栃木市 つがの里の蓮1 |
私の父は開戦の時は上海で軍属として陸軍の系列会社の陸軍の物資を扱う貿易会社の部長をしていました。学生時代に治安維持法で2回逮捕され、2.26事件の決起兵でもあり、生き残るために幹部候補生となり少尉任官と当日に予備役に編入し軍属として上海に送られたのです。学生時代に国家試験の司法と行政を合格していた父は珍しい経歴だったので一部の軍人達の救出の努力で救われたのでしょう。上海の会社では、会社の性格上極秘資料にも触れる立場にあり、部下は日本の金融機関から出向してきた国立大学を出た優秀な若手行員達だったそうです。開戦前にもしアメリカと戦わばどうなるかを必要な原料や資材を手当てする必要から部内で何度もシュミレーションをしたそうです。結論としては日本はアメリカに絶対に勝てないと言う結論しか導かれなかったそうです。戦えて1年間、それ以上は日本が国際的に孤立を深め、資源が底を尽き万策が尽きるとの結論だったそうです。当然日本軍は南方の資源(特に石油)を求めて進出をするが、補給路が長すぎて難があるとの結論だったそうです。開戦を告げるラジオニュースを聞いて部屋の中はお通夜のようになったのだそうです。外では万歳の声がコダマをしていたそうです。
本当に愚かな戦争でした。あと1か月早く決断が出来ていればソ連の火事場泥棒の様な参戦も無く、100万人近い日本人が無駄に死ななくても済んだはずなのです。日本の戦争は欧米列強の植民地主義からアジアを救った正義の戦争だったなんて寝ぼけた事を考えている日本会議やエセ右翼が増えている事も恐ろしい事です。
7月25日の栃木県栃木市の「つがの里」の蓮です。今年は蓮が早く咲きだし関東では多くの地区の蓮は終わりかけています。カメラはソニーα7Ⅱと24-240mm&ミノルタ500mm&ミノルタ100mmマクロです。
蓮の花は「蓮華(れんげ)」と称され、極楽浄土を象徴する花です。紀元前2~3世紀に仏像が蓮をかたどった台座に乗せられる現代と同じスタイルになったと言われています。蓮の花は仏教の中で最も格上の最上の花とされ極楽浄土に生える花とされていて、まさに「天上の花」なのです。
万葉集から詠み人しらず
み佩(は)かしを 剣(つるぎ)の池の 蓮葉(はちすば)に 溜(た)まれる水の
ゆくへなみ 我がする時に 逢ふべしと 逢ひたる君を
な寐寝(いね)そと 母聞こせども 我が心 清澄の池の
池の底 我れは忘れじ 直(ただ)に逢ふまでに
(意)剣の池の蓮の葉にたまった水がどこにゆくのか分からないように、私もどうなるか分からないでいるときに、「逢うべきですよ」と告げられたので逢ったあなた。不意に連絡してきた男と逢っても共寝などしてはいけませんよと母が言うけれど、私の心は清隅(きよすみ)の池の底にじっとしているように、あなたのことは忘れません。じかにあなたに逢うまでは
反歌:
いにしへの 神の時より 逢ひけらし
今の心も常に忘らえず
(意)私たちの愛は、神代からの生まれる前からの運命のようです。私は今の今も、貴方を思って片時も忘れられません
