北鎌倉 東慶寺2 |
江戸時代には大坂落城の翌年の1616年(元和2年)に豊臣秀頼の娘の天秀尼が千姫の養女として東慶寺に入り、後に20世住持となりました。この時に忍城城主で小田原の北条氏に従って小田原城に籠城した成田氏長の長女で忍城に農兵を中心に3千名で立て籠もり石田三成率いる豊臣勢2万3千の軍勢と最後まで戦い、降伏も落城もしなかった関東の唯一の城だった忍城の甲斐姫が、後に豊臣秀吉の側室となり大坂城落城後に豊臣秀頼の娘を守護して東慶寺に入り尼になったと言い伝えられています。なおこの天秀尼以降、東慶寺は幕府(寺社奉行)直轄の寺であり住持任命も幕府によりました。甲斐姫は忍城開城後は父の成田氏長に従い会津に下りました。成田氏長は蒲生氏郷の与力大名として福井城を預かりました。しかし伊達正宗の軍勢が国境を犯したことで軍勢を率いて国境に向かいましたが、その留守に蒲生氏郷から付けられた与力達が伊達正宗に寝がえり城を乗っ取られてしまいました。義母は殺されましたが甲斐姫は辛うじて城を逃れ、味方を集めて城を取り返すために城を攻めました。その時に敵の大将の弟を一騎打ちで殺したと言われています。やがて父親の成田氏長が軍勢を率いて急遽城へ駆けつけ、蒲生氏郷も援軍を送ったので城を取り返せました。その事を聞いた豊臣秀吉の関心を呼び側室として大坂城へ呼ばれました。武勇に優れ大局的に物を見られる甲斐姫は、大坂城落城後に豊臣秀頼の娘を助けるために千姫を頼り最後まで天秀尼を守護したのでしょう。成田氏長はその後に下野国烏山城2万石の城主として独立した大名となる事が出来ました。
新続古今集から後宇多院(ごうだのいん)のうた
過ぎにけり 軒のしづくは 残れども
雲におくれぬ 夕立の雨
(意)雨はあっという間に過ぎてしまった。雲に遅れずについて行った夕立は軒の雫を残したけれども。
亀山天皇の皇子でした。8歳にして天皇に即位し13年間皇位に在りましたが、実際の政治は父親の亀山院が行っていました。
P.S.
☆シールズメンバーら公聴会に 「一点の曇りなく違憲」
シールズの明治学院大生の奥田愛基氏の公聴会での発言は見事でした。彼等若い人たちが頑張ってくれる事を期待します。安倍のような単純右翼とは全く違って理知的でした。
☆安保法案】SEALDs・奥田愛基さん中央公聴会に 「路上に出た人々が社会の空気を変えた」
間違いなく今までのデモとは性格が違っていました。新しい政治のうねりになるでしょう。
☆国民そっちのけ 「安倍官邸vs財務省」消費税も権力闘争の具に (2ページです)
安保法制後は10月の内閣改造が問題となるでしょう。麻生財務大臣を留任となれば消費税は10%になる事は確実です。内閣改造で麻生の処遇を誤れば波乱を呼ぶでしょう。石破大臣も閣外へ去ればこれも波乱の元となります。権力闘争は強まります。10月以降の国民世論の動きと経済の問題で大波乱も起きる可能性も高いと思います。日本のために一刻も早く安倍内閣を田をさないと日本は戦前の日本の様になってしまうでしょう。とにかく消費が落ち込む事は確実です。つまり景気が減速をするのです。安倍のやっている事は経済を減速させる事ばかりやっています。安倍の経済政策は意味が分かりません。既得権益擁護で国民不在なのです。混乱をしているのでしょう。独裁者安倍です。周りが見えなくなっているのでしょう。
☆来夏参院選は“歴史的惨敗”へ 自民党「落選危機議員」リスト (2ページです)
安倍達官邸サイドは安保反対運動は共産主義者の策動だと間違えた判断をしているのだと思います。いずれ日本はアメリカ軍の後方支援と言う名目で中東へ自衛隊を派兵するでしょう。その時にドイツの経験をよく学ぶべきです。ドイツはアメリカ軍の支援として後方支援部隊を送りました。しかし結果は後方の安全地帯で50名ほどの戦死者を出してしまったのです。話しが違うと言う事になりドイツ国内で大問題となり集団的自衛権の見直し論議までされているのです。戦闘部隊を出したイギリスはもっと多くの犠牲者を出しました。戦死戦傷率はアメリカ軍よりも高かったのです。このためにイギリスでも集団的自衛権の見直し議論がされています。日本もドイツの様に50名ほどの自衛隊員が安全地帯と言われるところでゲリラに殺されれば国民が黙っているでしょうか?当然、自衛隊員はゲリラに意図的に狙われるでしょう。ゲリラは日本の情勢も当然分析をしています。そうなればもっと大きな国民運動が自民党・公明党に襲いかかる事になります。
☆声に背を向け 安保法案成立へ自公強行
愚かな独裁者安倍のために日本の民主主義は壊されつつあります。安倍は戦前の日本に戻したいのです。
☆「違憲立法」採決へ―憲法を憲法でなくするのか
朝日新聞の社説です。その通りです!
☆社説:安保転換を問う 参院委採決へ 国民の納得には程遠い
毎日新聞の社説です。議論をすればするほど疑問点が噴出している法案です。
☆疑いかけられたらすぐに弁護士と連絡がとれる 月590円、「痴漢冤罪」保険が登場
痴漢も増えているのでしょう。しかし情緒不安定な若い女性達も増えているのも事実です。身を守るためには必要な保険かも知れません。
今後も続くでしょう。何としても安倍政権を早く倒さないと日本の未来はありません。子や孫達のためにも年寄りも頑張らないといけないのでしょう。