4月16日の上野公園の上野の山です。大混雑をした上野の桜と静かな国立博物館の庭園の桜は以前アップしました。桜の季節の上野公園は凄い人出です。しかし桜並木から一歩外に出ると静かな上野公園があるのです。カメラはソニーα7Ⅱと24-240mmです。
万葉集から詠み人知らず
物思(も)はず 道行く行くも 青山を 振り放(さ)け見れば
つつじ花 にほえ娘子(をとめ) 桜花 栄え娘子
汝(な)れをぞも 我れに寄すといふ 我れをも 汝れに寄すといふ
荒山も 人し寄すれば 寄そるとぞいふ 汝が心ゆめ(意)
物思いせずに道を歩いて、草木の繁った山を仰いで見ると、
そこに咲いている躑躅のようにきれいな君、桜のように美しい盛りの君、
君は私が好きだという、私も君が好きだと言う、
でもね、荒々しい山でさえ人が心を向けると、人に心を寄せてくると言うよ、
だから君も気を付けなさいよね!
これとほとんど同じ内容の歌が柿本人麻呂の歌で万葉集に載っています。多分、昔から詠い伝えられてきた歌なのでしょう。歌垣などで多くの男女の中で見初めた相手の女性を口説く時に歌い継がれてきたのでしょう。古代は若い男女が農繁期が終わると野原に集まって歌垣と呼ばれる相互に求愛の歌を掛け合う呪的信仰の習俗がありました。現在でも東南アジアなどに残っている風習です。古代日本では結婚の申し込みとそれを受け入れる習慣なのでしょう。話し合いが付くと二人で繁みのなかに入り大自然の中でか、あるいは夜に逢う事を約束をして夜這いとなり男性が女性の元に通うことになります。歌垣では古くから伝わる歌を節(旋律)を付けて詠ったのでしょう。残念ながらどのような節だったのか失われていて分かりません。当時は結婚の形態がはっきりとしていないので、一人の女性に相手の男性が数名いる場合が多く、妊娠をすると生まれてくる子供の父親が分からない場合には父親の指名権は女性にありました。それを男性が拒否をする事は出来ない決まりでした。
P.S.
身から出た錆とはこのような事を言うのでしょう。財務省としては安倍夫婦の犯罪行為を隠蔽するためにこんなにも大きな傷を負ったのです。はっきり言えば安倍の犯罪に荷担をした共同正犯でしょう。
国民の多くは愛媛県の文書の方が信頼が出来ると思っているはずです。安倍は余りにも今まで嘘をつきすぎたのです。
上が腐れば下も腐るのです。どうも日本は安倍政権の再登場から5年でおかしな方向へ進んでしまったのでしょう。
まさにその通りです。『これが子供の頃から平然と嘘つくような人間は、大人になり、年季を重ねてくると、あまりにも平然と嘘をつく人格になる。
日大の指導者たちはもちろんその種の嘘つきだが、一国の首相にも「平然嘘つき」がいる』まさにズバリです!
安倍と安倍政権は隠ぺいをし過ぎて、何が何だか分からなくなっているようです。自縄自縛(じじょうじばく)に陥っているのです。話の辻褄がますます合わなくなっているのです。
当初500ページと言われていた交渉記録が950ページと増え、改竄前決裁文書3千ページが付いて4千ページ近くの文書が国会へ提出されました。
確かに新潟知事選挙が一番重要となるでしょう。新潟県知事選挙が1県の知事選ではなく永田町を直撃する事になります。自民党の楽勝ムードが一転して接戦となっているのです。自民党が仮に勝っても森友学園や加計学園の問題は無くなりません。野党側が勝てば永田町は大騒ぎとなるでしょう。特に常に自己の利益のためにキャスティングボードを握ってきた公明党と言うより創価学会がどう動くかでしょう。選挙ほど怖いものはなく、選挙ほど面白いものはないのです。安倍は自民党の候補が勝てば安倍政権が信頼されたと言い、負ければ一地方県知事選挙であり国政には影響は無いと言うのでしょう。言い訳はいくらでも出来るのです。さて財務省の新規公開文書はどう影響があるでしょうか?籠池夫婦が拘置所から出てくるとまた一騒ぎです。安倍政権としては大阪地検の準抗告で籠池夫婦を拘置所の外に出したくないでしょう。準抗告とは刑事訴訟法で、裁判官が下した決定などに対する不服申し立て制度です。この場合は裁判官が籠池夫婦の保釈を認めた事に対しての取り消しを求めた検察側の抗告です。違う裁判官が改めて審査をする事になります。しかし再審査ですので、それ相当の理由が必要です。外に出しては安倍が困るからとは書けないでしょうから、他の理由を作るのでしょう。しかし今までが異常な拘禁です。普通では有り得ない拘束なのです。
確か今治の市会議員に一人当たり1000万円の賄賂が渡ったはずで、それを認めた市議もいたと思います。市長へは?これが本当ならば立派な贈収賄です。贈収賄の時効は渡した方は3年、貰った方は5年です。
安倍は嘘しかついてこないので、混乱をしているのでしょう。つい本当の事を最近ぽろりポロリと出してきます。どんな嘘を付いたか忘れてしまうのでしょう。ドジですね!加計学園の獣医学部新設申請を認知した日時(国会の答弁で2017年1月20日)も否定をする様な答弁になってしまいました。なぜ2017年1月20日なのかは、安倍が加計理事長の接待を加計学園が獣医学部新設を知っていながら何度も受けていたからで、知らなければ友人関係と言う事で逃れられるでしょうが、もし知っていて接待を何度も受けたとすると贈収賄の疑いが出てくるからです。これも嘘が多すぎて自分で分からなくなってしまっているのでしょう。
この高プロ法案は明らかに自民党の資金源である経団連へのサービスです。そのために労働者は働けるだけ働かされ使い捨てにされる法案です。
も間違えてしまいました。これも嘘が多すぎて自分で分からなくなってしまっているのでしょう。完全に安倍の主張は破綻をしているのです。
この高プロ法案は明らかに自民党の資金源である経団連へのサービスです。そのために労働者は働けるだけ働かされ使い捨てにされる法案です。安倍と自民党にとっては資金源である財界からの支持だけが頼りなのです。財界は高プロ法案を熱望をしているのです。理由はコストカットなのです。つまり人件費を抑制する事なのです。
新潟県知事選挙に影響は大きいでしょう。原子力規制委員会の委員長は原発が安全とは言っていない。経産省の作った規定に合っているかどうかだけを審査をしていると言っているのです。しかし酷い状況です。稼働をしていなくても原子炉は生きているのです。そもそも廃炉は初めから想定をしていなかったのでしょう。廃炉こそが非常に難しく事故が起きる可能性が高いのです。廃炉で出てくる高汚染された廃棄物の処理をする施設も、使用済みの燃料棒の処理する施設も、そうして半永久的(数万年間に渡る)に長期保管をする施設も無いのです。おまけに世界的に地殻が動き始めているのです。何時大きな地震や津波が起きるか分からないのです。もし震度7クラスの地震が連続して起きると原子炉は耐えられるのでしょうか?作ってしまたのだから仕方が無いでは済まされない話です。