京都 南禅寺の紅葉 |
南禅寺の開基(創立者)は亀山法皇(第90代天皇)で開山(初代住職)は無関普門(大明国師)です。日本最初の勅願禅寺であり、京都五山および鎌倉五山の上におかれる別格扱いの寺院で、日本の全ての禅寺のなかで最も高い格式をもつ寺院です。京都五山はランク順から天龍寺、相国寺、建仁寺、東福寺、万寿寺です。鎌倉五山は建長寺、円覚寺、寿福寺、浄智寺、浄妙寺です。五山制度は宋国で始められた制度です。日本でも室町幕府第三代足利義満が京都と鎌倉の五山制度を定め、京都と鎌倉の五山の上に南禅寺を置きました。実は義満は自分が創建した相国寺を五山に入れるために南禅寺を別格として五山から外して相国寺を入れたのが真相です。
南禅寺の場所には以前は第88代後嵯峨天皇の離宮の禅林寺殿(ぜんりんじどの)がありました。禅林寺殿は上下の2つに分かれていて上禅林寺殿は現在の南禅寺の南にある塔頭の南禅院で、南禅寺の北側にある禅林寺(永観堂)が下禅林寺殿だったのかも知れません。禅林寺の地は平安時代初期の淳和上皇の出仕の求めに応じて官僚となった藤原関雄の屋敷があった場所で藤原関雄が亡くなり、遺族が弘法大師の弟子の真紹僧都(しんじょうそうず)に売却をして禅林寺となったと言われています。
続拾遺集から亀山院のうた
もみぢ葉を 今ひとしほと ことづてむ
時雨(しぐ)るる雲の 末のやまかぜ
(意)紅葉を今ひとたび、いっそう鮮やかに染めてくれと、言伝てよう。時雨を降らした雲のあとに吹く山風よ。
時雨ると飴によって紅葉の色が増すと考えられていました。「ひとしほ」とは布を染める時に1度だけ染料の水にしたす事です。
P.S.
☆アメリカ入国制限令、国務省職員約900人が批判文書に署名
署名をした国務省の役人はいずれは辞職を迫られるでしょう。逆らうものは許さないと言うの安倍にもトランプにも共通したやり方です。
☆トランプ米国、独善的大統領令連発で世界秩序破壊…各国から報復措置開始、世界分断へ (3ページです)
世界が大混乱になるでしょう。
ヘーゲル「歴史哲学」から
「経験と歴史の教えるところこそまさに、人民と政府がかって歴史から何ものも学ばなかったと言う事であり、また歴史からひっぱり出されるような教訓に従って行動したと言う事もなかったということそのことなのである。」
☆「日本は円安誘導」=トランプ氏、為替政策批判―日銀緩和も不満?
個のトランプと言う男は世の中の仕組みが全く分かっていないのでしょう。いまの時代に為替管理が出来るのは絶対主義の中国共産党が統治をしている中華人民共和国(中国)ぐらいしかありません。それだけ為替の世界はグローバル化をして一国の政府ではコントロールできないのです。口先介入ぐらいしか出来ないでしょう。やはりトランプの頭は1980年代のレーガン大統領時代なのでしょう。アメリカの大統領としては困ったものです。
☆米国の移民・難民入国制限、なぜこの7カ国? 政府説明と実際のデータ
トランプの考え方は深くないのかも知れません。とにかく目立つもの、そしてアメリカの中西部のプアーホワイト(下層白人)に受ける大統領令を連発しているのでしょう。いずれ化けの(馬鹿の)皮が剥がれます。
☆異例の“4閣僚”訪米 不測の事態の「危機管理」どうなる? (2ページです)
宗主国のアメリカに呼び付けられる4閣僚です。名誉と考えているのでしょうか?G7諸国で当事者のアメリカを除いて安倍以外の全員がトランプの入国規制を強く批判をしています。あのイギリスのメイ首相まで昨夜は批判に回りました。安倍はトランプとの会談後までは何も言えないのでしょう。素晴らしい新大統領と言うしかないのでしょう。さてトランプに呼び付けられて俺の言う事を聞かないとお前ら全員をスキャンダルで辞職させてやると言われてしまうのかも知れません。
☆貿易戦争より怖い「一帯一路」の未来 (3ページです)
世界が破滅に向かってひた走っているように見えます。
☆韓国大統領選:潘基文・前国連事務総長が不出馬宣言
潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長はいい加減な男だと思いますが、それでも韓国の政治家としては真面な部類に入っていたのかも知れません。しかしますます韓国は混乱をします。やはりこれは日本は韓国抜きの安全保障を考えるべきかも知れません。そしてアメリカ抜きも考えないといけないかも知れません。日本の真の独立です。台湾問題もこれから大きくなるでしょう。日本はどうするか?難しい問題です。中国共産党の出方によっては大変な問題となりかねません。トランプの出現によって日本の安全保障は重大局面になるでしょう。思いやり予算を日本の専守防衛に全部注ぎ込む決断も必要になるかも知れません。もっともアメリカのマティス国防長官はトランプの商売優先とは考え方が違うでしょうが!トランプに比べれば新国防長官はずっとまともなのでしょう。
☆自衛隊向けF35戦闘機値下げ、日米が異例の価格交渉
そう簡単には値段は下がりません。なぜならばアメリカと日本の政官財の癒着があるからです。防衛産業は政官財の癒着が無ければ維持が難しいのです。そこで度々ブログに書いていますがヨーロッパのユーロファイタータイフーンの方が安くて良いと思います。ユーロファイタータイフーンはF-22に次ぐ戦闘機と言われていて、攻撃手段においても、「ミーティア」と呼ばれる新型の空対空ミサイルを搭載しています。「ミーティア」はF-35やF-22で使用されるAIM-120C「アムラーム」の最大5倍ともいわれるノーエスケープゾーン、すなわちほぼ命中を見込める射程を持ち、200km先の敵機を攻撃できるともされます。さらに短射程ミサイル「アスラーム」は、敵機とすれ違いざまに射撃しても背後に回りこんで命中する、という高い誘導性能を持ちます。レーダーは少し落ちると言われているのでレーダーを日本のレーダーに変えればF-35をはるかに超える性能を持ちます。そうして値段はF-35の1/2とも言われているのです。日本は今までアメリカの指示によって自衛隊の装備品をアメリカ製としてきたのですが、せっかくトランプ大統領がそれを取り払ってくれそうなのです。他にも艦対艦ミサイルでは台湾製のミサイルが安くて命中精度が高いと言われています。良いものを安く自衛隊が手に入れるチャンスでしょう。
☆首相 PKO死傷なら辞任の覚悟 辞任を「覚悟」…南スーダン、自衛隊員死傷で
息を吐くように平然と嘘を吐く安倍です。そろそろ国民も安倍の嘘には騙されませんよ。
とにかくオカシな豊洲です。汚染水の調査費も今回の調査費は4社で行っているのに以前の1社で行った調査比よりも1/7以下なのです。いったいどううしてこんないい加減な事が起きているのでしょうか?徹底究明をするべきです。