12月1日の文京区の六義園です。カメラはソニーα6500と18-135mmです。
六義園は「りくぎえん」と読みます。名前の出処は古今集の仮名序です。紀貫之が書いたとされる序文に書かれている「六義」(むくさ)という和歌の六つの基調を表す語に由来します。
柳沢吉保の和歌 あらしふく 生駒の山の 秋の空 くもりみはれみ 月ぞふけゆく 朝日影 さらす手づくり 露ちりて かきねにみたす 玉河のさと そして忠勤を愛でて将軍綱吉から川越藩8万2000石から甲斐国一国を与えられました。名目15万1200石でしたが実質は22万石以上と言われています。御朱印を与えられた時に綱吉から「行末いつまでもめでたいことである」と祝辞を貰いました。この感激を歌にした和歌が・・・ めぐみある 君に仕へし 甲斐ありて 雪のふる道 今ぞ踏みなん ゴマすり上手だけではなく本当に忠勤を励んだのでしょう。柳沢吉保は第6代将軍徳川家宣の代になって自ら職を辞しました。吉保の子の吉里は8代将軍吉宗のときに甲斐国甲府から大和国郡山に移封となり、その子孫は明治維新まで藩主を務めました。譜代大名でした。吉保の子孫には幕政に参加する人物は現れていません。15万石の譜代大名は幕政に参画する事は幕末以外ではありませんでした。老中は5万石クラスの譜代大名が就任する事が多かったのです。3万石クラスでも老中格として就任する事もありました。老中になると江戸に近い土地に領地を与えられました。しかし老中になると領地にはほとんど行けなかったようで、普通の事項は月番老中が交代で処理をしましたが、非番でも江戸藩邸の中で事務処理を行っていました。重要な問題には江戸城の中で老中全員で合議を行いました。
老中になると江戸城に上がる時の大名行列は常に駆け足でした。非常時も平時も常に同じでした。大名は老中が通る時は片側に寄って道を譲り、大名は籠や馬から降りて頭を下げる仕来たりがありました。また老中は相手が上位の大名でも下位の大名でも、少し停まって籠の窓をけて挨拶をする必要がありました。ただし相手が江戸では「下に、下に」と声を出す「先払い」は、将軍家、御三家、御三卿などの特定の家格にのみ許されていましたので、先払いのある大名には老中と言えども道を譲ったと言われています。
P.S.
NYタイムズは社説でイラン攻撃を行ったトランプを批判をしています。多くのアメリカのメディアも今回のトランプによるイラン攻撃に疑念を呈しているのです。昨年6月のイスラエルとアメリカの共同作戦でのイランの核施設攻撃は成功に終わったとトランプはアメリカ国民に向かって胸を張って報告をしたはずなのです。が?やはり6月の攻撃は失敗をしていたのかも知れません。イランの現体制を良しとする人は少ないはずです。現体制のイスラム原理主義は民主化を求めるイラン国民にとっては強圧的な政権なのです。しかし何と言っても今回の攻撃はエプスタイン文書事件が後ろに隠されているのでしょう。そもそもトランプは力の信奉者だったのです。
万一の場合はホルムズ海峡閉鎖によって日本が一番被害を受ける国なのです。トランプとしてはイランの核開発阻止と 中東での米国の影響力維持を狙い、イスラエルと多分サウジアラビアと連携を強化をしようと言うのでしょう。 軍事力を背景に交渉を進める「圧力外交」をトランプは用いているのでしょう。それは当然軍事衝突が付いて回るものなのです。ペルシャ湾がホルムズ海峡で封鎖されれば日本は原油と天然ガスの8割近くをペルシャ湾岸諸国から輸入をしているので、原油価格の急騰・供給不安が直撃をします。もし閉鎖をされると日本のGDPを最大3%押し下げる可能性があるとの試算もあるのです。イランは代理勢力(ヒズボラ、フーシ派、シリア・イラクの親イラン勢力)を多数抱えており、これらが一斉に行動すれば戦線は一気に拡大します。 すでにその兆候が見られます。
今回の攻撃はトランプの発言からも 体制転換 (体制転覆の方が正確) を狙う意図が明確 と分析されています 。 体制転換を目指す戦争は短期で終わることは過去の例を見ると無く、 イラク戦争のような長期化・泥沼化の可能性 があるのです。すでにイラン国内では各地で紛争が起き始めていると言うのです。イスラム原理主義者は残酷に人を殺す事に躊躇をしません。対する民主化を求める勢力は統一された司令部的要素は持っていないでしょう。アメリカはアメリカの望む数名の次期指導者を揚げているようですが、トランプ達の勝手な思い込みでしょう。イランの国内紛争と対外戦争(アメリカとイスラエル)が 中東全域に広がる大規模紛争に発展するリスクは極めて高いといえます。問題はイランが継戦能力(有事において弾薬・燃料・装備品の補充、人員の確保などを行い、組織的な戦闘を長期間継続できる能力)がどれだけ有るかでしょう。国際テロは別です。国際テロ組織にへの爆薬と起爆装置と資金を与えないと国際的なテロは連続して起こせません。日本は安倍政権時代にアメリカと集団的自衛権を結んでいますので、イランからは敵と見なされる可能性があります。人の集まる場所は国際テロ組織に狙われる可能性もゼロでは無いでしょう。
