小諸城址懐古園 |
懐古園は白鶴城や酔月城とも呼ばれた小諸城の跡で三の門には徳川家16代の徳川家達(いえさと)公の筆になる「懐古園」の大額が掛かっています。明治の廃藩置県により小諸城は、本丸跡に「懐古神社」を祀り「懐古園」と名付けられました小諸城は、全国的にも珍しい城下町より低い穴城で、浅間山の火山灰で出来ている谷と丘を利用して造られ、水を用いず、崩れやすい断崖が守りやすく攻めにくい堅固な要塞となっています。小諸城は、平安時代末期に木曽義仲の武将であった小室太郎光兼が館を構えたのが小諸城の起こりです。その後、小諸が武田信玄による関東進出の足場になるために佐久地方と並んで重要な拠点となり小諸城を築城したのでしょう。武田信玄の軍師と言われた山本勘助と武将の馬場信房により現在の縄張りとして築城されたと伝えられています。山本勘助は後世に作られた人物で存在していないので馬場信房の縄張りだったのでしょう。豊臣秀吉天下統一のとき小諸城主となった仙石秀久により完成された城です。その後、関が原に向かう第2代将軍徳川秀忠は3万8千の軍勢を率いて小諸城の2の丸に入り隣の上田城の真田氏へ降伏を呼びかけましたが相手にされず上田攻めにかかったために関ヶ原の戦いに参戦出来ませんでした。2の丸からは北西の方向に上田城が遠くに見えたのだそうです。
「小諸なる古城のほとり」 島崎藤村
小諸なる古城のほとり
雲白く遊子(ゆうし)悲しむ
緑なすはこべは萌えず
若草も籍(し)くによしなし
しろがねの衾(ふすま)の岡辺(おかべ)
日に溶けて淡雪流る
あたゝかき光はあれど
野に満つる香(かおり)も知らず
浅くのみ春は霞みて
麦の色わずかに青し
旅人の群はいくつか
畠中の道を急ぎぬ
暮行けば浅間も見えず
歌哀し佐久の草笛(歌哀し)
千曲川いざよう波の
岸近き宿にのぼりつ
濁(にご)り酒濁れる飲みて
草枕しばし慰む
「千曲川旅情の歌」 島崎藤村
昨日またかくてありけり
今日もまたかくてありなむ
この命なにを齷齪(あくせく)
明日のみを思ひわづらふ
いくたびか栄枯の夢の
消え残る谷に下りて
河波のいざよふ見れば
砂まじり水巻き帰る
嗚呼古城なにをか語り
岸の波なにをか答ふ
過(いに)し世を静かに思へ
百年(ももとせ)もきのふのごとし
千曲川柳霞みて
春浅く水流れたり
たゞひとり岩をめぐりて
この岸に愁を繋ぐ
この歌は弘田龍太郎により曲がつけられ千曲川旅情の歌として広く歌われてきました。この詩は少し分かりにくいのですが、島崎藤村が明治38年に発行された詩集「落梅集」の中で「小諸なる古城のほとり」を冒頭に置き、続けて「千曲川旅情の詩」を後半として載せました。後に藤村自選の藤村詩抄に「千曲川旅情の歌一(小諸なる古城のほとり)・二(千曲川旅情の歌)」として載せました。
P.S.
