伊豆半島 下田公園の紫陽花1 |
千石船とは船腹にモミ米1000石(約150トン)を積める大型船で弁才船とも呼ばれていました。排水量は200トン程度です。船には幕府により天測儀を持つ事は禁じられていたために陸測航法の操船となり、荒れた天気での難破や遭難の原因でもありました。安土桃山時代はもっと大型の船でシャム(タイ)やジャガタラなどへも安全に航海が出来ました。しかし鎖国により大型船は禁止となり1000石船が日本国内での最大の船となりました。日本でその後、西洋式の大型船が作られたのは安政元年(1855)の地震・津波でロシア海軍のプチャーチン司令官の旗艦ディアナ号が下田で大破したために修理を目的として伊豆西岸戸田(ヘだ)村へ回送中に沈没したために帰国のために日本とロシアの協力でにおいて洋式帆船(ヘダ号)が戸田村で建造されたのが初めてでした。江戸末期の嘉永7年3月3日(1854年3月31日)に締結された日米和親条約により下田港は函館港とともに同日開港され、外国船へ薪炭・食糧・水を供給する補給基地港となりました。5年後の安政6年(1859年)の日米修好通商条約により神奈川港などが開港したことに伴い、下田港は安政6年12月12日(1860年1月4日)に開港が解かれました。
この日は生憎の雨でした。傘をさしたり畳んだり忙しい天気でした。雨が時々強く降るのでワンちゃんのルイ君とマリアンちゃんは車の中で留守番をしてもらいました。紫陽花の最盛期に下田公園を訪れたのは初めてでした。毎年数回は下田を訪れていますが紫陽花とは縁が無かったです。紫陽花の咲いていない季節の下田公園は静かですが、やはりここの紫陽花は咲くとすごい迫力ですね。カメラはニコンD800と28-300mmです。
古今和歌六帖から読み人しらず。
茜さす 昼はこちたし あぢさゐの
花のよひらに 逢ひ見てしがな
(意)昼間に合うのは人目がうるさいので宵に逢いたいと思います。
この頃の紫陽花とは山紫陽花などのガクアジサイの事です。八重咲は突然変異で珍しいものだったようです。「こちたし」とは言痛しで噂が立つのが嫌だとの意味です。「花のよひらに」のよひとは宵の事です。古今和歌六帖とは平安時代に作られたのですが成立年代や編者が分かっていない私撰和歌集です。天皇や上皇が編纂を命じた和歌集は勅撰和歌集でそれ以外の和歌集はすべて私撰和歌集です。勅撰和歌集は古今集から始まり全部で21あります。それを総称して「二十一代集」と呼びます。他に南朝で編纂した新葉和歌集(撰者は宗良親王)は準勅撰和歌集と呼ばれます。






















P.S.
☆橋下氏&海江田氏、居座り 責任取らず続投宣言 参院選も「敗北必至」 (2ページです)
しかし、共産党の躍進にはビックリしました。やはりブレないことと投票率の悪さが良かったのでしょうね。憲法問題など民主党は信用できません。彼等は自民党と合流をしたいのです。しかし自民党は入党は簡単には認めません。民主党から逃げ出す人が今後はもっと増えるでしょう。もう民主党は死にました!早く中道左派の結集を考えるべきでしょう。やはり共産党やみんなの党の様にぶれない事が必要なのです。維新も民主党もいまや第2自民党なのです。両党とも自民党で公認が取れない人達の集まりなのです。共産党の躍進には民主党が批判票の「受け皿」としての役割を失ったため共産党に流れたとの説や、低投票率が組織戦に強い共産党に有利に働いたという説があります。私も都民でしたら今回は民主党ではなく共産党かみんなの党へ投票していたでしょう。
☆【ジョークは語る】“お姫さま”大統領の手帳はデスノート?
朴大統領では今後の難しい時代に韓国をリードできるのか非常に疑問です。韓国も人材難なのでしょうね。反日を武器にして国内の不満を押さえるのは戦略ではなく戦術でしかありません。韓国は日本と手を握る事で未来は開けます。中国と手を握っては首を絞める事になりかねないのですが、分かっていないのでしょう。
☆深刻すぎる中国PM2.5 都市住民の77%が呼吸器系異常
一時PM2.5の原因は日本にあるとキャンペーンを張ろうと中国政府は考えていましたが、途中から取り下げました。無理な話である事が分かったのでしょう。
☆自公圧勝に水差した中国株安・米金利上昇、資金巻き戻しに警戒感
私は安倍総理は一番嫌いな政治家です。しかしアベノミクスの考え方は支持をします。しかし既得権益擁護の立場の安倍政権では最終的に中途半端に終わるよりも、もっと悪い状態で終わる可能性が高いと思っています。短期的には安倍総理は確かに憑きがあります。アメリカがドルを刷る事を止めればアメリカの金利が上がり後進国へジャブジャブと流れ込んでいたドルは引き上げられます。これは当然の事です。結果的にドル高・円安になるはずです。日本株もいずれは上がるでしょう。これは計算外の出来事です。一方、中国と韓国は資金難になり大変な状態に陥る可能性があります。特に韓国は再びIMF管理となるかも知れません。その時は日本が再び助ける事になるでしょう。それでも韓国は反日の旗を降ろさないでしょう。旗を降ろせば国民の信頼を失うと思っているのです。国民は違うと思いますが。
☆余録:「飛鳥川の淵瀬」とは世の中が変転きわまりなく…
毎日新聞のコラムです。
☆贈収賄:東京・北区職員と建設会社専務、不起訴に
この事件は以前ブログにも書きました。やはり最初から無理筋だったのでしょう。普通ならばもっと重い刑罰になる別件を使って被疑者を脅して軽い罪の方を認めさせるのが贈収賄事件での警視庁捜査2課の常套手段です。今回はその準備をしないで噂話で捕まえたのでしょう。贈収賄の資金の出と入りと時刻が確認されていないのでしょう。これは捜査陣が贈賄側と収賄側の間を無理の無いように調整して日時と金額を纏め上げるのですが、その話を作り上げた過程で地検の検事のところで立件できないアリバイ等の不都合が発生したのでしょう。本当にレベルもラベルも落ちた捜査当局です。私も政治に関係をしていた時期が長いので、散々捜査2課の捜査(調査)の対象にされましたので詳しいですよ!噂話の中には真実が隠されている事が多いですが、意図的に流される噂話は嘘が多いです。
☆福島第一原発、港湾のトリチウム倍増 海に汚染水か
これは重大な問題です。今後ますます福島県沖の魚は危険視されるでしょう。回遊魚の問題もあります。原発再稼働派の政治家達はそれでも死人は出ていないと言い切るのでしょうか?福島第一原発事故の処理のためにはそもそも国策での原発でしたので、国が最終責任を持つべきです。その前段階としていまからでも遅くないので東電を清算させ新しい発送電分離の会社を立ち上げるべきです。福島第一原発事故は津波による被害より前に地震によってダメージが起きた可能性が高くなっています。つまり日本中の原発再稼働に疑義が生まれているのです。
☆田中均氏:インタビュー記事への首相批判は「事実誤認だ」
どう考えても田中氏の発言の方が正しいと思います。安倍総理は自分に批判的な言論には力で押さえたいと言う願望が強いのでしょう。まさに強引に対中・対米戦争を始めた一人でもある岸元総理の孫だけの事はあります。戦後戦犯として死刑は免れてからは一貫して対米追従でした。