「剣の池」は奈良県橿原市石川町に現存する人工の池です。日本書紀の応神天皇紀11年に剣の池の記載があります。日本書紀には舒明天皇紀7年(635年7月)及び皇極天皇紀3年(644年6月)に、「剣の池の蓮の一茎に、二つの花が咲いた瑞(あやしき)蓮があった」という記載が同じ文面で2つ載っています。皇極天皇紀では、豊浦大臣(蘇我蝦夷)はこれは蘇我氏が栄える前兆であると喜んだと書かれています。翌年の645年には大化の改新で飛鳥板蓋宮での暗殺により蘇我入鹿が殺され蘇我氏は滅ぼされました。不吉な前兆だったと日本書紀は言いたいのでしょう。日本書紀は藤原不比等(天智天皇のご落胤説が強いです)が中心となり作り上げられた歴史書です。大和政権の公式な記録となっています。藤原鎌足の話は日本書紀で作り上げられたのでしょう。そして蘇我氏や物部氏の歴史を藤原氏に都合の良いように作ったのだと思います。しかし他に頼るべき公式な記録は残されていません。藤原不比等が古代から続く各氏に伝わる家伝書などを集め、藤原氏以外の他家の記録は一掃したのです。
剣の池は蓮池として有名な池だったと思われますが、万葉集ではこの歌の1例のみしか詠われていません。この長歌は不思議な感じのする歌です。御佩刀(みはかしのたち)は最高級な高貴な人の帯びる太刀で、帯びる事が出来るのは天皇か皇位継承者でしょう。少数意見ですがこの歌は大伯斎宮が詠った歌ではないかと言っている人がいるのです。大伯斎宮とは大来皇女(おおくのひめみこ)の事で伊勢斎宮でした。相方は同腹の弟の大津皇子でした。異腹の姉弟の体の関係は認められましたが、同腹の姉弟の関係は禁断でした。大津皇子は叔母の持統天皇(鵜野讃良皇后)に反乱の疑いをかけられて殺される寸前に伊勢神宮に姉の大来皇女に内密に会いに行っています。叔母の鵜野讃良皇后に殺されることが分かっていたのでしょう。鵜野讃良皇后(持統天皇)は自分の子供の草壁皇子に天皇位を継がせたかったのですが当時の状況では大津皇子の方が圧倒的に有力でした。そのために甥の大津皇子に反乱の罪を着せて自決(賜死)させました。競争相手を殺した事で草壁皇子が天皇に即位するのに邪魔は無くなったのですが、多くの宮廷人は大津皇子の死へ同情し、あまりにも持統天皇の意図が見え見え過ぎて宮廷人の反発を受けたために草壁皇子を天皇位に就けることが出来なくなりました。時期を見ている間に草壁皇子が病で亡くなってしまいました。持統天皇は孫で草壁皇子の子供だった軽皇子(文武天皇)が14歳になり天皇を継ぐまで女性天皇として頑張りました。その後も太政天皇(太政天皇の称号は日本の歴史上初めて)として文武天皇の後見として頑張り続けました。
☆<終戦直前>空襲10カ所 米機1000機、犠牲2300人
愚かな戦争でした。戦争を避けることは出来たはずなのです。それを愚かな軍部の独走と、それを許した日本政府の愚かな政治家達のために勝てるはずの無い戦争へ突っ込んでいったのです。国民の多くは勝てると信じ込まされていたのです。やはり政府による情報操作でした。確かに日本はアメリカの巧妙に仕掛けた罠に嵌って行ったのです。しかし避ける事は出来たはずです。太平洋戦争で国内外で日本人に限らすどれだけの犠牲者が出たかいまだに分からないのです。日本会議の面々には日本が多くの犠牲を払ったお蔭で東南アジア諸国は欧米列強の植民地支配から脱却できたので日本の戦争は正義であったと主張しています。あまりにも愚かです。そして詭弁です。東南アジの諸国は日本の戦争を支持をしているでしょうか?
☆手塚治虫が描いた戦争をいま読み直す「飲まず食わずで、こんがり焼けた赤ん坊の手を...」そして30年前に警告していたこと
あまりにも悲惨です!
☆「妖怪的四弦」?この意味わかる人!
