新宿御苑のフランス式整形庭園の春薔薇2 |
猛暑の中の薔薇です。こんなに咲いているとは思いもよりませんでした。見事でした。
薔薇 其二 武田信玄
滿院薔薇香露新 満院の薔薇 香露 新たなり
雨餘紅色別留春 雨余の紅色 別に春を留む
風流謝傅今猶在 風流の謝傅 今 猶ほ在り
花似東山縹渺人 花は似たり 東山 縹渺の人に
(意)
庭いっぱいに咲いた薔薇の花には香りを含んだ新鮮な露
雨あがりの花の赤い色は、そこだけ特別に春を留めているようだ
風流で知られた謝安が今なおここにいるかのように
ここの薔薇の花は、東山の薔薇洞に隠棲していた謝安の、はるかに遠く世俗を離れて生きた姿に似ている
「謝傅」とは謝太傅の略。東晋の謝安(320年 — 385年)のこと。若いころは政治を避けて隠棲し、王羲之らと交流を深めた。40歳で初めて出仕したのちは、簒奪をもくろむ実力者の桓温の企てを阻止したほか、華北を統一して南下してきた前秦を淝水の戦いで破るなど東晋王朝の危機を救いました。淝水の戦いでは息子と甥を将軍として派遣して前秦を破りました。
「東山」は会稽(現・浙江省紹興市)の東の山。山上に薔薇洞があり、謝安はそこに白雲堂・明月堂を建てて隠棲し、宴をもよおしたという。
「縹渺(ひょうぼう)」遠くかすかなさま。ここでは謝安が俗世をはるか遠く離れているさまを言います。
武田信玄は戦国大名ですが漢籍の知識は当時の一流人だったのでしょう。
☆私が菅官房長官に「大きな声」で質問する理由 東京新聞・望月衣塑子記者インタビュー#1 (3ページです)
彼女の記者魂は筋金入りです。と言うより日本の記者に記者魂を持った腹の座っている人物が居なくなっているのでしょう。彼女の行動が記者として普通なのです。
☆安倍晋三政権が成し遂げたのは、公金横領。つまり、この政権は、盗人政権だった。ただ、公的書類がすべて破棄され、犯罪を立証できない
しかし自ら犯罪があった事を自白しているようなものです。いま辞めると下手をすると田中角栄の二の舞いになる事を恐れているのでしょう。何とか影響力を持って辞めたいのでしょう。そうすれば地検特捜部なんて怖くありません!完全に記録を廃棄する事は不可能です。どこかに残されているはずです。官僚のする事ですから自分への保険です。
☆「アメリカが最も恐れた沖縄の男」瀬長亀次郎の一生涯 すべては持たざる人のために (3ページです)
沖縄の瀬長亀次郎氏の名前は聞いたことがありますが細かいところは知りませんでした。凄い生き方だったのだと思います。いまは安倍や安倍官邸が一番恐れているでしょう。「死せる孔明、生ける仲達を走らす」です。
☆安倍総理はどこの国の総理なのか?
少なくとも日本国民の為の総理ではない事は明らかでしょう。自分と自分の仲間達の利益のための総理です。公金横領です。日本を食い物にする白アリでしょう。
☆日本は一体、何をしているのか?
安倍はどうしていいのか分からないのでしょう。とにかくアメリカの後を行けと言う事なのでしょう。これでは世界中から馬鹿にされるだけです。もっとも既に世界中では安倍は馬鹿にされています。極東の日本にヒトラーが現れたのです。そんな事を許している国民も馬鹿にされているのですよ!
