9月15日の江東区の清澄庭園です。カメラはソニーα6600と18-135mmです。この庭園の中の島にはアオサギがいつも2羽ばかり住み着いていたのですが、今年は10羽近くがいました。
清澄庭園は隣の清澄公園と一緒で都立公園です。清澄庭園は有料ですが清澄公園は無料です。清澄庭園の奥に小さいですが花菖蒲園がある事は意外と知られていません。この場所は江戸時代の元禄期の豪商だった紀伊國屋文左衛門の屋敷があったと伝えられています。享保年間には下総関宿藩主の久世家の下屋敷となりました。明治維新の廃藩置県により江戸の大名屋敷は上知され国有地となり明治新政府の官僚の宅地となり、また明治陸軍の軍用地や皇室や皇族の屋敷地となりました。明治11年(1878年)荒廃していた邸地を三菱財閥創業者の岩崎弥太郎が買い取り、三菱社員の慰安と賓客接待を目的とした庭園の造成に着手をしました。明治13年(1880年)に竣工し、深川親睦園と命名されました。三菱社長の座を継いだ岩崎弥之助は庭園の泉水に隅田川の水を引き込むなど大きく手を加え、明治24年(1891年)に回遊式築山林泉庭園としての完成をしました。その後関東大震災では東京市民の避難所として活用されました。関東大震災後、三菱は東半分を東京市に寄贈し、東京都は清澄庭園として一般公開をしました。昭和48年(1973年)に東京都は西半分を三菱から購入し清澄公園として公開をしました。
田安宗武の家集「悠然院様御詠草」から
むら松の 背向(そがひ)をのぼる 月よみの
半ばにわたる 雲さへうまし
(意)松林の背後を昇る月の半ばを隠している雲、今宵はその雲さえ美しい。
詞書きに「佃島の蘆辺に立ちて月見けるに」とあり、いまの佃辺りで詠まれた歌でしょう。田安宗武は第8代将軍徳川吉宗の次男で御三卿筆頭の田安家の創始者です。田安門内に屋敷がありました。江戸期屈指の歌詠みでした。白河公と呼ばれた老中筆頭となった松平定信は田安宗武の子供で、田安家の当主となり、次期将軍と言われていたのですが、田沼意次により白河藩に養子に出されてしまいました。田沼政治を批判をしたためと言われています。田沼意次は松平定信の能力は評価をしていたようで、老中に加えました。田沼意次追い落としの中心は松平定信だったのでしょう。田沼意次の失脚後に老中首座となり政権を握りました。狂歌で・・・
世の中に 蚊ほどうるさき ものはなし
ぶんぶ(文武)といふて 夜も寝られず
と揶揄された人物です。
P.S.
以前からブログに書いていますが枝野代表を交代させなければ立民も尻切れトンボになって行くでしょう。完全に敗北です。立民も誰か新鮮な清々しいリーダーが生まれてこないでしょうか?自民党と公明党が悠々と17の常任委員会の委員長も確保です。
近所の投票所になっている公民館へ10時に行ったのですが驚いた事に、いつもはガラガラの投票所が昨日は少し混んでいたいのです。何時もはガラガラで待たされることなどは無いのですが、昨日は少し待たされました。昼頃から雨が降ってきて投票率は下がったでしょうね。投票率次第で当選する人、落選する人がいるのです。
《中国の国家戦略上重要な国々を自らの影響下に置くため、支援漬けにしようとする一帯一路》しかし今後の日本は難しい立場になるでしょう。中国共産党の絶対主義国家である中国とは適度の距離が必要です。喧嘩はするべきではないですが、日本は一番不得意なYes or Noをはっきり言わなければならないでしょう。今後は中国がアメリカにとって代わる分野も増えて来るでしょう。いままでのように有耶無耶は中国相手には通用をしませんし、特に中国に対しては有耶無耶の姿勢は付け込まれるだけです。中国は弱いと見ればどんどん隙を見つけて付け込んできます。あらゆる手を使ってくるのです。決して油断はしてはいけないのですが、喧嘩腰は止めるべきで、重要な事は中国に協力できることは協力をしていく事でしょう。まさにYes or Noをはっきり言う事でしょう。アメリカに対しても同じです。ここで日本には優秀な政治家と官僚がいなくなっていることが非常に痛いです!
もう比例で復活当選は止めるべきです。あくまでも小選挙区は小選挙区で、比例は比例で当選者を決めるべきで、復活当選などおかしいです。そもそも日本には小選挙区制度は不向きです。昔の様に1選挙区4名以内の当選者の中選挙区にするべきです。
日本で定期預金をしても金利はほとんど付きません。安全に預かって貰うための保管料を支払っているようなものなのです。アメリカなどで投資をすると結構な金利が付きます。金利は円安のお陰で思いの外に増えるのです。日本の経済は人災とも言える酷すぎると状況で、やはり政治の貧困なのでしょう。変えようとも思わない国民が多いのでしょう。
韓国が相変わらず訳の分からな主張を続けるのであれば、文政権の後継政権次第でしょうが、韓国のTPP参加はかなり難しい事になるのは当然でしょう。非常識な国を入れると纏まるものが纏まらなくなります。韓国は中国と結びつこうとしているのでしょう。
しかし中国はTPP参加の基本的な合意事項のいずれも達成していないのです。確かにTPP参加各国は大きく中国に経済依存をしている事は確かなのです。中国市場は経済的には大きな市場であることは事実です。アメリカのトランプがTPPから離脱をしたことで、ますます中国が加入をすれば中国の存在が大きくなっていくのです。中国としてはTPP参加国は経済面で脅せばひっくり返ると考えているのでしょうが、その様には簡単には行きません。全参加国の一致が無ければ参加は認められないのです。中国を含む発展途上国では、関税貿易一般協定GATTでは・・・
①域内における関税その他の貿易障壁は実質的にすべて廃止すること
②域外諸国に対する関税その他の貿易障壁は設立以前より増大してはならないこと
③合理的な期間内に合理的なスケジュールに従って設立すること
これら点を厳格に適用することが猶予されているのですが、TPPに参加をするとなるとこれらを順次解決しなければならなくなるのです。習近平政権がここのところ推し進めている対外経済政策と矛盾する点が多く出て来ているのです。安易に中国の参加を認めればTPP参加各国は中国に飲み込まれてしまう可能性が高いのです。そもそもアメリカがTPPの発想国で主導をしてきたのですが、トランプの馬鹿が離脱をしてしまったのです。バイデン大統領はどうするか読めません。
一番危険な時は独裁政権が際どくなってきたときです。国内の敵に対して軍事力と言う強権を振るうか、あるいは支持率のアップを狙って対外戦争に出てきてナショナリズムを煽る事により政権の求心力を維持しようとする時が一番危ないときです。
偉大な国家主導者になろうとしている習近平です。国内的にも国際的にもアメリカに代わって世界のリーダーにならんとしているのでしょう。迷惑な話です!
来年2月の北京冬期オリンピックはなにがなんでも成功させると言う事です。
プーチンはウクライナからクルミアを奪ったように何処かで領土を増やして支持率アップを狙うと言うことはもう出来ないでしょう。柳の下にドジョウは二匹はいないのです。野党の政治家を次々と暗殺を繰り返すことももう出来ないでしょう。
まるでドラマです。