道の駅「童謡のふる里おおとね」のホテイアオイ |
ホテイアオイはミズアオイ科の水草で南アメリカ原産の水草です。別名ホテイソウあるいはウォーターヒヤシンスとよばれ明治時代に観賞用として輸入されました。栄養状態が良いと短時間で水面を覆いつくし水の流れを止めてしまい、水上交通の妨げになるので別名「青い悪魔」と呼ばれています。水中の窒素を吸収するので水の浄化に利用しようとされますが繁殖力の方が勝り除去に多くの手間とお金がかかるために最近はほとんど使われなくなりました。
万葉集の上野国(群馬県)の歌枕として伊奈良の沼が歌われいます。伊奈良の沼とは群馬県の板倉町周辺を指していると言われています。伊奈良の沼とは渡良瀬川と利根川で作られた広大な湿地帯のようで渡良瀬遊水地や埼玉県の旧大利根町・旧北川辺町あたりまで含んでいたと思われます。このホテイアオイの咲く旧大利根町もオニバスの咲く旧北川辺町も伊奈良の沼の南東部だったのかもしれません!
万葉集から詠み人知らずです。
上毛野(かみつけぬ) 伊奈良の沼の おほゐ草
よそに見しよは 今こそまされ
(意)遠くから羨ましいと思って見ていたが、いまはそばによって親しく見る事が出来る。なんて幸せなんだ!
この歌は相聞歌です。男性から女性に男女の関係になってから詠い掛けたのでしょう。おほゐ草とはカヤツリグサ科の植物でフトイ(太藺)のことです。水辺に群生し、2メートルもの高さになるそうです。歌われるのが非常に珍しい草です。
毛野国(けぬのくに)は現在の群馬県と栃木県を合わせた地域で、上毛野氏(かみつけのうじ)は毛野川(現在の鬼怒川)流域一体に勢力を有し、後の仁徳天皇の時代に上毛野国(かみつけぬのくに、後の上野国、現在の群馬県)と下毛野国(しもつけぬのくに、後の下野国、現在の栃木県)に分けられたとされています。大和朝廷の百済救援軍の新羅征伐の主力軍の将軍として上毛野君稚子が朝鮮に渡り、唐・新羅連合軍と白村江の戦いで負けたとされています。当時は大和朝廷と百済王家は単なる同盟国を超えた血族に近い関係があったとしか思えません。中臣鎌足(藤原鎌足)も間違いなく中臣一族ではなく、百済の王族だったのでしょう。蘇我氏の由来ははっきりとは分かりませんが、新羅系渡来人とも言われています。蘇我入鹿は明らかに唐や新羅と結ぼうとしていたと思われます。蘇我入鹿の視野は広く国際関係を冷静に見ていたのでしょう。しかし中大兄皇子の視野は入鹿に比べて狭かったのかも知れません。大化の改新は親唐・親新羅の蘇我一族を滅ぼし、大和朝廷を百済国救援に踏み切らせるためだった可能性が高いのです。天皇家の由来は百済の影響下にあった南朝鮮の任那の王家だったのかも知れません。百済からの使者と大和朝廷の王族や貴族たちは通訳を使わないで会話が出来ていたようなのです。私の祖父は東大法学部を卒業して任官し朝鮮で裁判官をしていました。古代史に興味のあった祖父は古代の朝鮮語を勉強したのだそうですが、祖父の育った上尾市の田舎で使っている物の名前が古代朝鮮語(たぶん新羅語)の名残があったのだそうです。埼玉県には朝霞や志木の様に新羅由来の地名が残されています。
上毛野君は武蔵国造家笠原氏の内部権力争いに干渉したりした東国の盟主のような存在だったのかも知れません。日本書紀によれば「武蔵国造の乱」は武蔵国造の笠原直使主(かさはらのあたいおみ)と同族の笠原直小杵(おき)との間で起きた争いで、大和王権は武蔵国造の笠原直使主に付き、上毛野君小熊(かみつけののきみおぐま)は笠原直小杵に付いたと言われ、笠原直小杵は誅殺されたとされています。乱後、笠原直使主は大和王権に屯倉として4か所を献上しました。同時に上毛野国は1か所を大和王権に献上しています。上毛野君小熊が大和に頭を下げたのでしょう。笠原直使主の一族が行田市のさきたま古墳群に眠っていると言われています。本拠は鴻巣市周辺とも言われているのです。屯倉とは大和王権の支配制度の一つで、全国に設置した大和王権の直轄領を示します。屯倉の土地とそこに住む人達を大和王権が直接統治をしたのです。日本書紀では田辺史・上毛野公・池原朝臣・住吉朝臣4氏が百済からの渡来人であると書かれています。第10代崇神天皇の6世と言われています。神話の世界です。
P.S.