戦争が始まれば国家統制が強まる事は当然でしょう。その前段階での安倍政権による特定秘密保護法に続く共謀罪でしょう。治安維持法です。国家の意思に逆らう者は犯罪者とされるのです。そうしてマスコミが提灯記事を書くのです。
☆無残!安倍訪朝だったのか
プーチンに北方領土で手玉に取られ、プーチンに取られるだけ取られた安倍が北朝鮮の金正恩を説得できるはずはありません。安倍は世界から信用されていないのです。唯一日本のお金”円”だけが信用されているのです。それをまだ知らない日本国民も多いのでしょう。馬鹿も休み休み言えと田原総一朗に言いたいです。
☆臨戦態勢と国民を煽りに煽っておきながら、自称最高責任者は地元で盆踊り
平和ですね!北朝鮮危機を煽っているにしては安倍は呑気です。それよりも怖いのは日本国内で北朝鮮の工作員による破壊工作です。公安はキチンと仕事をしているのでしょうね?共謀罪で沖縄の辺野古反対運動や反安倍勢力を調べている暇はないでしょう!
☆グアムへの北ミサイルは存立危機事態ではない! 安倍首相が支持率回復のために日本国民を危険にさらそうとしている
危機を煽っているのはトランプと安倍でしょう。両者とも支持率の低下を食い止めるには戦争が一番簡単だと考えているのでしょう。
☆翁長知事、オスプレイ撤去要求 小野寺防衛相と初会談
小野寺防衛大臣が言っている事は矛盾をしています。そう言わなければいけない事情は理解をできます。しかしもう少し何とか上手に言えないのでしょうかね?稲田がまだ防衛大臣ならば何て言ったでしょうか?もっと支離滅裂になっていたでしょう。
☆北ICBMエンジン、ウクライナ製か…米紙
以前からブログで北朝鮮の核開発やミサイル技術の飛躍的進歩の裏にはロシアが技術援助をしているに違いないと書いてきました。証拠はないですが、こんなに短期間に技術が飛躍的に進歩をする事は北朝鮮が開発資金が豊富で技術者が世界でも最高レベルの頭と技術を持っていたとしても不可能で、技術を持っている国からの技術援助なしには考えられません。ウクライナも国家資金が行き詰っています。領土もロシアに侵略されて細っているのです。しかし軍事技術ソ連連邦の一員だった頃から超一流と言えます。ウクライナも技術援助をしている可能性があります。
☆「様々な側からの暴力に抗議」トランプ大統領のコメントに疑問視の声 共和党内からも「はっきり言え」
☆白人至上主義者へのカウンターデモに車で突入、20歳の男を殺人容疑で逮捕 アメリカ・バージニア州
やはりトランプは差別主義者なのです。アメリカは人種、宗教そして価値観の複雑な国家です。トランプはアメリカ国内を纏める気持ちなどサラサラないのです。俺様が常に正しいと言う安倍と同じ考え方なのです。
「違います、大統領。これはネオナチによる、人種差別や憎悪を煽り、暴力を引き起こすための挑発的な努力です。それを具体的に言うべきです」(民主党所属の上院議員、バーニー・サンダース氏)
「大統領、悪に対してはその名前を口にしなければなりません。あそこにいたのは白人至上主義者で、この事件は国内におけるテロリズムです」(共和党所属の上院議員、コーリー・ガードナー氏)
「ナチやKKK(白人至上主義団体クー・クラックス・クラン)、白人至上主義者に愛国的な要素はない。これはアメリカの目指すものと正反対に位置するものだ。#シャーロッツビル」(共和党所属の上院議員、マルコ・ルビオ氏)
「私たちの心は今日起こった事件の犠牲者と共にあります。白人至上主義は、災厄をもたらすものです。この憎悪とそれによるテロリズムは、対応され、敗北しなければなりません」(共和党所属のポール・ライアン下院議長)
この様な事で釈明に追い込まれる大統領とは聞いたことがありません。大統領本人にもそしてホワイトハウスの側近も何を考えているのでしょうか?トランプの岩盤支持層は差別主義者と言われています。下がり続けたトランプの支持率が急に上がり始めたと言われています。対北朝鮮強硬路線により、トランプの狙い通りと言う事なのでしょう。安倍は羨ましがっているかも知れません。安倍も戦争でも始めたいでしょうが無理です。
