小石川後楽園の彼岸花1 |
小石川後楽園は徳川御三家水戸徳川家の上屋敷の庭園でした。初代徳川頼房がこの地に作り始めた庭園ですが、第2代徳川光圀が完成させました。光圀は作庭に際し、明の儒学者である朱舜水の意見をとり入れ、中国の教え「(士はまさに)天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から「後楽園」と名づけられました。岡山の後楽園と区別するために地名を採って小石川後楽園と呼ばれています。小石川台地の先端に有るので園内には神田上水を引き入れ庭の作庭に利用をしました。
徳川(水戸)光圀は駒込に在った水戸藩邸内に史局(彰考館)を設置し、「大日本史」の編纂作業に着手しました。大日本史のうち本紀・列伝は光圀存命中に完成していましたが全部が完成するのは明治39年で260年掛かったことになります。全397巻226冊で記事には出典を明記し考証にも気を使っているそうです。大日本史のため水戸藩は藩財政の1/3を使っていたそうで、水戸藩は農民の一揆が頻発しました。幕末に尊皇攘夷の基礎になった水戸学は大日本史の流れです。大日本史は神武天皇から後小松天皇まで、厳密には南朝と北朝の統一までを区切りとして書き表された歴史書です。大日本史によれば南朝が正統で北朝は正統ではない事になります。後に南朝は北朝に統合されますが、現天皇家は北朝系ですね。
伊藤左千夫の短歌
曼珠沙華 ひたくれなゐに 咲き騒(そ)めく
野を朗(ほが)らかに 秋の風吹く
P.S.
☆地球史探訪: 日本・スリランカ友好小史 日本とスリランカの間には、互いに助け合った長い友好の歴史がある。
第2次世界大戦後、戦勝国の4大国(アメリカ・イギリス・中国・ソ連)は日本を分割統治をするつもりでした。それに対して公然と反対意見を51か国の参加したサンフランシスコ講和会議でスリランカ代表ジャヤワルダナ蔵相は述べたのです。
「アジアの諸国民はなぜ、日本が自由になることを切望しているのか、それは、アジア諸国民と日本との長きにわたる結びつきのゆえであり、また、植民地として従属的地位にあったアジア諸国民が、日本に対して抱いている深い尊敬のゆえである。往事、アジア諸民族の中で、日本のみが強力かつ自由であって、アジア諸民族は日本を守護者かつ友邦として、仰ぎ見た。私は前大戦中のいろいろな出来事を思い出せるが、当時、アジア共栄のスローガンは、従属諸民族に強く訴えるものがあり、ビルマ、インド、インドネシアの指導者たちの中には、最愛の祖国が解放されることを希望して、日本に協力した者がいたのである。よってセイロンは日本に賠償を求めない。「憎悪は憎悪によって消え去るものではなく、ただ愛によってのみ消え去るものである」
「憎悪は憎悪によって消え去るものではなく、ただ愛によってのみ消え去るものである」は仏陀の教えです。同様の趣旨でインド、ラオス、カンボジアなどが賠償請求権を放棄しました。日本はこれらの国々に戦争で多大の迷惑をかけました。ジャヤワルダナ蔵相がサンフランシスコ講和会議で行った大演説で会議の流れが変わり4大国による分割統治案は潰えました。もしこのスリランカの代表の演説がなければ日本は大変な事になっていたでしょう。ソ連の案では北海道/東北→ソ連に、関東/中部/関西(兵庫以東)/沖縄→アメリカに、四国→中国に、中国(地方)/九州→イギリスに、東京はアメリカ・イギリス・中国・ソ連の分割統治、大阪はアメリカと中国の分割統治となる案でした。日本がドイツの様に東西に分割統治され東京はベルリンの様に鉄条網や塀によって分断されていたかもしれなかったのです。私はこの事実を恥ずかしながら知りませんでした。昨日のTBSラジオの番組でスリランカ出身のタレントで日本の大学で准教授も務める「にしゃんた」さんの話から知りました。