☆「ポスト安倍」迷走も 閣僚経験者が予測する「9月解散」 1強から政局へ、政権正念場
佐藤栄作は禅譲を狙って池田隼人に協力をしていましたが、結局は池田勇人の三選阻止を掲げ藤山愛一郎を加え三つ巴で激しく総裁選挙を戦いました。しかし池田勇人に負けました。その後に池田総理が癌により引退をする事になり、後継に佐藤栄作を指名しました。つまり禅譲です。しかしその前は激しく党内を分断する激しい戦いを繰り広げたから禅譲されたのです。大平正芳は三木総理に対抗するために福田赳夫と大福密約を結びました。密約は2年間福田が総理をやり、2年後に大平に譲ると言う禅譲の密約でした。それにより福田が総理に大平が幹事長になったのですが2年後に大福密約を福田は反故にして総裁選に出馬を声明をしたのです。結果的に大平は盟友の田中角栄の協力で形勢不利をひっくり返し総理に就任をしました。田中角栄政権誕生で田中角栄はアメリカへ無断で中国に飛び周恩来首相と会談をして日中国交を回復させました。この時田中角栄に同行をして露払いをし日中国交回復に全面協力をしたのが大平外務大臣でした。
さて政治の世界で禅譲なんて有り得ません。岸田は考え違いをしているのではないかと思います。禅譲なんて安倍がするはずはありません。岸田は安倍訴追を絶対にさせないと言う条件を付けるでしょうが、政治の世界はそんな情では動きません。もっと他の要素で動くのです。戦ってこそ本当の味方が分かるのです。
☆トランプ氏の国家安全保障会議は「機能不全」
トランプ政権は機能不全なのです。それだけにトランプがワンマンなだけに心配なのです。トランプは政治経験もなく俺様の言う事を聞けと言う体質なのです。複雑な国際政治情勢では直ぐに機能不全になります。
☆ご乱心「トランプ」最悪シナリオ 失点続き、支持率低下
だからトランプは危険な状態なのです。
☆にらみ合う中印の軍部隊、国境紛争がじわり再燃
わずか100メートル単位の土地の取り合いです。お互いにいまのところは全面戦争は避けようとしています。年中行事の様なものです。元々は清朝や中華民国時代から始まっているのです。その後、中華人民共和国の成立とともに明確ではなかった中印国境で軍事紛争が始まったのです。1959年9月にインドと中華人民共和国の両軍による武力衝突が起き、1962年11月には師団規模の大規模な衝突に発展したのです。この時期は、キューバ危機が起きており、世界の関心が薄れた中での中国共産党による計算し尽くされた行動であったのでしょう。軍事的優位を確立してから軍事力を背景に国境線を画定する例は、中ソ国境紛争など他にも見られます。軍事的優位を確立するまでの軍事的威圧は中国の時間稼ぎでしょう。中国共産党のやり方とも言えるのです。最後は武力で処理をするのです。南シナ海でも徐々に目立たないように周到に相手国の出方を探りながら岩礁を埋め立て軍事基地化をして中国は一気に軍備の集中を図ったのです。力で相手国を押さえこむのは中国の得意とする手です。つまり近いうちに中国は軍事的優位を作って一気にインドを圧倒するまで少しづつ時間を稼いでいるのでしょう。当然、インド側も中国のやり方は心得ています。インドとパキスタンとの間の紛争もパキスタンの後ろには中国がいるのです。やり方はロシアのプーチンがウクライナを分断してロシアに編入したやり方と同じです。
インドは中国には油断大敵と思っていています。しかしお互いに大規模な紛争は好んでいないはずです。いまのところ中国は隙あらば100mでもインドを侵略をしようとしているのでしょう。やはり中国もロシアも歴史的に領土的野心は非常に強い国なのです。そのためならば手段を選びません。現在インド領とされている地域は清国の時代は中国の領土だったと主張をしています。したがって清国の領土だったのだから現在の中国共産党の支配地であるとの考え方です。昔は国境線なんてものは明確ではなかったのです。沖縄は昔は中国に朝貢をしていたので中国領であるとの主張と同じです。行き着く先は日本も中国領であると言う事になってしまいます。20年ほど前に朝鮮半島も漢の時代に朝鮮半島に漢の出先機関があったので朝鮮半島は中国領であると主張をしていました。金正恩の父親の金正日の抗議と言うか無視により中国側はいまは主張を止めています。ロシアのウラジオストックも古代王朝の高句麗の領土でしたが高句麗は唐王朝に吸収されたのでウラジオストックも中国領だと言っているのです。何でも有なのです。