小石川後楽園の彼岸花2 |
小石川後楽園は江戸時代初期、寛永6年(1629年)に御三家の水戸徳川家の祖である頼房が、江戸の上屋敷の庭園として造ったもので、二代藩主の光圀(みつくに)の代に完成した庭園です。光圀は作庭に際し、日本へ亡命していた明国の儒者である朱舜水(しゅしゅんすい)の意見をとり入れ、中国の教え岳陽楼記(がくようろうき)の「(士はまさに)天下の憂(うれい)に先だって憂い、天下の楽しみに後(おく)れて楽しむ」から「後楽園」と名づけられました。岡山の池田公の作った庭園の「後楽園」と区別するために地名の小石川から小石川後楽園と呼ばれました。
徳川家の御三家とは徳川家康の九男義直、十男頼宣、十一男頼房がそれぞれ尾張徳川家、紀州徳川家 水戸徳川家を興しました。徳川将軍家に後継ぎがないときに御三家から養子を迎える事になっていました。水戸家は成立の過程から御三家の中で一段と低く見られていたようで、常に尾張と紀伊家から一歩引いたようでした。理由は水戸家の成立時には紀州徳川家の分家の扱いだったと言われています。徳川家康は天下を取るまでは子供達を名家などに養子に出し跡取りの秀忠の防波堤にしようとしたのでしょう。天下を取ると今度は秀忠の跡取りが心配になりまだ幼かった九男~十一男までを徳川氏と名乗らせ万一の場合の跡取り候補としたのです。
徳川光圀は頼房の三男でした。母親の久子は長男の頼重を生んでいます。二人とも父親の徳川頼房により堕胎を命じられたのですが、家臣の三木之次は密かに江戸の三木氏の屋敷で長男の頼重を出産をさせ、秘密のうちに育てました。数年後、三男光圀は同じく三木之次が水戸の屋敷で極秘裏に出産させて育てました。なぜ堕胎の命を頼房が出したのかと言うと、頼房は兄である尾張徳川家の祖の徳川義直と紀伊徳川家の祖の頼宣に男子がいないのを憚かったためと言われています。何故憚ったかと言うと、もともと頼房は同母兄の紀州の徳川頼宣の分家の扱いだったと言われ、水戸藩を立藩するまで松平姓とも徳川姓ともどっちつかずだったようです。父親の徳川家康に乱を起こす可能性がある子供と疎まれていていたとも言われています。
長男の頼重は京都の天龍寺の寺院に預けられていました。そのためでしょうか、三男の光圀が先に将軍家光と対面をしたために水戸藩の世子となり、頼房の次男の亀丸は早世したために、長男の頼重は次男の扱いとなり、のちに讃岐高松藩12万石の松平氏の祖となりました。徳川光圀は水戸藩の家督を実子の頼常に継がせず、兄の高松藩へ養子に出し、一方、頼重は実子の松平綱條を水戸藩へ養子に出し水戸藩の家督を継がせました。長男の頼重が継ぐべきであった御三家の水戸藩主を三男の光圀が継いだために子供の代に元に戻すとの考えがあったのでしょう。この二人の兄弟の関係は微妙な関係だったのでしょう。水戸光圀は漫遊記で有名ですが全部作り話です。ただし助さん格さんは実在をしました。二人とも水戸藩士で大日本史の編纂の中心人物で彰考舘で大日本史を編集されたとき仕えた史臣(歴史編纂をした人々)のなかで総裁になった人達です。助さんは佐々十竹(介三郎宗淳)、格さんは安積澹泊(覚兵衛)でした。現在国宝になっている大田原市湯津上の笠石神社の那須国造碑(なすのくにのみやつこのひ)を日本で初めて学術的研究を行ったのは光圀の命によって佐々介三郎宗淳でした。つまり助さんです。この時に光圀は日本で最初の学術的な発掘調査を那須国造碑に一番近い上・下侍塚古墳(さむらいづかこふん)の被葬者が那須国造と考えて佐々介三郎宗淳に発掘調査を命じましたが特定できませんでした。
水戸光圀公遺訓
苦は楽のたね楽は苦のたねと知るべし
主人と親は無理なるものと思ひ恩を忘るることなかれ
下人はたらわぬものと知るべし
子程に親を思い子なきものは身にくらべて近きを手本とすべし
掟に怖じよ 分別なきものに怖じよ
朝寝すべからず 長座すべからず
小事もあなどらず 大事も驚くべからず
慾と色と酒はかたきと知るべし
九分は足らず 十分はこぼるると知るべし
分別は堪忍にありと知るべし
正直は一生の宝 堪忍は一生の相続
慈悲は一生の祈祷と知るべし
この遺訓は徳川家康と伊達正宗の遺訓と並んで日本三大遺訓と言われています!
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籠池夫婦は安倍昭恵夫人に出合わなければ無理をしなかったでしょう。欲をかき過ぎたのです。千載一遇のチャンスだと思ったのでしょう。しかし豊中市議の木村真氏が国有地の売却額を非公表とした国の決定に対し大阪地裁に提訴を行った事から疑惑事件から疑獄事件へと変わってきたのです。
☆甘利氏や二階氏…、自分と支持団体最優先の金権政治議員たち
安倍政権になってから官僚の天下りもやりたい放題になりました。安倍様のお蔭と官僚は感謝をしているでしょう。そしてその官僚が自民党の政治屋の錬金術を手助けをしているのです。それが自公政権の真実の姿です。
☆<神戸製鋼不正>自動車、リコールも 幅広くアルミ使用
☆改ざんという文化
☆神戸製鋼 アルミ製品などの一部でデータ改ざん
改ざんと言う文化が日本にはあるのでしょうか?まさか自民党への政治献金を捻出するために改竄を!?そんな事は無いでしょうが?経団連の主要企業です。
☆「やっちゃえ日産」やっちゃった新車の“無資格検査”
私が運転をしている新型セレナもリコールが来るでしょう。121万台とは驚きの数字です。順番が回ってくるまでしばらく先の話になるでしょう。19/320の確率です。これも改竄と言う文化なのでしょうか?日産が合併した三菱自動車はデーターの改竄が命取りとなりました。