☆朴大統領、あきれた自爆発言 日韓亀裂「日本の指導部のせいで…」と責任転嫁
ヘーゲル米国防長官の朴大統領との会談はこれ以上日韓関係を悪化させないための訪問だったのでしょう。アメリカにとって東アジアの安定には日本と韓国の友好関係が絶対に必要なのです。たぶんヘーゲル米国防長官は呆れ返ったと思います。これはもう駄目だと思ったかもしれません。残された道は軍事クーデターと?とんでもない話になるかも知れません。このまま放置をすると韓国経済は悪化の一途をたどることになります。日本の協力無しには韓国経済は崩壊するかもしれません。対中国対北朝鮮を考えても朴大統領は危険な人物となりつつあるのかも知れません。同じようにアメリカの見る目も日本の安倍総理に対して危険人物を見るように変わりつつあるように感じます。大統領制度では大統領の権力は皇帝のように絶対的です。自ら辞めるか軍事クーデターでしか地位から追えません。いまのところはまだ反日で支持率はある程度は維持をしていますが、それも今だけでしょう。日本は田中角栄元総理大臣の様にアメリカの意思に逆らうと致命的なスキャンダルが湧いてきます。ただし、田中角栄の時代は現在と違ってアメリカが強大な時でした。
☆ついに安倍首相の憲法9条改憲論は「役にたたない」と言い始めた米国
元外務官僚だった天木直人氏のブログです。アメリカは安倍総理の好戦的な態度は軍事費の問題から紛争を好まない現在のアメリカにとってマイナスと考え始めているのでしょう。日本が憲法9条を改正すれば日本の右翼が勢い付き日本を偶発的な対中・対韓への戦争へ踏み切る可能性があると危惧をし始めているのでしょう。私も同じ危惧を持っています。とにかく安倍総理の単細胞の頭には古い思想、つまり戦前の右翼の発想しかないのです。
☆韓国国民性表す諺「処女が子を産んでも言うべき言葉がある」 (2ページです)
私は若い頃、アジアで仕事をしていてこの事は痛切に感じました。韓国人に言えるばかりではなく中国人にも言えます。日本人は韓国人や中国人に比べて非常に正直者です。彼らに言わせれば日本人の前には馬鹿が付くのだそうです。日本の常識が通用しない事が多いのです。安倍総理達、単細胞グループは馬鹿にされないために戦争を何時でも出来る日本にしたいのでしょう。そうなれば日本は尊敬されると勘違いをしているのです。
☆南北会談の議事録紛失、検察が旧政権関係者から事情聴取へ
世界中どの国でも官僚は必ずメモを残します。なぜならば責任を追及された時の自己保身の武器になるからです。つい最近も日本でも原発事故に関する議事録を取っていなかったと言う事がありました。これもぜったに嘘です。官僚はどんな時でもメモを取っているものです。また紛失する事もあり得ません。都合が悪いと組織的に隠すのです。
☆北海道の牛肉から「高濃度セシウム」のなぜ?
どうなっているのでしょうか?産地偽造か、飼料が汚染されていたのか?
☆踏切救助で命落とした女性 勇気ある行動に「自分ならできたか」とネットで反響
本当に勇気のある行動でした。亡くなったのは残念です。私にはそんな行動は取れません。英雄です!
☆日露:北極海航路開設へ アジア、欧州間 輸送コスト減
いよいよやることになりますね。大型砕氷船が沢山必要になるでしょう。
☆規制委、技術的能力あるか審査 柏崎再稼働申請で方針
福島第一原発事故の対応を見ても東電には能力は無いでしょう。日本の原発推進には原発は事故を起こさないとの神懸かり的な信念で続けてきました。そのために一番重要な原発技術者がほとんどいない電力会社が原発を経営する事で、万一の事故の時に対応が出来ない事態となっているのです。政府も逃げ腰です。逃げられないのですが出来るだけ避けたいと思っています。つまり政府にも専門家はいなかったのです。とんでもない事です。どうしてこんな馬鹿な事を続けてきたのでしょうか?
