長野県 信濃町の「称名寺の枝垂れ桜」 |
称名寺は枝垂れ桜だけでなく釣鐘が石なので有名なのです。昔は釣鐘があったのですが、第二次世界大戦の時に供出したために釣鐘堂の倒壊を防ぐために石を釣鐘の代わりに吊るしたのだそうです。いまは反戦の象徴として有名になっています。この寺院の石の釣鐘の話は「夕焼けこやけで ~石の鐘のこだまは・・・~」と題された映画となっていてDVDが発売されているそうです。この寺院は「念仏者九条の会」に参加している「反戦と、憲法9条を守る」ことを発信している浄土真宗の寺院です。
称名寺から百メートル程のところに割ヶ岳(嶽)城(わりがたけじょう)址があります。飯山(飯山市)、柏原(信濃町)、牟礼(上水内郡飯綱町)、三水(同)などに通じる交通の要衝の地で上杉謙信にとって野尻城と割ヶ嶽城は重要拠点でした。上杉謙信が関東で北条氏康と戦っている最中の1561年(永禄4年)4月、甲斐国の武田信玄によって攻め落とされたと伝えられ、この戦いで武田信玄の参謀だった原虎胤(はらとらたね)が負傷しその後は戦傷により戦場に出る事は出来ませんでした。甲陽軍鑑によれば原虎胤の負傷によって武田信玄は原虎胤に代わって山本勘助を川中島の戦いの参謀として起用した書かれています。この城の取り合いが1561年8月から9月にかけての第4次川中島の大会戦の前哨戦となり信玄と謙信の一騎打ちが川中島で行われたと言われています。実際は甲陽軍鑑の作り話だと思われます。戦いの詳細は現在でもわかっていませんが多くの戦死者が両軍に出でたことは寺院の記録などから分かっています。上杉謙信が春日山城から川中島へ大軍を率いて向かう道は北国街道の野尻湖畔から数ルートに分かれて川中島へ向かったのだと思います。また飯山方面からは武田勢の北進によって飯山地域に押し込められていた上杉方の信濃衆が中越下越の上杉勢と一緒になって南下して川中島へ向かったのでしょう。
上杉謙信の辞世の漢詩
四十九年一睡夢 しじゅうくねん いっすいのゆめ
一期栄華一盃酒 いちごのえいが いっぱいのさけ
(意)
私の一生、この四十九年は一眠りの夢のようにはかないものだった。
またこの生涯で極めた栄光も結局は一杯の酒のようにあっとう間に無くなるものだ。
P.S.
☆東京株暴落、1143円安=13年ぶりの下げ幅―長期金利は乱高下、円急伸
やはり来ましたね!来週あたりには調整があると思っていましたが早かったです。この程度では大した事が無いと思います。
☆社説:市場大波乱 冷静に考え直す時だ
急激に上がるとどこかに無理が出てくるはずです。まだ調整局面でしょうが、ガラが近いかも知れませんが、まだ暴落ではないと思います。N.Y.市場も最初はかなり下がったようですが、その後持ち直し、たいした下がりではなかったようです。
☆大暴落後の日経平均はどうなるのか 「アベノミクス相場」はまだ終わらず? (2ページです)
まだ本格的な大暴落(ガラ)はもう少し先だと思います。
☆金利上昇の説明に”苦慮”する黒田総裁 円安・株高でも、国債市場は不安定なまま (3ページです)
いまのところ誰も理論的に説明がつかないのでしょう。つまり不安定の要素が大きいのです。一つ間違えると日本国債の大暴落があり得るのです。またその逆の事もあり得るのです。数年後に結論が出て初めて誰が言っていたことが正しかったのかが分かるのでしょう。いずれにしても巨額な資金が日銀から出され、その巨額な資金がマーケットで踊り始めているのです。国民も一緒に踊れればいいのですが?
☆インフレ期待で不安定化が懸念される長期金利 (2ページです)
専門家がみんな何かがおかしいと感じ始めているのでしょう。世界中の中央銀行がお札を刷り続けているのです。乱高下は当然の事です。
☆長期金利が急騰、1%台に 1年2カ月ぶりの水準
インフレになれば長期金利が上がる事当然の事です。急激な動きは警戒すべきです。
☆有力ヘッジファンドが予言する日本危機 (3ページです)
この見方はいまは少数意見ですが、私は正しいと思います。
☆政府、フィリピンに巡視船供与へ 対中連携へODA活用
フィリピンは感謝をするでしょうね。しかしODAを使うのは難しい問題です。当然フィリピンはもっと呉れと言うでしょうし、ヴェトナムも欲しいと言うでしょう。インドネシアも欲しいと言い出すかもしれません。複雑な問題です。巡視船は海上警察力で軍事力ではないと言っても難しい問題です。
☆“原爆”記事、コリアンタウンからも非難「日本へのコンプレックスのあらわれ」
☆韓国紙また妄言「原爆は神の罰」 非戦闘員の無差別殺傷も支持赤新聞なら有り得る話ですが、韓国の一流紙の「中央日報」で、こんな下劣な記事が出るとは驚きよりも呆れ返ります。論説委員が書いた記事で中央日報の意志ではないと言っているようです。論説委員が書いたから問題なのです。昨日の朝刊でも従軍慰安婦問題で日本を激しく批判する社説を書いていそうです。お互いに大切な隣国なのですが韓国は分かっていないようです。韓国国内がかなりヤバい状態なので今後も日本を批判して来るでしょう。しかし、「原爆は神の罰」とは絶対に許せない言葉です。
☆5月24日付天声人語です。
☆社説:三浦さん最高峰 夢は年齢を超える
サミエル・ウルマンの「青春の詩」から
「青春とは人生のある期間をいうのではなく、心の持ち方をいう。
・・・年を重ねただけで人は老いない。理想を失うとき初めて老いる。」
無名の詩人でしたが、マッカサーGHQ総司令官が座右の銘にしていた詩です。私の父も非常に愛していた詩です。