上野東照宮のぼたん苑の春牡丹3 |
清平調詞 李白
其三
名花経國兩相歡 めいかけいこくふたつながらあいよろこぶ
長得君王帯笑看 とこしえにくんおうのわらいをおびてみるをえたり
解釋春風無限恨 しゅんぷうむげんのうらみをかいしゃくして
沈香亭北倚闌干 ぢんこうていほくらんかんによる
(意)
宮殿に咲き誇る名花と絶世の美人の両方が(帝の)世の春を寿いでいる。
我が世のとこしえを確かめるようにふたつながらを笑みつつ御覧になっている。
惜春の思いにただ眺めやる花の庭を春風がほぐすのか、
沈香亭の欄干にもたれている美人の頬に風が過ぎる。
李白は唐朝廷に仕える宮廷詩人でした。玄宗皇帝にも信任され、この日も皇帝は長安興慶宮の沈香亭において愛妾楊貴妃とともに牡丹を愛でる宴会をしていました。玄宗皇帝は、牡丹の美しさを、そして楊貴妃の美しさを歌わせようと、宮廷おかかえの楽団と最高の歌手とされた李亀年を呼び出しました。玄宗皇帝は新しい時代には新しい歌詞が必要だとして李白を急遽呼び出したのです。しかし酒好きの李白はもうすでに酩酊状態でした。李白は玄宗皇帝の求めに応じ直ちに3編の楊貴妃を牡丹になぞらえた詩を作りました。玄宗皇帝は李白が作ったばかりの詩に当時流行っていた清平調と呼ばれる旋律で李亀年に唄わせたのです。残念ながら清平調の旋律は現在失われています。
李白はお酒が大好きで何度も酒による失敗で免職をされています。この清平調詞の3編を玄宗皇帝と楊貴妃の前で詠んだときも泥酔状態で権力者高力士に履いていた靴を脱がさせて恨みを買い、後ほど讒言されたとも言われています。また一説には李白の人脈には道教の人達が多く、時の権力者だった高力士は仏教擁護であり、道教の人達を宮廷から遠ざける事から李白も左遷されたとも言われています。李白は酒の詩人とも言われ、詩人として同時代の杜甫と双璧といわれています。日本の遣唐使だった阿倍仲麻呂とも親交が深く、阿倍仲麻呂が唐朝廷に仕え中国名を朝衡(晁衡)と言った時からの詩の友でした。阿倍仲麻呂は百人一首で有名です。阿倍仲麻呂は玄宗皇帝の帰国許可を貰い鑑真和上を連れて日本に帰る途中で難破をし帰国を断念しました。このとき阿倍仲麻呂が無事に帰国できていれば日本の歴史も変わっていたかもしれません。藤原氏に出世の邪魔をされ、ただ昔の和歌に牡丹を読み込んだ歌が増えるだけだったかもしれませんが。
阿倍仲麻呂が唐の都の長安で読んだ大和の国への望郷の歌です。どのように日本に伝わったのかは分かりません。多分、遣唐使か貿易船が持ち帰ったのでしょう。当時の遣唐使船は国際情勢(新羅との国交の問題)から日本の九州の港から直接唐の国に船で渡ったために難破をする可能性が高かったのです。貿易船は新羅国の西側の港伝いに動けたので時間はかかりますが割合無事に着く事が出来たのです。天平・平安時代当時から日本は国際関係を上手に操る事が苦手だったのです。
天の原 ふりさけみれば 春日なる
三笠の山に 出でし月かも
☆米大統領、コミー氏をあらためて批判 議員らは反発
やはり誰もがトランプの疑惑隠しと見るでしょう。自分に逆らうものは絶対に許さないのです。独裁者になり始めているのでしょう。民主国家の見本のようなアメリカでも独裁者が現る前兆が見え始めたのです。アメリカだけではなくEU諸国からも民主主義を守れとの動きが強まるでしょう。安倍はトランプを絶対支持でしょう。フランスのルペンが大統領選で負けた事は痛恨事なのでしょう。仲間ですから!戦前の日独伊三国同盟の時代に似てきているのです。現代はトランプのアメリカと習近平の中国が手を結ぶのでしょう。このままでは日本は刺身の褄です。
☆結局は中国を利するトランプの素人外交 (3ページです)
本当に困ったと考えているアメリカのエスタブリッシュメントは多いでしょう。コロコロとトランプは考え方や言い方が変わるのです。気分屋なのでしょう。気分屋では国際外交は絶対に無理です。一生這い上がれない人達はトランプに戦争でも起こしてもらって世の中をリセットしてもらいたいと考えている人が増えているのだと思います。トランプには本当に戦争に踏み切れる勇気はあるでしょうか?今後も口先男と言われてトランプでは混乱を繰り返すでしょう。日本も同じかもしれません。
☆中国マネーにどっぷり浸かったトランプ・ファミリー!
トランプのスキャンダルには現在は大きく二つあります。ロシアスキャンダルと利益相反の疑いです。トランプファミリーが中国と特殊な関係を持っている事は間違いがありません。間を取り持っているのはトランプ政権の経済を牛耳っているゴールドマンサックスと呼ばれる投資銀行でしょう。トランプ政権の中にしっかりと根を張っています。
☆キャロライン・ケネディ、日本擁護に一転 米大統領選出馬を視野?
民主党も人材不足なのでしょう。
☆昭恵氏に同行の職員、出張書類なし 「公務」のはずが…
これを見ても高級官僚が一番恐れている事はわかると思います。つまり普通の民間企業であればさっさと出張書類を偽造しています。しかし官僚は偽造はしないのです。なぜならば偽造をしてそれがバレると最悪の場合は懲戒解雇になるからです。つまり役所の中にはしっかりと資料が残されていて地検特捜部が入ればすべてを隠さないで自主的に提出をするのです。さもないと特捜部の検事や事務官達に役所の事務室の中をかき回されて、隠しておきたい書類まで差し押さえられるかも知れないからです。それが役人としての本能なのです。殿(安倍)の馬前で死ぬような人はいないのです。
☆<日本郵政>野村不動産買収へ 不動産事業を収益の柱に
野村HDは近い将来に不動産業界は氷河期に入ると見ているのでしょう。いまは数字上はいい買い物と見えますが、来年あたりからマンション業界もオフィスビジネスも一気に下降線をたどると思います。野村HDは高く売るタイミングは今しかないと見ているのでしょう。日本郵政は物事を深く考えないで企業買収をすると言う事なのでしょう。人口減、景気の低迷・・・どう考えても野村HDが大きく得をするでしょう。ババ抜きのババです。愚かだと思います!安倍政権の政治的な思惑なのでしょうか?
☆特報!放射能の飛散濃度が最大9倍に急上昇!
毎日新聞福島版からです。政府や関係者は否定に必死です。
☆汚染地での農業は、原発施設で働くより危険なのをご存知ですか?それでも政府は自己責任と言うばかり。
一刻も早く福島第一原発事故の記憶を無くしたい気持ちは分かります。しかし放射能汚染は百年、千年、1万年単位の話なのです。政府は憲法に基づいて国民に平和で安全な生活を保障する責任があるのです。現実を見なければいけないはずです。憲法は行政府の仕事と責任を定めたものです。私達国民を縛るものではないのです。