☆蜜月だった朴槿恵政権と朝鮮日報の間で一体何が起きたのか? 主筆を辞職に追い込み、記者を強制捜査… (5ページです)
特に貨客船のセウォル号沈没事故から敵対関係の様になってしまいました。産経新聞のソウル支局長が朝鮮日報の記事を引用して日本へ記事を送ったために巻き添えとなりました。この時に朴政権は朝鮮日報に対して何も行わなかったのですが、産経新聞の支局長は出国禁止となり、裁判にかけられて無罪となりました。
☆韓進海運、10日ぶりに米国で荷役再開…追加の資金調達は「難航」
韓国のハンギョレ新聞の記事です。アメリカの裁判所が下した命令「ステイオーダー」とは差押禁止命令・臨時保護命令の事です。これで日本に続いてイギリスとアメリカの裁判所がステイオーダー命令を出したことになります。
☆没後40年、現代中国の市場経済優先に抵抗する毛沢東主義者 (3ページです)
毛沢東主義とは何だったのでしょうか?文化大革命が終了直後の中国へ行って文化大革命の惨状の跡を見た私としては驚きだけでした。そして文化大革命中に香港で生活をしていた私は、当時何度も新聞で賑わしていた紅衛兵が後ろ手に縛られ撲殺され川に捨てられ香港に流れ着いた遺体の写真を見てショックを受けました。そして香港でも紅衛兵に影響を受けた毛沢東主義者による爆破事件なども起きていました。そして文化大革命後に香港に出てきた中国人の友人達から下放された話を聞くと背筋が凍るように感じました。みんなが下放された話をするときは顔が暗くなるのです。知人の女性の父親は東北地方の大都市の市長でしたが紅衛兵に捕まり帽子をかぶらされ胸に自己批判をした紙を貼り人々の間を歩かされ、結局は殺されました。中国共産党の幹部だったのです。普通の人ならば毛沢東主義は2度と御免だと思うはずです。
☆中国共産党 天津市トップ失脚 指導部人事に影響必至
11日のブログに書きましたが、どうも良く分かりません。側近を整理して公平をアピールしたと言う事なのでしょうか。習近平派の側近が失脚するのは初めてでしょう。あるいは「獅子身中の虫」(内部にいながら害をもたらす者や、恩を仇で返す者のたとえ)として処理をされたのかも知れません。あるいは昨年8月の天津市の習近平の暗殺未遂事件に関与をしていたのかも知れません。
☆金融政策の秋
今年の秋は波乱でしょう。政治経済とも大きく揺れ動くと思います。
☆豊洲市場の土壌汚染対策、建物の下は4.5mの盛土なし!日本共産党都議団の調査で明らかに
本当に何が起きているのか理解を超えています。いったい何が起きたのでしょうか?
☆<豊洲盛り土問題>青果棟下、砕石層むき出し
青果棟にも疑惑です。
☆豊洲新市場、「盛り土」ウソ説明の大混乱 「移転時期」は全く不透明に
これは意図的に都の担当者は行ったのでしょう。関係した部署の責任者は当然に解雇処分にすべきです。諭旨免職(解雇)程度では済みません。懲戒免職(解雇)でしょう。懲戒解雇は事前の解雇予告や手当の支給はされず、解雇予告の除外認定により即時解雇となります。また、退職金の支給も多くの場合ありません。懲罰処分であるため、再就職が非常に困難となります。懲戒解雇の事由は金品の横領、職務・会計上での不正、重大な過失による業務の妨害、重大な犯罪行為等です。該当するでしょう。厳しい処分を課す事で、日本全国の官僚組織への大きな警鐘となります。
☆豊洲市場のベンゼンって何?
