出流山(いずるさん)満願寺の秋海棠(シュウカイドウ)3 |
出流山は幕末の混乱期に江戸の三田にあった薩摩藩江戸屋敷の「薩邸糾合屯集隊」の分遣隊である「出流山糾合隊」約200名が蜂起した場所で、後に幕府軍と各藩兵の討伐で岩船山(栃木県栃木市)で壊滅し唐沢山周辺で幹部が捕らわれ処刑されました。薩摩藩江戸屋敷にあった薩邸糾合屯集隊は御用盗として有名でした。西郷隆盛の指示で作られた秘密部隊で薩摩藩士益満休之助等若手藩士が薩摩から江戸に送り込まれて作られた部隊でした。500名ほどの浪士が江戸を騒乱状態にする目的で江戸市中で活動し隠れ家として治外法権の三田の薩摩藩邸を使っていました。将軍をはじめ幕府首脳が大阪城にいるときに江戸の留守を預かった老中稲葉正邦の指示で幕府や諸藩の薩摩藩江戸藩邸の焼き討ち事件へと発展することになりました。この時に捕らえられた御用盗事件の首謀者の薩摩藩士江戸留守居役南部弥八郎、同添役肥後七左衛門、藩士益満休之助の3名は処刑される寸前に勝海舟によって助けられ勝海舟の屋敷で幽閉されていました。勝海舟はいずれ幕府は官軍に攻められると考え、事後処理に備えて3名の薩摩藩士の命を助け出したようです。
後に江戸城無血開城の時に無血開城の幕府の使者の山岡鉄舟を官軍の充満している東海道を駿府の総督府の参謀西郷隆盛まで送る道案内として益満休之助が随行し、無事に駿府まで送り届けました。当時はすでに品川まで官軍が到着していて東海道は江戸攻めの官軍の軍兵で充満していましたが益満休之助の話す薩摩弁が通行手形となって駿府まで辿り着くことが出来、幕府の使者である山岡鉄舟を官軍の参謀の西郷隆盛に会わす事に成功しました。後の西郷隆盛と勝海舟の江戸無血開城の談判の前座となったのです。後に、益満休之助は上野山の彰義隊との戦いで薩摩藩遊撃隊員の斥候として戦いに参加して流れ弾に当たり28歳で戦死しました。生きていれば明治新政府で出世をしたでしょう。
御用盗事件は、実態はよく分からないところもあります。しかし確かに治外法権の薩摩藩邸を根城にして江戸の治安を撹乱する浪士隊がいたことは確かでした。また、彼らが江戸市中で鉄砲を使って強請タカリをしていたことも確かなのですが、他にも幕府陸軍の歩兵隊の隊員による制服を着て銃を持っての強請タカリも多かったのです。当時の幕府陸軍はならず者や博徒が多く加入していて装備は最新でしたが風紀は非常に悪かった部隊も多かったと言われています。桑名藩士で幕府陸軍第3連隊に出向していた立見尚文(たつみなおふみ)の率いる部隊は精強で規律もよく守られ軍事教官のフランス士官達を瞠目させたと言われ、幕府崩壊後は部隊を率いて関東や東北を転戦し官軍を打ち破り続けました。立見尚文は奥羽列藩同盟の最後まで抵抗をした庄内藩の降伏とともに官軍に降伏しました。その後、士族の反乱が頻発すると戦いの指揮能力を買われ明治の陸軍に招聘され、西南戦争では少佐で新撰旅団の第一大隊長として参戦しました。
その後、日露戦争では第8師団の師団長として、孤立した騎兵旅団の秋山好古少将の守る黒溝台の救援に向かい、数倍のロシア軍部隊と戦い師団半数を失い追い詰められての最後の逆転劇で勝利を収め孤立していた秋山旅団を救いました。この時にロシア軍を敗走させたのは立見尚文が率いる第8師団の常識破りの、やけっぱちな後方援助部隊や輸送部隊を含めた全師団での一丸の夜襲でした。当時のヨーロッパの常識では予備部隊無しで夜襲をすることは常識外でロシア軍の参謀は第8師団の後方に強力な日本軍の予備部隊がいると信じて撤退しました。またこの時に黒溝台を守備していた秋山騎兵旅団が初めて野戦で機関銃と塹壕を使ってロシア軍と戦いました。日本軍1に対してロシア軍は5でしたが、ロシア軍は日本の塹壕と機関銃の防御線を突破できませんでした。このとき観戦していたヨーロッパ諸国の武官達により第1次世界大戦の西部戦線での塹壕戦と機関銃の活用の見本となった戦い方でした。秋山好古将軍は日本海軍の連合艦隊の作戦参謀で敵前回頭の作戦を考えた秋山真之の実兄で伊予松山藩出身でした。立見尚文は京都所司代の桑名藩出身で旧幕府軍経験者として初めて陸軍大将となりました。明治陸軍の重鎮の山縣有朋は戊辰戦争での北越の戦いで立見尚文の部隊に何度も負けたため、立見尚文に最後まで頭が上がらず会うことを極力避けていたと言われています。明治政府の重鎮たちが立見尚文に会うと、どこそこの戦いではお前は逃げ足が速かったとかすぐに退却をしたとか悪口を言われるので困ったそうです。それだけ戦には強かったのでしょう。
☆首相演説に一斉起立・拍手、事前に「指示」飛び交う
嘘で固めている安倍政権です。自然発生的というのも嘘でした。官房副長官に指示をされて立ち上がって拍手とは・・・・!ただ、ただ呆れます!逆らうと大臣にも副大臣にもそして政務官にもなれないでしょう。下手をすると解散総選挙の時に公認してくれない可能性もあるのです。だんだん恐怖政治になっていきます。
☆“バカ殿”写真がネットで拡散し、話題沸騰!!
