桐生川の紅葉3 |
11月18日の群馬県桐生市の桐生川の紅葉です。桐生川の奥は鹿撃ちが盛んなようで、山を下ってきた軽トラックとすれ違えず長距離をバックをして道を譲ったところ、すれ違う時に鹿を採ってきたから後で食べに来いと誘われました。両手足を縛られた鹿が後ろの荷台に転がされていました。帰り道を走っていると河原で鹿をさばいているのに会いましたがとても可哀想で寄らないで帰ってきました。桐生川は群馬県桐生市の梅田地区の最高峰である根本山に源を発し南へ流れ栃木県の足利で渡良瀬川と合流する川です。途中に桐生川ダム(梅田湖)があります。カメラはニコンD800と28-300mmです。
桐生は絹織物で有名な土地です。桐生織物は1200年前の記録まで遡れるながい歴史を持っています。江戸時代には、幕府の保護もあって「西の西陣、東の桐生」といわれるまでに栄え、明治時代にかけては数々の技術開発や工場制手工業制の確立、ジャカード技術の導入などにより、さらに発展しました。桐生織の発祥については、白滝姫伝説という伝承が残されています。今から1200年前の桓武天皇の時代、上野国山田郡(こうづけのくにやまだごおり)から一人の男が京都に宮仕えに出された。かなわぬ恋としりながら、宮中の白滝姫に恋した男は、天皇の前で見事な和歌の腕前を披露して、白滝姫を桐生に連れて帰ることを認めてもらいました。桐生に移った白滝姫は、絹織物の技術を桐生の人々につたえ、その技術が今でも桐生の地で受け継がれているのだというお話です。
歴史的にみると和銅7年(714年)に上野国(群馬県)が、はじめて「あしぎぬ(絁)」を織って朝廷にさしだし、延喜5年(905年)に上野国の税は「あしぎぬ」と定められました。「あしぎぬ」とは古代の日本で織られた絹織物で官人の給与や貨幣の代わりとして使われました。中国本土から到来して来る絹織物はもっと上等なものとされていましたが、正倉院の遺物を見ると品質ではほとんど変わらないと言われています。これらから古代では養蚕技術は朝鮮半島から渡ってきた渡来人達によりもたらされた高等技術で、絹織物が上野国の主生産物だったことは想像がつきます。桐生の絹織物は徳川家康が小山にいた軍を急に関ヶ原へ返すとき、急使を送って旗絹を求め、わずか1日ほどで2千4百10疋を徳川家康に納めたと伝えられています。徳川家康は石田三成の挙兵を事前に知っていて準備をしていたのに間違いがありません。1日でこんなに多量の絹を出せるはずがありません。1疋は反物2反で着物と羽織を一揃い作れるもので並幅(約36cm)、長さは22m前後です。
古今集から猿丸大夫のうた
奥山に もみぢ踏み分け 鳴く鹿の
声聞く時ぞ 秋はかなしき
(意)奥山で、萩の黄葉を踏み分けて鳴く鹿の声。その声を聞く時だ、秋は切ない季節だと感じるのは。
詞書に「是貞親王の家の歌合の歌」と書かれています。古今集では読み人知らずの歌とされていますが、猿丸集や藤原公任撰の「三十六人撰」も猿丸大夫の歌とされています。また藤原定家の百人一首でも猿丸大夫の歌とされています。猿丸大夫は来歴の良く分からない歌人です。
P.S.
☆日銀失敗の原点!株式・土地の資本市場だけが価格上昇するバブル退治に「金融引き締め」は間違っていた (5ページです)
私は失われた20年のデフレは人災だと思っています。日本はお上の犯した犯罪的な行為を処罰できないのです。
☆安倍首相が急ぐ対中包囲網、応じるのはフィリピンとベトナムだけ―中国メディア
中国や韓国にとって物を言わない国のはずだった日本が突然野田政権末期から意見を明確に示すようになったのでビックリしているのでしょう。中国と韓国にとって想定外の出来事かも知れません。この様な時が計算外の事が起きる可能性が高く一番危ないのです。韓国も円安になるとウォン高となり輸出競争力は弱くなるのは道理です。円高デフレによって日本の企業が弱りその隙を韓国に突かれたのです。円安には功罪がありますがとにかく今は円安誘導をしてデフレからの脱却をする事が最優先です。政治的な戦争より経済的な戦争の方が数段マシです。
☆韓国 円安ウォン高で日本企業復活させる安倍氏の手腕を畏怖
円高デフレ政策は自民党政権時代から続いてきている経済政策を民主党の大馬鹿者達がマニフェストを否定して継続してきた経済政策なのです。この日本の狂ったような経済政策で助けられたのはアメリカと韓国と中国でした。円高とドル安はアメリカの経済回復や韓国の輸出増に大きく役立ちましたが日本の企業の多くはダメージを受けたのです。今後の円安とウォン高は韓国の輸出に大きなダメージとなり日本の企業は息を吹き返します。アベノミックスは経済を少し知っていれば誰でも考える普通の経済政策です。それまでが異常で売国的に誰かさん達の利益のために日本が大損するように仕組まれた経済政策政策だったのです。これだけ日本が犠牲を払っても日本への感謝の言葉は聞こえません。
☆暗号で当局批判! 中国メディア関係者に広がる反乱
中国の共産党政権が崩壊する事は日本にとって良い事なのでしょうか?逆に見るとどんな政権になるか分からないので逆に危険とも思えます。あれだけの巨大な国となると強権的な政府ではないと統治が出来ないでしょう。共産党政権が崩壊すると、まず最初に占領されているチベット、ウイグル、内モンゴルはそれぞれ独立するでしょう。他の省は解放軍が群雄割拠状態となり内戦となります。それは世界にとっても大混乱をもたらすでしょう。特に日本は経済的に打撃が強いです。やはり崩壊されるのは困まりますね。
☆北京で外国人居住区に労働者50人乱入 当局抑え込み
今まででは考えられない事です。やはり何かが内部で起きているのでしょう。共産党政権は難しい立場となっているのでしょう。緩めると一気に国民の不満は政権に及ぶでしょうし、強権で押さえこむとその後の揺れ返しが怖いでしょう。一番良い解決方法は中国国民を煽ればすぐに燃え立つような国を相手にして対外戦争や危機を煽る事です。最高の相手は日本でしょう。ヴェトナムやフィリピンも狙われますね。