりで見分けがつかず困っている源頼政を見て女官が「水かさが増せば浅香の沼の菖蒲も見分けにくいこともあるでしょう。」と言ったところ、頼政はこれは難儀な事と言うかわりに、歌で答えました。
五月雨(さみだれ)に 沢辺の真薦(まこも) 水越えて
いづれあやめと 引きぞわづらふ
(意)五月雨が降り続いて沢辺の水かさが増したため、真薦も水中に隠れてどれが菖蒲かわからず、引き抜くのをためらっている
同席していた近衛関白がいたく感じ取って「菖蒲の前」の袖を引いて「これがそちの妻じゃ」と教えたとのお話です。源頼政は「菖蒲の前」を連れて屋敷に帰ったのです。このお話から「いずれアヤメかカイツバタ」の語源と言われています。この歌の意味は「五月雨に水が増えてしまってどれが菖蒲だか分からなくなってしまいました」との意味です。「引きぞわづらふ」は織物の模様のあや目の何処の糸を引けばいいのか分からないとの意味です。
この歌は源平盛衰記では・・・
五月雨に 沼の石垣 水こえて
いづれかあやめ 引きぞわづらう
・・・となっています。「いずれあやめかかきつばた」が正しいのか「いずれがあやめかかきつばた」?皆さんは「が」有りですか、「が」無しのどちらで覚えていますか。私は「いずれがあやめかかきつばた」です。源頼政が長年の盟友だった平清盛に対して平家打倒の兵を挙げ宇治で敗死した後、「菖蒲の前」は生まれ故郷の伊豆長岡町古奈(伊豆の国市)まで逃げ延び尼になったと伝えられています。「菖蒲の前」の伝説は日本各地で語られています。
さて、話が戻りますが、能「杜若」に「色はいづれ。似たりや似たり。杜若(かきつばた)花菖蒲(はなあやめ)。」という言葉があるそうです。この花菖蒲(はなあやめ)は「あやめ」のことであり、このあたりが「いずれがあやめかかきつばた」の語源かも知れません。つまり室町時代です。能「杜若」は在原業平の「伊勢物語」の東下りで三河国八橋の場面を室町時代の能作者の金春禅竹が作ったと言われています。
P.S.
☆財務省発表(法人景気予測:期待が大きく外れた景気)
ここのところ悪い数字ばかりが発表されています。政府を信じてはだめだと言う事なのでしょうか?先々週あたりから道路は非常に空いています。街を歩いている人も減っています。銀座あたりは新しいビルがどんどん建っていますが買い物袋を下げている人は非常に少ないです。ウインドウショッピングなのでしょう。銀座に新たに進出してきた地方の商店は、異常に高い賃料と人件費に売り上げの少なさにビックリをしているでしょう。
☆アベノミクスの毒矢が中小企業を直撃
・・・そんなワケで、アベノミクスが始まって3年、日本のGDPはほとんど成長していない横ばい状態なのに、大企業だけは経常利益が増加して中小企業との格差が民主党政権時の2倍近くに拡大した。生産が増えていないのに大企業の利益が増加したのは、冒頭の共同通信の記事にも書かれているように、輸出による円安の恩恵と、法人税の大幅な引き下げによる恩恵だろう。そして、もうひとつは、正規雇用をリストラして非正規雇用に代えたことによる人件費の削減だ。こうして総合的に見てみると、安倍政権の政策は、税制にしても、雇用にしても、経済政策にしても、すべては大企業のための政策だということがよく分かる・・・その通りです!