少なくとも当時の副知事以下は知っていたはずです。何故?やはり利権なのでしょう。疑問なのはどうして関係した部局の都の職員から内部告発が無かったのでしょうか?それが不思議です!私が埼玉県知事の私設秘書をやっているときは県の職員が首を覚悟をして体を震わせながら私に訴えてきました。いまの地方自治体の職員に良心が失われてきているのでしょうか?地方自治体の職員はまず第一に地域住民の安全に心を配るべきです。不正は首を覚悟しても告発すべきです。
☆ヘリコプターマネーの悲劇
一見すると妙案の様に見えるのですが、ヘリコプターマネーの中身は結局は国民の借金を増やすだけなのです。詐欺話と同じです。安倍政権は追い込まれているのです。ここまで来たなら最後に大博打を打って、あとは野となれ山となれと考えているのでしょう。安倍は危険です!官製相場もヘリコプターマネーも一時的に効果は出ても必ず失敗をします。
☆都心でマンション「大暴落」、売れ残り続出…要注意エリアはここだ!2020年まで持たなかった
浦和もマンションブームでいまだに建設中や建設予定地が市内に沢山あります。昨日会社に行き、郵便受けを見てビックリ!新築マンション販売と中古マンションの販売チラシが沢山入っていました。いままでにこんなに沢山のチラシが入っていたことはありませんでした。やはり売れなくなっているのでしょう。昨年は不動産ブームは2018年で終わるとみていましたが、今年になり2017年で終わると思っていました。しかしもっと早く不動産ブームは終わるような感じです。今年の12月か来年3月の決算期で終わるでしょう。想像したよりもスピードは速いです。やはり安倍政権の嘘がバレ始めているのです。マンション業者はどうなるのでしょう?倒産続出となります。マンションは共同住宅です。建設した業者が潰れると管理にも支障が出てきます。
☆税金使いバラマキ外交
安倍のバラマキ外交はこんな程度ではありません。滅茶苦茶なのです。つけは国民い回ってくるのです。国民は早く気が付くべきです!何と言っても安倍は国会で絶対多数を握り自民党と政府の人事権を握って絶対権力者となっているのです。何でも好き放題にできるのです。
☆平成28年と昭和64年 外交状況や国内政治にも共通点
確かに共通点はありますね。
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響あり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす
驕れる者久しからず ただ春の夜の夢の如し
猛き人もついには滅びぬ ひとへに風の前の塵に同じ。
平家物語です。
☆務台政務官、長靴持参せず「反省」 被災地視察でおんぶ
☆被災地が激怒 “おんぶ事件”務台政務官はKY行動の常習犯 (2ページです)
何度か新聞や雑誌などに写真が載って話題となりました。恥ずかしい話ですね!この程度の人間が国会議員のバッチを付けて威張っていて、しかも政府の一員なのですよ。この人は元自治官僚です。一番地方の事が分かっているはずなのに。今村雅弘復興大臣も褒められるような人物ではありません。在庫一掃大臣ですから!
☆鎖国下の日本で、期せずして海外を見てしまった漂流者たちの証言 江戸庶民にとっての異国 (4ページです)
面白い話です。ジョン万次郎は中濱萬次郎が普段使っていた名前ではありませんでした。ジョン万次郎の名前は昭和13年に井伏鱒二が書いた小説で第6回直木賞賞の「ジョン萬次郎漂流記」で用いられた名前です。中濱萬次郎は鰻が大好きで浅草の今でも続いている鰻屋の「やっ古(こ)」に勝海舟とたびたび訪れていたそうです。やっ古は美味しい鰻屋さんです。私も時々食べに行っています。中濱萬次郎は土佐藩では後藤象二郎、岩崎弥太郎に英語と世界情勢を教え、幕府に召し出されて旗本となって坂本竜馬、大鳥圭介など多くの生徒を教えました。文久元年(1861年)には外国奉行の水野忠徳に同行し、小笠原諸島などの開拓調査を咸臨丸を含む四隻の艦隊で行い、小笠原諸島が日本領である事を明確にしました。明治維新後は開成学校(東京大学)の英語教授となりました。
☆税率たった0.005%…アップルやスタバ、世界的な巨額「税逃れ」スキーム (2ページです)
これは合法と言っても脱税でしょう。アイルランドではアップルなどの世界的大企業が一般市民よりも異常に少ない税率で済んでいる事には異論が噴出しているそうです。当然でしょう。
☆〔地震〕朝鮮半島南部でM5台の地震相次ぎ日本でも有感 韓国では観測史上最大規模の地震か
昨日は1日で2回もM5以上の地震が起きました。今年7月にもM4.9の地震が起きて韓国はパニックになったと伝えられています。韓国は地震の少ない国です。朝鮮半島では歴史書によると2世紀から現在まで1年に1回ほど有感地震が起きています。今日の2回目の地震は韓国の観測史上最大の揺れだったそうです。3回連続で最大の揺れとは異常でしょうね。原発も心配です。地殻が日本だけではなく韓国まで動き始めているのでしょう。
今夜も地震がありましたね。このように毎日、ありますとそろそろかと思ってしまいます。
そんな折の東京都の件、富山の件、・・・諸々・・・
懲戒免職でも足りないように思います。
都に在職中は衛生局であり、市場も研修で通った所、汚染土の件からも注目しておりましたが、このような事態になって・・・
こちらの市場の冷蔵庫なども耐久性がなかったようで、なにか公共事業への不信感があります。
小池都知事になってこんな短期間にいろいろと出てきました。
やはりバランス良くしていかないと一党独裁では飛んだことになります。
豊洲に移転はこのままでは不可能となるでしょう。しかし不思議な事が起きていたのです。いままであからさまに出なかったのは不思議な事です。当然都の担当者は分かっていたはずで、知っていた人の数は非常に多かったはずです。やはり内部告発制度をしっかりと作らないといけないのでしょう。