☆中国人が爆買いしたタワーマンション、来年一斉に売却し始める…バブル崩壊が日本を襲う (2ページです)
完全に不動産バブルです。必ず崩壊をします。2020年までは持つだろうと政府と不動産業界はオリンピック誘致の成功した当初は言っていました。いまは誰もがその前にバブルは弾けると見ているでしょう。私は今年の秋から来年の春までが危ないと見ています。特に中国共産党の政策次第で中国人の投機マネーが一斉に引き上げられる可能性もあります。中国の会計年度は1月1日から12月31日までです。いずれにしても大変な事になるでしょう。私は東京オリンピックが葬送行進曲にならない事を祈るばかりです。
☆4~6月期実質GDP年率4・0%増 内需が主導 11年ぶりの6四半期連続プラス
大変喜ばしい事です。安倍は自分の功績と宣伝をするでしょうが、実際は違うのです。個人消費の伸びが大きいのでしょうが、それは理由があるのです。白物家電やデジタル製品は周期が7~8年なのです。ちょうど今年と来年が買い替え時期なのです。麻生政権での2009年度補正予算で実施した追加経済対策としてエコポイントによるクリーン家電の復旧及び促進事業としてで対象製品に付与されたポイントで白物家電やデジタルTVなどの購買が進みました。地球温暖化対策の推進、経済活性化、地上デジタル放送対応テレビの普及を図ることが目的で環境省、経産省、総務省の三省が推進したのです。その買い替え期が今年と来年と言う事なのです。つまり買い替えが終わればまた7~8年間は購買が落ちると言う事です。車も同じです。今年は日本の企業は買い替え時期と言う事で腕によりをかけて良い商品を売り出しているのです。来年はもっと凄い製品を出すでしょう。また企業の設備投資が増えたのは人手不足から生産工場にロボットを導入してきたのです。そのために設備投資が増えたのです。結果的に工場のロボット化が進めば海外へ進出していた工場が日本に返ってくることも考えられますが、いまに人手が要らないロボットの全自動生産工場が増えてくることになります。つまりまた人が要らなくなる時代がすぐそこに来ているのです。人手不足から一転、人余りとなるのです。ロボットは文句を言いませんし、初めの設備投資は大変ですが、長い目で見れば結果的に人間よりも安く正確なのです。安倍の宣伝に騙されてはいけませんよ!目を大きくして耳をダンボにしておかないと騙されます。
☆自民党、茨城県知事選に向け現金6000万円分配る?県議が証言
今治市は市長が1億円をばら撒いたと言われています。自民党は権力を持っているから大丈夫と言う事なのでしょう。大胆です!6000万円は多分、官房機密費でしょう。菅官房長官は必死です。やはり茨城県は遅れた県なのでしょう。
☆加計獣医学部の図面流出…法外な建築単価のウソも露呈か (2ページです)
以前から森友学園の補助金詐欺と同じ事が加計学園でもスケールが遥かに大きく行われていると建築などの専門家から言われてきています。加計学園の補助金詐欺金額は国と地方を合わせれば百億円単位以上でしょう。安倍や日本会議のグループの裏資金を担当をして、シロアリの様に国や地方を食い物にしているのです。大疑獄事件です。安倍は揉み消すために必死で権力を持ち続けようとしているのでしょう。そうしないと田中角栄と同じく塀の中に落とされるのです。最後は実質的な指揮権発動で有耶無耶にする積りなのでしょう。それも権力を持ち続けていないと不可能です。造船疑獄事件では指揮権発動により吉田内閣は総辞職をしました。それでも多くの政治家や官僚そして財界の大物達は指揮権発動で救われたのです。安倍政権も指揮権発動まで頑張り続けるつもりなのかも知れません。
☆(社説)72年目の8月15日 色あせぬ歴史の教訓
☆終戦の日 平和の維持へ気持ちを新たに
☆きょう終戦の日 目指すべき追悼の姿とは
☆終戦の日に考える 誰が戦争を止めるのか
☆終戦の日 「名誉」は守られているか 真の歴史知り危機に備えたい (3ページです)
五紙の社説です。