☆「保育園辞めた」でわかる、保育士の過酷 給与を上げるだけで人手不足は解決しない (3ページです)
なぜ私が安倍を評価をしないかと言えば、憲法問題だけではなく一番大きいのは安倍の無知から来る誤った経済政策、そして保育士等の問題でも分かるように目先の事しか考えない単純発想です。女性活用もはっきり言えば安く教育レベルの高い労働力が欲しいだけでしょう。働けと言っても働ける労働環境や家庭環境がなければ無理です。発想の基本が弱者切り捨て、既得権益擁護にあるからです。
☆マイナス金利活用に制限、インフレ上振れも=ECB副総裁
当然の事です。日銀も欧州中央銀行(ECB)のコンスタンシオ副総裁の発言の影響を受けるでしょう。
☆野村リポートが話題 トランプ大統領で日本株は“沈没”する (2ページです)
☆フロリダ惨劇は大統領選に巨大影響を与える トランプが勢いづくキッカケになりかねない (3ページです)
フロリダの銃乱射事件で49名が亡くなった事は大統領選挙に影響が大きいでしょう。トランプ大統領誕生を真剣に考えないといけないと言う事なのでしょう。アメリカ軍の基地がなくなる事は大変良い事ですが、日本をアメリカの代わりに世界の警察官になろうなんて愚かな事を言い出しそうな安倍です。日本は現憲法を守り、他国への侵略は行わない専守防衛に徹するべきです。世界で第4位とも一部で言われている軍事力をもっと下げる事は可能だと思います。「山椒は小粒でもぴりりと辛い」で良いのです。そのためには国防の見地から諜報活動も強化をしていく必要があるでしょう。後は日本の政治家の質と外交官の能力で日本を守っていくしかありません。両方とも国際的にみてもレベルもラベルもかなり低い水準なのが現状です。
☆孤立浮き彫りの中国 ASEAN懐柔に失敗 あの外相が1人で会見の異常事態
ASEANの中の親中国のラオスも中国の肩を持てなくなったのでしょう。それだけ習近平の外交政策と愛国を使った領土拡大(侵略)策がASEAN諸国の反発を招いたのでしょう。しかしここで習近平が引き下がる事は、国内的な政治情勢からして無理でしょう。人民解放軍の突き上げもあるでしょう。引くに引けないと言う事なのでしょう。そもそも太平洋を二つに分けて東半分をアメリカの支配に任せ、西半分を中国の支配に任せろと言い出したのは習近平がアメリカでオバマ大統領との二者会談で言い出した事です。習近平の国際感覚の無さが招いた事なのですが、胡錦濤を中心とした共産主義青年団は習近平の行動を笑っているでしょう。習近平は権力を自分に集中させるべく、No.2の国務院の李克強総理(共産主義青年団)を無視して党中央全面深化改革領導小組と言う国務院の組織に代わる組織を作り始めているのです。これは文化大革命で毛沢東が作った中央文革小組(江青、張春橋、姚文元、王洪文など4人組)を使って政敵の追い落としをしたのと同じようです。いまのところ胡錦濤を中心とする共産主義青年団は静かにしていますが習近平の失敗をジッと待っているのでしょう。
☆習主席の“野望”に大打撃 米MSCIが国際株価指数から中国株を排除
人民元は国際通貨基金(IMF)の基準通貨として秋にも採用されるのですが、それだけに国際的に大きな責任が発生するのですが、現在の習近平を見ていると中国にはその資格がないと判断されるでしょう。オレは偉くなったのだからみんなオレに頭を下げろと言い出しているのです。
☆疑惑だらけの終幕=「自らの不徳」-舛添氏
まったくふざけた話です。共産党の主張している通り百条委員会を開くべきです。最初から舛添を批判してきたのは共産党だけです。そして国からの政治資金の受け取りを拒否をしているのは共産党だけです。他の政党がおかしいのでしょう。特に自民党は今回の舛添の辞任騒ぎに何とか舛添を支えようとしてきたことは明白です。しかしあまりもセコイ話で、sekoiが英語になったようです。そもそも舛添たちはみんながやっていると「赤信号みんなで渡れば怖くない」を地で行ったのでしょう。政治資金規正法は大改正をすべきです。それも絶対に政治家を入れないところで議論をすべきです。そもそも今の日本の政治家や政治屋に政治資金を語る資格は無いのです!
安倍が参院選の全国遊説で「野合批判」を強めていると言われています。とりわけ目立つのは共産党に対する“口撃”だと。安倍首相は国会質疑でいつも共産党の議員にコテンパンにやり込められているのです。やはり頭の良さは共産党の国会議員の方が数段上なので誤魔化しが効かなく嘘を吐いている事がはっきりとわかってしまうのです。憲法問題・経済問題など手厳しく委員会や本会議で批判をされています。だから「共産憎し」に力が入るのでしょう。とはいえ、総理大臣であり、かつ巨大与党の党首が、選挙演説で少数野党を繰り返し批判するなんて前代未聞の事で、よほど的を得た批判が痛いのでしょう。結局は安倍の頭の中は庶民の事ではなく自分の事しか頭にはないのでしょう。その点は舛添と非常に似ているのです。そして嘘ばかりなのです。舛添の2年4か月間の実績はほとんど何もないです。自分の趣味の世界を広げただけです。
昨夜、妻が突然に次の選挙では共産党に投票すると言い出しました。友達と話し合っているそうで、今までみんなで民主党に投票をしていたが次回から全員が共産党へ投票しようと言い出したそうです。他の政党は信用が出来ないとの結論だそうです。私も同感ですが、悩ましいところです。
どうして百条委員会を開催しなかったのでしょうね。
自民党本部自民党都連も本当の事を舛添が百条委員会で話すと困るのでしょう。私が県議会の百条委員会に呼ばれるはずだったのに有耶無耶にされたのは本当の事を話すと言ったからです。舛添の知っている話は、東京オリンピックの裏金に繋がる話なのでしょう。