古河総合公園の大賀蓮1 |
古河総合公園は室町時代に古河公方の足利成氏が居住した鴻巣御所跡です。室町幕府は鎌倉公方として足利尊氏の三男足利基氏を関東の支配者として派遣したのですが、鎌倉公方の4代目の足利持氏が征夷大将軍になる夢を持ち関東は大混乱となりました。関東管領家の上杉氏の内訌もありました。結果、持氏の反乱は失敗し幕府に降服したのですが自害させられ、5代目に持氏の子供の成氏が鎌倉公方に任じられました。しかし再び幕府に対して反乱をおこし戦いに破れて、鎌倉を脱出し古河(こが)に本拠を移し古河公方とよばれました。古河は水上交通と陸上交通の要衝で守りやすく攻めやすい地形でした。北関東・東関東の豪族達は下野国(宇都宮氏・小山氏・那須氏等)と下総国(結城氏・千葉氏等)の大豪族に古河公方の支持者が多く、古河公方は関東の約半分近くを押さえていました。足利成氏は渡良瀬の下河辺氏の館を改修し古河城を築き古河公方の城としました。その後、室町幕府と和睦と戦を繰り返し100年以上も関東地方に平和な時代は長く続きませんでした。鎌倉公方が鎌倉を逃げ出して空席になった鎌倉公方として足利政知(将軍足利義政の弟で僧侶だったのですが還俗して鎌倉公方として関東へ下向)が京都から下って来ましたが、複雑な政情のため鎌倉に入ることができず伊豆国堀越(韮山町)に館を作り居住しました。これが堀越公方と呼ばれ、関東に2人の公方が同時に存在することになりました。
堀越公方は2代目の足利茶々丸(元服前だったためか幼名しか分かりません)が乱暴者で重臣を誅するなどしたことから家臣団が混乱したために今川氏親(駿河今川家九代当主。駿河・遠江守護で今川義元の父。北条早雲の甥)の支援を受けた北条早雲に攻め滅ぼされてしまいました。北条早雲はこれによって今川家から自立し、やがて小田原の北条氏を創設しました。この辺の関東の大動乱の歴史については複雑怪奇で訳が分かりません。歴史に詳しいつもりの私も難しくって頭をひねります!この地は古河公方が平安末期から鎌倉初期の武将の下河辺行平(しもこうべゆきひら)の館跡に古河城を築城して移るまで数年間の古河公方の本拠地でした。古河城に移転後も鴻巣御所は存続していたようで、豊臣秀吉の小田原征伐後も古河公方の娘の氏姫が豊臣秀吉の命で、敵対関係だった足利国朝(小弓公方)と結婚し、その後に国朝が亡くなると弟の頼氏と再婚し足利本家を継承しました。足利氏は喜連川に立藩し喜連川に移りましたが、喜連川藩の格式は10万石でしたが禄高は4500石でした。徳川期を通じて1万石以下の大名は足利氏の喜連川藩だけです。氏姫は喜連川には移らず古河の鴻巣御所に古河足利氏の旧家臣に守られて居住していました。喜連川藩は立藩の経緯から内部が古河公方方と小弓公方方に分かれて激しく争いました。これがお家騒動の喜連川騒動です。幕府も処理に困った当時の大事件でした。
下河辺行平は下野国小山氏の一門で下河辺荘の荘司(開発領主が権利を保全するために都の有力者に形式的に寄進した形式を作り年貢を都の名目的な所有者へ贈る)でした。下河辺荘は、かつての渡良瀬川下流にあたる太日川と旧利根川(現在の江戸川と中川)に沿って広がる広大な荘園であったといわれています。その領域は、茨城県古河市・五霞町、千葉県野田市、埼玉県加須市・久喜市・幸手市・杉戸町・春日部市・松伏町・吉川市・三郷市にまたがりました。平坦で低地が多い地域です。八条院領の寄進系荘園でした。八条院領は鳥羽天皇と美福門(びふくもん)院との間の娘で皇女八条院、名は 子(しょうし)が、主として父母から伝領した荘園群の事です。下河辺行平は源頼政の起こした以仁王の乱には頼政とともに戦ったようで、敗戦後は荘園に帰り頼朝の挙兵に協力をしたと言われています。下河辺氏は行平が亡くなると北条氏に圧倒され徐々に領地を北条氏に侵略されました。
