熊谷うちわ祭り2 |
熊谷市は夏の暑さと源平の戦いでの熊谷(くまがい)次郎直実で有名ですが、熊谷次郎直実は大里郡久下に本拠を持っていた大豪族久下直光の郎党の扱いでした。熊谷次郎直実の父親が早く亡くなったため母親の義理の兄であった久下直光の保護のもとに育ち、後に久下直光の領地である熊谷郷の代官として熊谷郷に住みました。本来は熊谷郷は熊谷氏の土地だったのでしょうが叔父の久下氏が相続をしていたのかも知れません。あるいは熊谷氏からの預かり地だった可能性もあります。京都へも久下直光の代理として皇居の警備に駆り出されましたが、待遇が悪すぎたためでしょうか叔父の久下直光に無断で平清盛の第4子の平知盛の郎党になってしまいました。怒った久下直光は熊谷郷の一部(たぶん熊谷郷内の久下氏の土地)を取り上げました。この事から熊谷直実は完全に自立し平家に従う事になりました。その後、源頼朝の旗揚げの石橋山の戦いでは平家側でしたが、その後に源頼朝に従い各地に転戦をしました。一ノ谷の戦いでは熊谷次郎直実は海辺を逃げる平家の若武者を追い詰めたのですが息子ほどの若さに驚き、逃がそうとしました、しかし以前熊谷直実が平知盛の郎党だった事をまわりで戦っていた源氏の武将達は知っていて裏切り者として直実に攻めかかろうとした事で仕方なく若武者の首をはねました。後日、打ち取った若武者が17歳ほどの平敦盛であると知り、殺したくない相手も殺さなければならない武士の非情さや世の無情さに苛まれ、後悔の念を抱き、これが、直実がのちに仏門に入る大きな動機となったといわれています。しかしこの話は違っていると思います。熊谷次郎直実は久下直光との所領争いで将軍源頼朝の御前での裁きとなりましたが形勢不利と見ていきなり頼朝の面前で「どうせ不利な判定が出るに決まっている」と書類を叩きつけ、飛び出してしまいました。熊谷郷に戻る途中、直実は髪を切り、武士を捨てる決意をしたのが本当のところの様です。鎌倉武士に限らず中世の武士は自分の所領を必死で守る、一か所を命をかけて最後まで守り抜く覚悟を持った土地が一所懸命なのです。熊谷の熊谷一族のその後ですが鎌倉幕府の御家人として直実の孫の熊谷直国が承久の変で鎌倉から派遣されましたが宇治川の戦いで戦死をした功績で子供の熊谷直時に安芸国三入荘の地頭職を与えられ熊谷直時は一族をあげて安芸国へ行ったと言われています。安芸熊谷氏は安芸国守護大名武田氏に仕えましたが、後に毛利元就に仕え12代熊谷信直は毛利家の中の国衆として最大の禄高1万6千石を貰っていました。しかし14代熊谷元直はキリシタンとなり棄教を命じられましたが拒否し、家臣との諍いや萩城築城の遅れを理由に毛利輝元により族滅処分(武家としては一番厳しい処分)とされ一族の女子供も含めて皆殺しにされました。唯一孫の熊谷元貞が生き残り16代の熊谷家当主として長州藩士として復活をしました。
P.S.
☆中国にふり回された足利義満の通貨政策
室町幕府の衰退は宋銭の輸入が減ったためと言われていました。平清盛は積極的に中国から銭や工芸品等を輸入しました。不思議な事に中世の武家政権は積極的に銭を作らなかったのです。中国の明では紙幣を積極的に使うようになってきました。宋が作ってきた宋銭はコストが高く採算が合わなかったので銅銭を作るより紙幣にしたのです。江戸時代は日本の寛永通宝が中国に輸出され東南アジアの基軸通貨の一つとなりました。
☆【ニッポンの防衛産業】日本の固体ロケット技術は垂涎の的!
西側の諸国は固形燃料をミサイルに使います。東側は液体燃料を使います。北朝鮮などは技術や化学物質が手に入らないために危険なヒドラジンと言う猛毒の燃料を使います。推力は液体燃料の方が優れているのですがコントロールが難しい欠点があります。固形燃料はコントロールしやすいのですが推力が少し落ちます。
☆発信箱:42年後に=滝野隆浩(社会部) (2ページです)
確かに日本のアジサイ革命が始まって総理官邸前の反原発デモによって昔のデモとは全く違った様相を感じました。デモの主催者もアジるわけではなく非常に冷静でした。たぶん国民の考え方が徐々に変わってきているのだと思います。親子連れや赤ちゃんを抱いた母親達も多く見かけます。危険なデモなら近づかない人達が積極的にデモに参加をしているのは見ていて新鮮な驚きを感じました。政治家、特に野田総理はいずれ国民は飽きてデモの数が減ると見ているのでしょう。それは甘いです!
☆電力の選択―単なる先送りはだめだ
野田総理は国民に説明をしないで何でも有耶無耶の中で強引に決めようとする政治家です。いまがロンドン・オリンピック期間中なので助かったと思っているのでしょう。
☆東電、2千億円超の赤字 原発停止で燃料費増
この問題の燃料費の為替の決め方がオカシイのです。1ドルが100円以上で決めているはずです。20円以上誰かが儲けているのでしょう。以前から一部マスコミで少し書いていますが、有耶無耶になっています。よほど儲かっているので口封じ資金も潤沢なのでしょうか?
☆記者の目:水俣病特措法申請期限切れ=西貴晴 (4ページです)
これは明らかに国が蓋をしようとしているのです。
女の子でしたが・・・今どうしているかな。結構可愛い子でした(笑)
東電の円ドルレート100円というのは普通の会社では考えられませんね。月次レート、期首レートの設定でそんな設定ありえません。
記憶違いで無ければ2009年途中からドルはずっと100円以下ですから。
しかしこれだけ暗い中で鮮明に撮れているのはお見事です!
本当に最近のデジタル技術は大進歩です。カメラ任せが一番綺麗に撮れます。