☆墜落ヘリ同種機に放射性物質 06年米軍HP明記
とんでもない話になってきました。ヘリコプターのぐるぐる回転するブレードと言っている翼の先端の下側に放射能のマークが小さく付けられているのだそうです。理由はブレードの構造は中空となっていて破損した場合の検査のために中空の中にストロンチウム90が詰められていてブレードにヒビが入っていると放射能が漏れ出て濃度が減るので故障を事前に発見できるのだそうです。沖縄国大のキャンパスにヘリが墜落したときにガイガーカウンターを持った人たちが計測をしてその後、防御服を着た兵員が水のようなゴム液を撒いていたのを遠くから望遠レンズでのTVカメラが捉えました。アメリカ軍は付近の土も回収していったそうです。なぜそのような調査と処理をしたのかは6本あるヘリのブレードのうち回収されたのは5本だけで1本は行方不明となり墜落現場では発見出来ませんでした。米軍から発表はありませんので失った1本のブレードがどこかへ飛んで行ってしまったのか墜落時の火災で溶けてしまったのか分かりません。いずれにせよ墜落したヘリからストロンチウム90が現場で漏れたことは確かなようです。大手マスコミでは記事に出来なかったようです。今回のヘリ事故も同じような放射能漏れがあった可能性は高いのです。
☆米軍ヘリ墜落:ストロンチウム使用の有無調査…防衛省
つまり沖縄国大のヘリ事故でストロンチウム90が漏れたことは事実なので、今回も確認をすると言う事なのでしょうがアメリカ軍は正直に話すとは思えません。防衛省も外務省もアメリカ当局はこう言っていますとしか言えないでしょう。
☆【大阪から世界を読む】毒ギョーザ事件の裁判に凝縮される中国の“悪徳”と“隠蔽体質” (3ページです)
反中国を煽りたくはありませんが、確かに事実です。国家としてまだまだ未熟な国家なのです。あまりにも国土も人口も巨大すぎるのです。従って絶対的な皇帝が統治をしないと纏まらないのは過去の中国の政体を見れば明らかです。今の中国の皇帝は習国家主席と共産党の中央委員会の常務委員会のメンバーです。地方では中央から送り込まれる中国共産党のエリート達です。地方から成績を上げて中央への階段を上がっていき中央委員会の常務委員になるのが最終目的です。
☆「失業者」を食いモノにしているシロアリ役人リスト
まだまだ似たようなものが沢山あるのでしょう。シロアリ退治を掲げた民主党野田政権は結局率先してシロアリ育成に励みました。結果は官僚と国民に見捨てられたのです。
☆余録:古代中国の戦国時代に魏王に招かれ…
福島第一原発事故の後始末は最初から難しい事は分かっていました。国も東電も原発の再稼働しか考えず国民に嘘ばかりついてきました。参議院選挙でも本当の事は言わないで嘘をつき通したのです。参議院選挙後になんでボロボロと危険であるという情報が出てくるのでしょうか?今後どうするか?手が無いのか?結局は原発は高くつくことが明らかになっては国も電力会社も困るのでしょう。国民の事など二の次なのでしょう。最終的に税金で賄うしかないでしょう。電力料金に付加するのはこれ以上は無理です。まだ政府は原発再稼働をしようとしています。新たな発電には積極的な姿勢を見せていません。
☆福島第1の汚染水、1日300トンが海に流出と試算=エネ庁
☆汚染水対策:国費投入で国も解決へ
東電は今からでも遅くないので倒産をさせ、福島第一原発を切り離して新東電を立ち上げさせるべきです。
☆8月8日付「天声人語」です。
本当に安倍政権下で民主主義は殺されてしまうかも知れません。吉田総理以来日本は経済優先、軽武装できました。安倍総理は戦争をしたいのでしょう。国民に銃を持たせて日本と全く関係のない戦地へ送りたいのでしょう。
☆露首脳会談見送り CIA元職員亡命に報復
プーチン大統領は元KGBのエージェントだった優秀なスパイ出身です。情報に関しては敏感なはずです。スノーデン氏の一時亡命を認めたのはアメリカの極秘情報を入手するためでしょう。それをアメリカは必死て止めたいのでしょう。プーチンの方が数枚上手です。
☆米国の中東駐在部隊が警戒態勢に…テロの情報を得たとして警戒
アルカイダを作ったのはアメリカのCIAです。武装闘争のやり方を教えたのもCIAです。中東の混乱を引き起こしたのもアメリカです。このままでは日本もいずれはテロの標的になるでしょう。原発、火力発電所、浄水場、地下鉄等々日本は弱いところが沢山あります。
少しは涼しいのでしょうか?
マリアンちゃんとルイ君も涼しそう・・・・・
犬は暑さに弱いですから、猛暑は大変ですね。元気そうで何より・・・
信州は盆地が多いので日中は暑いですね。夕方から急激に冷えてきます。ワンちゃん達は暑さに弱いですから我が家は昼間はエアコンを付けています。日中は誰もいなくなるのでもったいないですが、ワンちゃん達には必需品です。
小諸と上田の城址の桜は綺麗です。やはりお城が残っている地方は桜がどこも綺麗です。