万葉集から詠み人知らず
麻久良我(まくらが)の 許我(こが)のわたりの 韓楫(からかじ)の
音高(おとたか)しもな 寝(ね)なへこゆゑに
(意)麻久良我の古河の渡しに高く響くような韓楫の音のように、なんて噂は騒がしいのだろう。寝た事もないあの娘の事で。
「麻久良我」とは古代の渡良瀬周辺の呼び方です。「韓楫」とは加羅(から)など古代南朝鮮で使われていた河舟の舵の事です。このあたりも朝鮮の動乱から逃れて日本に帰化した朝鮮からの渡来人が多く住んでいたと言う証拠です。古代から関東に居住していたのは何波かに分かれて朝鮮の動乱から逃れてきた渡来人でした。武士集団の武蔵七党の祖先も源平藤橘に属さない渡来人の武装集団で、農耕や土木の高等技術を持った在地開拓者の集団でした。上野国も下野国も上総国もそして武蔵国も多くの渡来人によって開拓されたのです。埼玉県は地名に多くの渡来人の痕跡が残されています。弥生時代の農耕が出来る場所は非常に狭く丘陵地帯の麓の河川の周辺だけでした。その後、渡来人の水田灌漑技術などで水田の耕地面積が飛躍的に増えました。また深井戸を掘る技術から水の無い地域でも畑地灌漑技術によって人が何とか住めるようになってきました。
☆茨城県知事選は泥仕合 非自民7選阻止に菅長官が血眼 (2ページです)
菅官房長官にとっては茨城県知事選挙は負けられない選挙なのでしょう。現ナマが飛び交っているとの話、官房機密費が使われているのでしょう。菅にとっては茨城で負ければ政治生命は物凄く痛手を蒙る事になります。投票日は8月27日です。東海村の日本原電東海第2原発の再稼働を認めない橋本知事を引きずりおろして原発推進派の知事にしたいのでしょう。
☆米朝緊張でマーケットは“開戦前夜”「戦争銘柄」が急騰中 (3ページです)
材料が無い株式相場です。米朝開戦は株屋にとって儲けるチャンスなのでしょう。株屋は放射能で死んでも儲かれば満足で死ねるのでしょう。
☆安倍政権をジワジワ追い詰めた、前川喜平氏の「人間力」 (4ページです)
腹を据えた人にはどんな嘘つきも負けるでしょう。前川氏だけでは無く森友学園の籠池氏も腹を据えているでしょう。籠池氏は刺し違えようとしているのでしょう。
☆仲代達矢と桂歌丸が語った戦争体験が話題!「戦争を知らない政治家が戦争に触れるな」
安倍は戦争が出来る国が普通の国で、日本は普通ではない異常な国であると思っているのです。安倍は戦争を始めたいのです。そうして普通の国になり世界から尊敬を受けたいと思っているのです。馬鹿としか言いようがありません!仲代達矢と桂歌丸の話を聞きたくないでしょう。それは昔の話で関係ありませんと言うでしょう。そんな男なのです、安倍は!戦争を始めたいのですから。馬鹿は死んでも馬鹿のままなのです!
☆「妖怪的四弦」?この意味わかる人!
共謀罪は国家統制の序の口なのです。安倍の狙いは戦前の日本へ戻す事です。異論は排除して刑務所へです。北朝鮮や中国と同じレベルと言う事です。
☆何が「アベノミクス」だ
数字は嘘をつきません!嘘をつくのは安倍です!