アメリカ議会は当然トランプの戦争には反対でしょう。2/3が反対をすればアメリカは混乱に陥ります。議会の承認なしの大規模軍事行動は強い反発を招く可能性が高いでしょう。 アメリカでは議会の戦争権限が重視されており、特に長期戦となれば議会の承認が不可欠です。そして議員の 2/3の反対は“拒否権の覆し”に相当し、極めて重大な政治危機となり、 もし議会が超党派で反対に回れば、トランプ政権は大きく揺らぎます。 ただし、攻撃直後は“ rally around the flag(旗の下に集まる)効果” で支持が高まることもあるのです。トランプはそれに賭けたのでしょう。 これはアメリカ政治でよく見られる現象で、短期的には大統領支持が上がる可能性もあります。しかしトランプのエプスタイン疑惑への問題は絶対に消えないでしょう。
トランプは「必要な限り攻撃を継続する」と述べており、軍事行動を政権の中心に据える姿勢を示しています。今後の展開は以下の要素で大きく変わります。
① イランの報復の規模まる
② 中東全体の緊張拡大(ホルムズ海峡封鎖など) すでに実質的にホルムズ海峡は閉鎖状態となっています。
③ アメリカ議会の反応
④ 国際社会(EU・中国・ロシアなど)の動き ロシアにしては望むところでしょうが、ロシアにとってイランは重要な同盟国なのです。
⑤ 国内世論の変化 アメリカ兵の戦死者が既に数名出ている様です。今後戦死者が増えてくればトランプ政権への風当たりは強くなります。
これらが複雑に絡み合うため、アメリカ政治も国際情勢も不確実性が非常に高い状況となります。
イラン国内ではすでに以下の事が起きている様です。
ハメネイ師死亡後、イランの政治体制は「神権政治 → 軍事ナショナリズム」へ急速に移行しつつあると複数の分析が指摘しています。特に重要なのは、革命防衛隊(IRGC)が国家の中心権力へと台頭している 点です。
◎専門家会議が後継者を選ぶ建前はあるが、実際には機能不全 後継者選びは形式上は聖職者の専門家会議が担うが、実際には非公式な権力ネットワークが支配していると分析されています
◎暫定指導部評議会が国家運営を引き継ぎ 大統領・司法長官・緊急評議会メンバーなどで構成される暫定評議会が、最高指導者の職務を一時的に代行しています
◎IRGC(革命防衛隊)の権力集中が加速 経済・軍事・治安の全領域で革命防衛隊が主導権を握りつつあり、「プレトリアン・ステート(軍事支配国家)」化が進むと指摘されています
◎体制は“崩れにくい構造”を持つ 3層構造の権力機構(最高指導者事務所 → 革命防衛隊 → 準国家組織)が体制を支えており、抗議デモが数千人規模で犠牲者を出しても崩壊しなかった背景とされています
◎革命防衛隊主導の強硬体制が固定化する可能性 経済危機と制裁下で、軍産複合体を持つ革命防衛隊が国家運営を掌握する流れが強い
◎後継者選びをめぐる内部抗争の激化 ハメネイ師の息子モジュタバ氏など複数の候補が取り沙汰されており、非公開の権力闘争が続く見通し
◎体制崩壊のリスクも現実味を帯びる 経済崩壊・通貨暴落・抗議拡大・軍事的敗北が重なり、国家機能が限界に近づいているとの分析もあります。トランプとネタニヤフがイランにアメリカやイスラエルの言う事を聞く政権の誕生まで攻撃を続けるとすれば紛争が長引く可能性があり、日本への原油と天然ガスは途絶するでしょう。
イランは世界有数の原油・天然ガス埋蔵国であり、政情不安はエネルギー市場に直結します。
◎ホルムズ海峡のリスクが最大の焦点 世界の原油の約20%が通過する海峡で、イラン情勢悪化は即座に供給不安を引き起こす。
◎イラン産原油の供給停止リスク 制裁強化や軍事衝突により、イランの輸出が再び大幅に制限される可能性が高い。
◎中東全体の緊張が価格を押し上げる イランが代理勢力(ヒズボラ、フーシ派など)を使って地域紛争を拡大させれば、サウジ・UAEなどのインフラも標的となり得る。
◎中国・インドなどのアジア市場への影響 イラン原油の主要輸入国であるアジアは、代替調達コストの上昇に直面する。ロシア産の原油に頼るしか無くなるでしょう。日本も生き残るためにはロシア産原油を大量に購入をするしか無くなります。世界の原油価格は短期的には数十パーセントは一気に上がるでしょう。その後は乱高下を繰り返し、中長期に続くと エネルギー地政学の再編(米国・カナダの役割増大)となって行くのでしょう。
中東のエネルギー市場は供給不安と地政学リスクの高まり に直面しており、世界経済への影響は避けられません。昨年6月のアメリカとイスラエルのイランの核施設への攻撃でイランの核の脅威は一応は縮小をしたと見られていたのですが、今回のアメリカとイスラエルの攻撃はイランの国家体制の転覆を狙ったものなのでしょう。裏目に出るととんでもない事になり、日本も生き残るためには必死で道を探す必要があります。
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