浜離宮庭園 |
浜離宮庭園は潮入の池と二つの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園です。潮入の池とは、海水を導き潮が満ちると海水が入り、潮が引くと川の水が入る事により池の趣を変えるもので、海辺の庭園で通常用いられていた様式です。旧芝離宮恩賜庭園、清澄庭園、旧安田庭園なども昔は潮入の池でした。しかし現在、実際に海水が出入りしているのは、浜離宮庭園だけとなっています。この地は、寛永年間(1624~1644年)までは、将軍家の鷹狩場で、一面の芦原でした。ここに初めて屋敷を建てたのは、四代将軍家綱の弟で甲府宰相 の松平綱重です。承応3年(1654年)、綱重は兄の将軍から海を埋め立てて甲府浜屋敷と呼ばれる別邸を建てる許しを得ました。その後、綱重の子供の綱豊(家宣) が六代将軍になったのを契機に、この屋敷は将軍家の別邸となり、名称も浜御殿と改められました。
幕末にはこの地に幕府海軍伝習屯所が置かれ幕府海軍の基地となりました。第15代将軍徳川慶喜が鳥羽伏見の戦いで官軍に負けて大阪城から幕府海軍の軍艦開陽丸で抗戦派の会津藩主の松平容保、桑名藩主の松平定敬の実の兄弟藩主(兄の会津藩主は京都守護職、弟の桑名藩主は京都所司代)を連れて逃げ帰って来た時に浜御殿に上陸したのです。最後の画像が上陸した船着場です。なぜこの二人の兄弟を強引に連れ帰ったかと言うと、大阪城に二人を残して置くと幕府軍の総帥に推戴されて鳥羽伏見の戦いの雪辱戦を行う事を危ぶんだ慶喜が、強引に二人を連れ帰ったと言われています。この時に開陽丸の艦長は榎本武揚でしたが大阪城へ打ち合わせのために下船中で副艦長の澤太郎左衛門の指揮のもと大阪湾を脱出して江戸湾の浜御殿に向かいました。副艦長の澤太郎左衛門は出港する命令に艦長不在では船を出せないと拒否をしましたが、最後は慶喜自らの命令に従ったのです。
浜御殿到着後、暗殺を恐れた徳川慶喜は浜御殿の者達にかん口令を敷き、江戸城の動向を調べるために一晩を浜御殿で過ごしました。多分、海軍関係者から将軍到着の噂を聞いた江戸城の留守を預かっていた勝海舟が慌てて浜御殿へ駆けつけ、迎えの手配をして慶喜は江戸城へ入城をしました。慶喜の第15代将軍としての初めての江戸城入りは仰々しい行列ではなく、暗殺を恐れての乗馬による早駆けによって江戸城に駆け込んだのです。慶喜が浜御殿に上陸した場所が一番最後の写真です。また幕府はこの地に石造りの洋館を建設中に幕府が倒れ明治2年に完成し延遼館と名付けられ明治政府の迎賓館となり、鹿鳴館が完成するまで外交儀礼に使われました。日本を訪れた前アメリカ大統領グラント将軍は世界1周の旅の途中で東京に立ち寄り延遼館に宿泊をしています。
古今集から凡河内躬恒(おうしこうちのみつね)のうた
花見れば 心さへにぞ うつりける
色には出でじ 人もこそ知れ
(意)散りゆく花を見ていると、心までもが移り気になってしまうよ。しかし顔色には出すまい。恋人に気づかれたら大変だ。
☆憲法公布70年 よみがえった「幻の本」 (3ページです)
本当に真剣に考えるべきです。安部達日本会議は戦争が出来るのが普通の国だと言っているのです。本当に戦争が出来る国が普通なのでしょうか?
☆首相 新憲法制定目指す大会で「歴史的一歩を」
安倍は狂っていますから!北朝鮮危機は会見のチャンスとばかりにトランプを炊き付けているのでしょう。
☆共謀罪は“平成の治安維持法”だ!
共謀罪は戦前の治安維持法と同じになるのです。治安維持法は公安検事と公安警察そして憲兵隊がコイツは危ないと考えれば逮捕されてしまうのです。同じ事になるでしょう!
