伊豆 熱川バナナワニ園の熱帯性スイレン |
採蓮曲 採蓮曲(さいれんきょく) 李白
若耶渓傍採蓮女 若耶(じゃくや)の渓傍(けいぼう) 採蓮の女(じょ)
笑隔荷花共人語 笑って荷花(かか)を隔てて人と共に語る
日照新粧水底明 日は新粧(しんしょう)を照らして水底(すいてい)明らかに
風飄香袖空中挙 風は香袖(こうしゅう)を飄(ひるがえ)して空中に挙がる
岸上誰家遊冶郎 岸上(がんじょう) 誰(た)が家の遊冶郎(ゆうやろう)
三三五五映垂楊 三三五五 垂楊(すいよう)に映ず
紫騮嘶入落花去 紫騮(しりゅう)は嘶(いなな)き 落花に入りて去る
見此踟蹰空断腸 此(これ)を見て踟蹰(ちちゅう)して空しく断腸す
(意)
若耶渓のあたりで 蓮の花摘む女たち
笑いさざめき 花を隔てて語り合う
陽に照らされ 顔は明るく水面に映り
風に吹かれて 袖は軽やかに舞い上がる
どこの邸の若者だろうか
堤の上で三々五々 しだれ柳に見え隠れする
栗毛の駒の嘶きが 柳絮のなかに消え去ると
何だか訳もわからずに 乙女心は切なく揺れる
「若耶渓」はいま平水江といい、紹興酒で有名な浙江省紹興の街の近くを流れています。昔、越の美女西施(せいし)が紗を洗い、蓮の花を採ったという伝承のある有名な川です。紹興酒は黄酒の一種でお米を原料としたお酒です。お酒に含まれるブドウ糖の割合いにより概ね4つの種類があり日本で多く飲まれるのは加飯酒です。色々な飲み方がありますが私はぬる燗で「話梅(ファーメイ)」と呼ばれる甘くて固い干し梅を入れる飲み方が好きです。悪酔いは割合しない飲み方です。
P.S.
☆韓国の僧侶が対馬を訪れる 観音寺関係者は面談を拒否
韓国側の滅茶苦茶な話です。日本にある朝鮮由来の物は古代から中世にかけては、すべて高い代価を支払って購入したものか、あるいは朝鮮から日本側へ贈られたものでした。高麗王朝までは日本より朝鮮のほうが文明国で仏教も最先端の教義や仏像がありました。この時代は海賊が盗む事はあったでしょうが海賊はどこの国の海賊とははっきりしていません。14世紀末に高麗王朝が滅び、李朝となりました。李朝は、国の宗教を儒教とし、以前の国教であった仏教を完全否定しました。そして、国策として寺を破壊し、僧侶を迫害し、仏教美術を破壊したのです。このとき数多くの高麗美術が難を逃れて日本に持ちこまれました。今回の韓国の盗人が略奪した対馬の観音寺の仏像は、こういった経緯で日本にあったものです。当然受取書や領収証の控えなど存在しません。室町時代になって、唐物の信仰が再燃すると、中国ものに準じる形で、李朝の工芸品が沢山輸入されました。秀吉が朝鮮に出兵すると、そこで文化財の略奪がありました。江戸時代になって、日朝の国交が復活し、朝鮮の使節(朝鮮通信使)が12回日本を訪れています。このとき使節団員の手土産として、大量の朝鮮の文化財が渡来しました。また、民間レベルでは、ひんぱんに(密)貿易がおこなわれ、この流れは、日韓併合まで続きました。日韓併合後は、たしかに安い代価で、多くの文化財が日本に持ち出されましたが強制ではなくあくまでも対価を支払っています。とくに重要な宝物は、朝鮮総督府が直接管理し、朝鮮民族固有の文化財として国外の持ち出しを厳禁していました。その取り締まりは非常に厳しかったと言われています。そんななかで、「朝鮮王室儀軌」が特例として持ち出されています。「朝鮮王室儀軌」は李氏朝鮮時代に王室の嘉礼(結婚式)や国葬、冊封、築城、国王の実録など、国家や王室の主要行事に関し、その内容を「儀軌」と題して図解を含め詳細に記録したものです。この書物は、同じものが4セットつくられていたのですが、日本が持ち出したのは、原本ではなく、写本の一部でした。宮内庁の要請で、朝鮮総督府が持ち出しを認めたのは、李王家の家系に関する部分だったそうです。理由は李朝のイ・ウン(李垠)皇太子と日本の皇族である梨本宮方子が結婚されたために李氏朝鮮王朝の結婚の記録を見るために日本へ持ち出されたと言われています。日本で保管をしていた「朝鮮王室儀軌」は100冊ほどだと言われています。もともとは原本と写本を含めて4000冊と言われ1セット1000冊なのでしょうか。フランスも400冊ほど持ち出していて残りの3500冊ほどは朝鮮戦争の中で紛失をしています。2011年に民主党政権下で「朝鮮王室儀軌」は日本から韓国に返還されました。しかし逆に日本政府が朝鮮王室儀軌を引き渡した結果、他の文化財の返還要求が相次いでおり、かえって日韓間に新たな軋轢が生じていると言われています。韓国側は新たに、京都、奈良、九州、東京の4国立博物館が所蔵する朝鮮半島由来の文化財4422点などの返還も求めているのです。これも無理難題です。韓国側はしつこく要求をしてくるでしょうが、どれも話が古すぎて盗まれたものとは証明できないものばかりです。韓国側にも盗まれたと証明できるものは少ないのです。一方、フランスは半分は返したのですが半分は現在フランスで裁判中です。一部は「5年ごとの貸与契約更新」という形でフランスから韓国に貸与されています。これは1866年に起きた李氏朝鮮とフランス帝国との間で起きた丙寅洋擾(へいいんようじょう)による戦争で、フランスは朝鮮を植民地化をしようと目論んだのですが、フランスは戦いに敗れました。この時に「朝鮮王室儀軌」の一部がフランスへ戦利品として持ち出されました。また辛未洋擾(しんみようじょう)と呼ばれる同時期に発生したゼネラル=シャーマン号焼き討ち事件によるアメリカ合衆国の軍事介入を李氏朝鮮は阻止しました。多くの国が朝鮮半島を植民地化しようとしてきたのです。韓国は歴史を冷静に見るべきです。感情論では何も解決はしないのです。
☆Amazonが「一斉値上げ」とネットで悲鳴! 不買運動、抗議メール・・・次第に元の価格に戻る
私はアマゾンをよく使っていましたが考え直さないといけないかも知れませんね!
☆質問なるほドリ:戦略的互恵関係って何?=回答・吉永康朗 (2ページです)
困ったものである事が良く分かります。
☆3月18日付朝日新聞「天声人語」です
☆北朝鮮が威嚇 核攻撃「日本も決して例外ではない」
救いようがありませんね!確かに西部劇で酒場の前で酔っ払って拳銃を発砲している図でしょうね。中国次第です。中国は本気で北朝鮮を諌めるつもりがあるのかがはなはだ疑問です。本気ならば北朝鮮への物資の流れを完全に止めるでしょうが、今のところ国境線での関税審査の厳密化など輸出のチェックで北朝鮮への物資の流れをコントロールを始めているようです。中国も政権交代期で困っているのは確かなのでしょうね。
4枚目の幻想的な美しさに思わず見入っちゃいました~
熱帯性スイレンは温帯性スイレンとは違って独特の美しさがありますね!
歴史は繰り返します。歴史から反省をしないといけないのです。特に隣国との関係では歴史を調べることが重要です。