☆オスプレイは、みっともない飛行機だ
・・・どっちにしても軍用と名がついたら価格は青天井になる。こんなものに税金を使ってほしくないのだが、せめてなるべく安く、なるべく少なく済ませてもらいたいものだ・・・まさに同感です。アメリカの軍需産業保護のために買わされるのでしょう。「空飛ぶ棺桶」です。未亡人大量生産機とも言えるのでしょう。日本の場合は人口密集地の上空を飛ぶのです。いずれ大事故が必ず起きます。それもアメリカに購入を命じられたお蔭なのでしょう。
1977年9月27日13時過ぎに起きた横浜市青葉区の横浜米軍機墜落事件を多くの国民は忘れているかも知れません。一般市民9名が負傷し2人の幼い幼児が全身火傷で翌日に亡くなり、幼児の母親も全身火傷で皮膚移植手術を繰り返しながら長期間にわたり入退院を繰り返し、最後は幼児の死を知り精神に変調をきたして精神科病院で事故から4年4ヶ月後に呼吸困難で亡くなりました。1985年に遺族の要望により、横浜市へ寄贈する形で港の見える丘公園フランス山地区に犠牲者をモデルとした「愛の母子像」というブロンズ像が設置されました。行政側は当初、都市公園法の解釈を理由に、本件に関わる説明文の設置を認めず、遺族側が「あふれる愛をこの子らに」と予定していた台座の文に関しても行政側は同法に抵触すると主張しました。妥協案として「この」を削った「あふれる愛を子らに」と直され、予備知識がない限り本件の記念碑であるという認識が困難な状態が続いていました。明らかに行政サイドによるアメリカ空軍への忖度だったのでしょう。そのため一部市民から疑問の声が相次ぎ、2005年2月、当時の横浜市長中田宏が定例記者会見の中での回答以降、翌2006年1月に事件の概要を簡潔に記述した碑文が設置されました。像設置から碑文設置まで約21年の歳月が費やされたのです。私は港の見える丘公園に行った時は必ず少し寂しいところにある目立たなくされているこの像を訪れます。
☆日本は米国のパシリか? 日本の独立は神話!
まだ日本は占領下にあるのと同じなのでしょう。日米地位協定は占領政策そのままです。日米構造協議から日米包括経済協議に至る経済対話も現在までもアメリカの指示によって日本はアメリカの要求を呑み続けてきたのです。この会議には日本の政治家は入れません。何も分からなくて口が軽すぎて無能なので邪魔と言う事なのでしょう。日本側で参加できるのはキャリアー官僚の中のエリートです。メンバーに選ばれる事は日本官僚にとってアメリカの御眼鏡にかなったと言う事で名誉であり出世の階段なのだそうです。つまりは国を売っていると言う事なのかも知れません!
☆政敵葬り「第2の毛沢東」目論む習近平国家主席 経済危機、「一帯一路」は中華帝国の世界侵略宣言 (2ページです)
習近平は間違いなく毛沢東にならんとしているのでしょう。しかし絶対に失敗をすると思います。インターネットの社会なのです。いくら情報を遮断してもどこからか漏れてきます。おまけに多くの中国人が海外旅行が出来る豊かさを手に入れているのです。国民を脅しても限界が必ず来るでしょう。
☆米南部の極右集会に抗議、1人死亡 州知事は白人至上主義者に「帰れ」
☆トランプ氏「大変遺憾」も“白人至上主義”批判せず
やはりトランプは差別主義者なのです。とても複雑な人種と宗教を持つアメリカ社会を纏める事は、今後この事件によってますます出来なくなるでしょう。与党共和党の上院議員もトランプの対応を批判をしています。いまにアメリカ国民はトランプを大統領にしてしてしまった事を大後悔をする事になるでしょう。アメリカ国民の意思ならばそれも身から出た錆です。まさに日本国民が安倍の嘘に騙されて支持してきたのと同じです。
言いたいことは、世界を壊さないでください。日本を壊さないでくださいです。
本当ですね。安倍のために日本は壊されるでしょうし、トランプのために世界が壊されるでしょう。二人とも共通点は頭がオカシイ事でしょうか!