☆トランプ大統領、北朝鮮の金正恩と首脳会談も「適切な状況下なら」
☆金正恩氏と会えれば「光栄」 トランプ米大統領
可能性がかなり出てきたのでしょう。もしもトランプが北朝鮮に飛んで行けば、今年のノーベル平和賞は決まりです。オバマ前大統領への対抗心が非常に強い男です。安倍はアレアレと思っているでしょう。まさに1939年の独ソ不可侵条約を受けて8月28日に平沼騏一郎総理大臣は「今回帰結せられたる独ソ不可侵条約に依り、欧州の天地は複雑怪奇なる新情勢を生じたので、我が方は之に鑑み従来準備し来った政策は之を打切り、更に別途の政策樹立を必要とするに至りました」と辞職をしました。それと似ているのかも知れません。
☆「北朝鮮危機を煽っているのは世界中で日本の総理大臣だけ」 橋下徹や森本敏までが安倍政権の扇動を批判 (3ページです)
ハシャイデいるのは安倍だけなのでしょう。戦争が起きたら世界経済は大変な事になりかねません。まともな神経の持ち主ならば心配をするのが当然なのですが安倍は喜んでいるように見えます。知識のないトランプを煽っているつもりなのでしょうが、トランプの方が数枚上手です。それだけ安倍のレベルが低いと言う事なのですが!安倍はパラノイアの症状の一つで自分は最高だと思い込んでいるのです。
☆金正恩に援軍 国連安保理をひっかき回すプーチンの“思惑” (3ページです)
そもそも昔からソ連時代から北朝鮮はロシアを頼りにしてきたのです。現在の北朝鮮の潜水艦のミサイル発射システムもロシアが与えたものです。まさにEU首脳がプーチンは悪魔の手先と考えるのは十分に論拠があるのです。ウクライナは再び分裂の危機です。バルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)はロシア帝国に併合されましたが、ロシア帝国崩壊後は独立を果たしたのです。しかし独ソ不可侵条約の秘密議定書によりソ連とドイツの占領するところとなったのです。ナチス政権が崩壊するとバルト三国はソ連に占拠されソ連邦の一員とされました。ベルリンの壁の崩壊後から続くソ連崩壊によって引き起こされたペレストロイカの影響で独立の動きが強まりリトアニアで「血の日曜日事件」と呼ばれるリトアニア市民とソ連軍の軍事衝突が起こり、これが口火となり一気に独立の動きとなったのです。バルト三国は念願の独立を果たし、現在はEU加盟国であり通貨はユーロを使っています。またNATOの一員となっています。いまバルト三国はプーチンのロシアによって再び侵略の危機を迎えているのです。
☆米「THAAD負担」見直し言及で韓国動揺と反発 文氏陣営は米国批判「費用でピンポンゲーム」
こんな事をアメリカがすると国際的な信用を失います。どうもトランプ政権は信用できません。日本も十分に注意をしないと裏切られるかもしれません。
☆中国が驚愕した日米韓の対北朝鮮・海上共同訓練 北牽制の裏で練られた対中「窒息作戦」とは (6ページです)
北朝鮮を中心とする東アジアの不安定化はロシアのプーチンが一番望んでいる事でしょう。プーチンはアメリカと中国の接近は気持ちが悪いはずです。台湾に米軍が駐留することはアメリカにとって究極の手でしょうが、一つの中国を主張している中国共産党は本気で戦争を起こすかも知れません。いずれにしても台湾とフィリピンが地政学上からして最重要国に今後なっていくでしょう。特に日本にとっては非常に重要となります。日本は軍事ではなく外交で平和的に解決していくしかありません。軍事の様な一部の軍需産業だけが儲かり、万一戦争になれば世界経済は破綻をする事になってしまいます。非生産的なのです。
☆出火から40時間超 広がる放射能汚染!
これは重大な問題なのでしょう。福島第一原発事故由来の放射能です。誰も責任を取らない、原因究明も阻まれているのです。現在も原発事故現場から放射能は漏れ続けているのです。そこに今回の放射能汚染による帰宅困難地域の山火事です。当然、汚染地域の放射能は熱で上空に舞い上がり、冷やされて何処かに落ちてくるのです。