☆【安倍マリオネット晋三】安倍総理の演説の原稿がヤバすぎ!「『表す』にフリガナ」「『水を飲む』も原稿通り」
油断も隙も無いですね!しかし難しい字にはルビが確かに必要です。しかし意味が分かっているのでしょうか?コピーライターは当然東大法学部出身の官僚なので、数段頭は安倍よりも上です。
☆TPPで「農林水産物の輸出が増える」は悪質な虚偽である (2ページです)
安倍は生まれついての大嘘つきなのです。まさに息を吐くように平然と嘘を吐くのです。専門家ではないのではっきりとは分かりませんが、サイコパスと言う病気をインターネットで調べると、驚くほど安倍の事が当てはまるのです。そしてその嘘に簡単に騙される国民!
☆日銀、サプライズ緩和政策が破綻…政策を市場に「統制される」異常事態突入 (2ページです)
もう完全に安倍政権と日銀は理論的にも破綻をしているのです。追い詰めることが出来ない野党がだらしがないのです。
☆地検特捜部の真価問われる 豊洲「官製談合」疑惑に新証拠 (2ページです)
まあ安倍が間違いなく東京地検特捜部を止めるでしょう。自分にも火の粉が降りかかるかも知れないのです。豊洲と東京五輪の主要登場人物や企業は同じでしょう。巨悪を暴くことは、野党に政権が変わらなければ無理でしょう。今の民進党の体たらくを見れば巨悪だけが高笑いです!
☆12億円で豊洲を設計 全貌知る「日建設計」は議会で説明を (2ページです)
日建設計は総てを知っているはずです。そうでなければ設計監理業務を行えません。普通の設計会社ではありません。ゼネコンを含めた下請けの企業まで目が行き届いていたはずで、お金の流れも十分に知っていたはずです。しかし当然トボケルでしょう。秘密を守らないと今後は仕事が来ないのです。話すときは誰かの指示で選ばれた政治屋を切り捨てる時です。あまり書くと私も危なくなるので!!
☆昭和の公衆便所を彷彿…異臭漂う“豊洲地下空間”滞在ルポ (3ページです)
本当にひどい話です。都の言い訳も誰が考えても無理な話です。
☆NHKスペシャルの「縮小ニッポン」の衝撃の内容に、絶望の声が相次ぐ (3ページです)
この様な事こそ国会で議論をすべきなのです。
☆【スクープ最前線】北朝鮮への先制攻撃、中国が容認情報 米軍「斬首作戦」決行か (3ページです)
中国が北朝鮮を切り捨てるとの情報は流れていました。しかし問題は中国が主張している条件です。当然、北朝鮮は中国の物である事をアメリカと韓国が了承をしないとダメでしょう。攻撃をするならば1日でも遅れると難しい事なって行きます。それには金正恩の動静が分からないといけません。側近を買収することが出来るでしょうか?疑心暗鬼になっている金正恩でしょうから動静の把握は難しでしょう。
☆ドイツ銀行が破綻危機…市場が怯える「ABCDショック」 (2ページです)
以前から言われてきていました。ここのところ現実味が出てきたのでしょう。もしもドイツ銀行が破綻をすればリーマンショックの数倍以上の破壊力を持つでしょう。そして世界経済は一気に不安定化し、世界中で武力紛争がいままで以上に頻発し、第3次世界大戦も現実味を帯びるでしょう。経済で行き詰ると対外戦争で自国内の政権の支持率を維持し、景気回復を図る事が歴史では常識なのです。そして愚かな単純な国粋主義者達が旗を振りまわして大通りを闊歩するのでしょう。むかし日本も通った道です。