☆汚染水漏れ:別タンクから20万ベクレル 海洋流出の恐れ
これを見ても東電には当事者能力は完全に無くなっています。安倍総理の言っているコントロール出来ている状態とは非常に懸離れているのが現状です。政府は当事者能力がない東電をどうするつもりなのでしょうか?大臣から色々と発言がありますが現実味のある話は一つもありません。日本政府も東電も日本国民から信用されていないのです。一刻も早く国際的な機関を入れて福島第一原発事故の後処理を考えるべきなのですが、安倍総理のコントロール出来ている発言で日本政府は動けない事になっているのでしょう。国際的な機関が入れば安倍総理の言っているコントロール出来ている状態と全く違う事があからさまになってしまうのです。しかし安倍総理のメンツよりも日本国民、そして地球に住む全人類や全ての生き物の安全の方が重要です。
☆増税に負けるな! サラリーマンの生活防衛術 森永卓郎氏「ノドの渇きは水道水で」
間違いなく景気は落ちます。今年の秋から物価は上がり増税実施の来年4月からは便乗値上げも、価格の端数切り上げも始まるでしょう。賃金は下がる事はあっても上がる事は考えられません。つまりダブルパンチです。政府の消費増税によるマイナスに対して色々な手当ての政策を考えているのですが、決定的な物はありません。現金を配るなど愚策中の愚策です。パチンコ屋と公営博打が一時的に喜ぶだけです。
☆年金博士「このままでは25~30年先の破綻が現実的ライン」 (2ページです)
年金破綻に関して政府も国会も出来るだけ見ないようにして避けているようです。社会保障システムを抜本的見直しをして、不足額を消費増税をすべきなのですが、先に消費増税して、年金など社会保障改革はどうでも良いような政府のやり方です。国会も全く機能していません。官僚の思うがままの状態が続いているのでしょう。消費増税分は公共投資には使わないと言っています。それは嘘です。税金として国に入ってくるお金には色は付いていません。みな同じです。それが一つの財布にごちゃまぜに入ってくるのです。増税分を社会保障に使うと言っても色々な税収が一つの財布に色が付いていないお金が入ってくるのです。安倍総理は福島第一原発事故と同じように国民へ嘘をついているのです。それに簡単に騙される国民も国民です。
☆余録:米国では大統領の与党が議会の少数派となるのは…
地方政権ですが埼玉県の革新県政時代は純与党は5%程度でしたが政権は20年間持ちました。大変な苦労でしたがみんなが英知を絞れば何とか出来るのです。そのためには新技術のリニア、公共投資を含めた新都心計画そして人口急増のために「15の春を泣かせない」ために高校の大増設など斬新な事を考えて圧倒的多数の野党の振り回す刀で背中を切られないように数歩先を常に走り続けたのです。県知事は議会制民主主義とは違い大統領制に似ているのです。頑張れば小数与党でも政権は持ちます。そのためには側近を含めて身の回りを綺麗にしておかないと検察や警察そして新聞社に狙われます。ですから多数与党に胡坐をかいてきた自民党地方政権とは一味も二味も違う政権を作り続ける事が出来たのです。
たとえ、案山子で有っても。
国会議員は嘘の塊の様ですね。
物語の水戸黄門が現代社会に居れば面白いでしょうね。政治家はほとんどが印籠で平伏するでしょう。
政治家は嘘つきだと思った方が良いでしょうね。昔は違っていましたが。今でも河野太郎代議士の様に正直な政治家も僅かですがいるのです。
いよいよやることになりますね。大型砕氷船が沢山必要になるでしょう。
私も昨日の朝刊で知りました。
大型砕氷船の生産は日本ではどこが生産(といっても多くはないでしょうが)しているのですか、興味ありますね。
大型砕氷船はたぶんロシアで建造する事になると思います。砕氷船に関するノウハウはロシアのものでしょう。日本でも建造は出来ますが、とうぜんロシアの条件にロシアの砕氷船と言う一文が入るでしょう。それにしてもメリットは多いです。しかし一時的な温暖化だとすると大変な事になります。