東御苑の初夏1 |
大正天皇の春曙と題する和歌。
百千鳥 かすみのうちに 鳴きいでて
花よりしらむ あけぼのの空
この歌は大正天皇が大正6年に詠った歌です。大正6年頃から和歌や漢詩の創作は少しづつ数を減らしてきたようです。この歌は意味も必要のない程の美しい和歌ですね!これだけの和歌は普通は詠えないと思います。大正天皇はかなり知的能力や美的感覚が鋭い人だったのでしょう。中世の京極派和歌(玉葉集・風雅集)を思い起こすような感じの美しい和歌だと思います。やはり大正天皇は日光で幽閉されたのかもしれません。日本帝国主義が朝鮮半島から中国へと向かう時でした。明治天皇や昭和天皇のように上から下を見るような和歌ではなく大正天皇の漢詩や和歌は庶民と同じ視点で美しいものを見ているように感じます。やはり日本帝国拡張主義者にとって軟弱な平和主義の天皇は邪魔だったかも知れません。大正天皇が亡くなると日本の言論統制や治安維持が強化され反軍的な政治家達は徐々に追いやられ、戦争への道を歩む事になるのです。作家の五木寛之氏も大正天皇の短歌を絶賛し「彼こそ歴代天皇の中で最高の歌人」と評価しています。私も同感です。
P.S.
☆【石平のChina Watch】始まった「経済のドミノ倒し」 上海株急落が意味するもの (2ページです)
連日のように中国の経済危機の問題が記事になっています。近いうちに必ず起きるでしょう。もし起これば台風どころではなく、強烈な破壊力を持って世界中を直撃するでしょう。日本も大変な事になります。何時起きるかは誰も言えませんが、いま予兆が出始めていますので今年の秋にはもっと明確に表れ始めると思います。中国経済のバブルが破裂をすれば中国の中小企業は大ダメージとなり失業者や倒産企業が巷に溢れることになります。本格的に中国国内が乱れれば、逆に中国は外へ敵を求め軍事的なゴリ押しをしてくる可能性もあります。
☆中国の不動産バブル崩壊はいつか? (2ページです)
いずれにしてもかなり切迫をしているようです。中国の不動産バブルは大都市だけではなく地方の都市もバブルで踊っていました。共産国では地方政府の財布は中央政府の財布と同じと言う事になります。あまり例がないのでどんなことが起きるか想像もつかないと言うのが本当のところでしょう。地方で財政破綻が起きれば中央政府はお札を刷って破綻した地方へお金を回すのでしょうが、そんな程度では収まるはずがありません。
☆新疆ウイグル自治区で中東型ジハードが始まる日再び大規模暴動が発生 (3ページです)
侵略戦争で人民解放軍を使って占領した土地は絶対に返す事は出来ないでしょう。いまさら民族和解と言っても遅すぎるでしょう。それほど共産党政権はウイグル人の土地やチベット人の土地で好き勝手な事をしてきているのです。チベット人は宗教のためでしょうか焼身自殺で共産党政権へ抗議をしていますが、ウイグル人はもっと過激で武装勢力が力を付けているようです。共産党政権も最強の治安維持部隊をウイグルに配置をしています。
☆国民的大議論にいよいよやってきた 年金制度廃止 私はこう考える【第4部】財政赤字が消える【第5部】もらえるまでもらおう (6ページです)
大変強引なレポートですが考える必要もあるかも知れません。もう年金制度は破綻しているのです。
☆エジプト:米大統領「深い懸念」…クーデター
オバマ大統領も見え透いた事を言っていますね。アメリカの了解が無い限りこの様なクーデターは出来るはずがありません。エジプトはイスラム原理主義的な行動が目立ってきたのでしょう。しかし混乱はますます深まるでしょうね。今回弾圧されているイスラム同胞団が再び地下に潜ると、このままでいるはずがありません。憲法を停止したので軍は反対派を理由もなく拘束できるのでしょうが、それが解決策とはとても思えません。しかし、ムバラクを倒して1年で再びクーデターとは民主主義が根付くのにはまだまだ時間がかかりますね。いずれにせよ早い段階での正常化をしてくれないと世界中が大変な事になります。
☆自民党:TBSの取材拒否 報道内容に抗議
どうも自民党の主張は間違えていると思います。報道は見ていませんが、重要法案である電気事業法改正案などを葬り去ったのは野党にも責任があるのですが最大の責任は政権与党の自民党のはずです。そもそも電気事業法改正案など世論に押されて国会に提出しただけで、簡単に通すつもりなど無かったのでしょう。参議院の混乱は選挙直前の自民党と野党の政治力学です。一番損をしたのは民主党でしょうが、民主党の最大圧力団体の労働組合が望んだ事なのでしょう。お互いに票とお金に響く事は参議院選挙前にやりたくなかったのです。選挙が終われば電気事業法改正案などどこかへ吹き飛んでしまうのかも知れません。たぶん自民党や民主党の古い政治家達は既得権益を今後も受け続けたいでしょう。若い政治家達は新しいシステムを望むでしょう。これは与野党を超えた動きになるでしょう。
都会のど真ん中にあの様な、静かな空間が有ったとはシゲさんの記事を読むまで知りませんでした。
散策には、最高の場所ですね。
紅葉には、まだ早いですが楽しみですね。
ここはオアシスです。本当に日本の中心に素晴らしい緑が残されました。終戦後、天皇を他に移して皇居を開発しようとした人たちがいました。
雑木林は植物学者の昭和天皇が直接指示を出したそうです。雑木林の中はひんやりと涼しいです。