2016年 12月 27日
京都 仁和寺の紅葉1 |
11月28日の京都の仁和寺(にんなじ)です。カメラはニコンD500と16-80mm&タムロン70-300mmです。
仁和寺は光孝天皇の勅願で建設が始められました。宇多天皇の仁和4年(888年)に完成し開基は宇多天皇です。宇多天皇が譲位して法皇となってから仁和寺に住んだことから「御室(おむろ)御所」と呼ばれ、代々門跡寺院として門跡寺院のトップと言われている寺院です。明治維新後は門跡寺院ではなくなり旧御室御所と呼ばれています。また宇多天皇を流祖とする華道の御室流の家元寺院でもあります。仁和寺に咲く桜は御室桜と言われ背丈が低く八重咲きで花弁が厚い特徴があります。開花時期が非常に遅い桜です。むかし春の京都に桜を見に行ったのですが、市内の桜はほとんど終わっていましたが仁和寺の桜は満開前で非常に綺麗でした。現在200本ほどが植えられていますが、増やす事が難しい桜と言われ、クローン技術を使って御室桜を増やす研究が行われています。
後撰集から
別るれど あひも惜しまぬ 百敷(ももしき)を
見ざらむことや 何かかなしき 伊勢
(意)別れても、一緒に惜しんでくれる者などいない宮中ですから、見ることができなくなっても悲しくなどありません。
身ひとつに あらぬばかりを おしなべて
ゆきめぐりても などか見ざらむ 宇多天皇
(意)別れを惜しむのはそなた一人だけではないぞ。皆が皆、巡り巡って、またいつか再会しようではないか。
伊勢は伊勢の御息所(みやすどころ)と呼ばれていて、宇多天皇の後宮の側室(更衣)の一人でした。宇多天皇が譲位後に仏門に入り仁和寺に移る事になり伊勢は宮中を去りました。その後、宇多天皇の皇子、敦慶(あつよし)親王と結ばれ、後の女流歌人の中務を産みました。当時は天皇の側室も宮中を去ると自由だったようです。しかし側室として仕えた人の子供と結ばれるのはスキャンダルだったのかも知れません。この伊勢の和歌は弘徽殿(こきでん)に住む宇多天皇の女御温子を宇多天皇が訪れる事を知って、宇多天皇が見る事を予め想定して、弘徽殿の壁に歌を書き付けておいたとされています。伊勢は更衣になる前は温子に仕えていた女官でした。





















P.S.
☆伊モンテ・パスキ救済策の前途多難=井上哲也氏
今EUは必死で金融危機を先送りをしようとしています。万一の場合はEU初の世界的な金融恐慌になる可能性もあるのです。何とかして頑張ってもらいたいです。遠い欧州の問題ではなく日本にも大きな影響があるのです。
☆政府予算案、税収増に期待するのは無理筋だ 社会保障の伸びを抑えても財政赤字は再拡大 (3ページです)
ある程度経済を知っている人から見れば安倍政権が行っている来年度予算は無理であることは簡単に分かるのです。円安がこのまま続いて企業業績は上向き、株価も上がって税収もそれに連れて上がると言う、俗に言う「捕らぬ狸の皮算用」なのです。どれも来年は最悪の状況になるでしょう。足りなければ赤字国債の大量発行と言う事になります。愚かです!
☆内蔵を蝕む“薬漬け” 安倍首相は再び政権を放り投げるのか (3ページです)
安倍のやってきた事は総てが空回りで矛盾だらけでした。目立つ事しかやってこなかったのですから当然とも言えます。ビジョンが最初から無かった行き当たりばったりでした。安倍が海外にばら撒いた、あるいはこれから履行を迫られる金額は数十兆円になるでしょう。今後も財政が厳しい年が続くでしょう。ほとんどが税収ではなく赤字国債で賄う事になります。どう言う事になるかは皆さんご存知ですよね!そして年金はどうなるでしょうか?株式相場と言う博打場に年金の資金はほぼ永遠に塩漬けにされ続けるのです。考えれば考えるほど腹の立つ安倍です。一刻も早く入院をしてもらいたいです。そして一刻も早く政界から引退をしてもらいたい。
☆福島原発、廃炉費用等が総額21兆円へ膨張…際限なき税金投入と電気代値上げで賄う (3ページです)
野党がしっかりとしていないからこんな事がまかり通るのです。民進党は安倍政権の別働部隊の連合の電力総連と対決をすべきです。電力総連は連合の中核労組なのです。安倍政権と対決どころか生活のために組織のために安倍政権と手を組んでいるのです。民進党は必要ならば新しい連合を作るぐらいの活力が必要なのでしょうが、そんな力は無いのが現状でしょう。いまからでも遅くないので東電を一度倒産させて新しい組織を作るべきです。福島第一原発事故への責任を全く取っていない組織の維持のために私達の電気料金が使われているのです。このままでは焼け太りを許す事になります。
☆そもそも日本は何のためにアメリカと戦争したのだろう? 「目的」は終始混迷していた (3ページです)
なぜ戦争を始めたのかいまだに正確なところは分かっていません。やはり一種の空気だったのでしょう。立場によって人は考え方が違います。そして何となく醸し出される空気に流されやすいのです。同じ過ちを繰り返すまいと戦中を生きた人達は考えてきたのですが、戦後の生まれで歴史が苦手で歴史を都合の良いように捻じ曲げる安倍の様な日本会議の人達が日の当たる表通りを闊歩を始めたのです。
☆「黒い懐刀」の異名持つ男の復帰が示す習近平政権の未来…「恥を捨てねば生き残れなかった」嵐は再来する (7ページです)
☆サクラ総動員で習近平主席の「肉まん」逸話を喧伝…「自信のなさ」の表れか 文化・芸術の政治介入ますます (5ページです)
☆習近平政権下で「政治犯」600人拘束 前政権の10倍…「改革開放の時代」終焉か (5ページです)
産経新聞の労作です。文化大革命の総括ともいえる特集です。
仁和寺は光孝天皇の勅願で建設が始められました。宇多天皇の仁和4年(888年)に完成し開基は宇多天皇です。宇多天皇が譲位して法皇となってから仁和寺に住んだことから「御室(おむろ)御所」と呼ばれ、代々門跡寺院として門跡寺院のトップと言われている寺院です。明治維新後は門跡寺院ではなくなり旧御室御所と呼ばれています。また宇多天皇を流祖とする華道の御室流の家元寺院でもあります。仁和寺に咲く桜は御室桜と言われ背丈が低く八重咲きで花弁が厚い特徴があります。開花時期が非常に遅い桜です。むかし春の京都に桜を見に行ったのですが、市内の桜はほとんど終わっていましたが仁和寺の桜は満開前で非常に綺麗でした。現在200本ほどが植えられていますが、増やす事が難しい桜と言われ、クローン技術を使って御室桜を増やす研究が行われています。
後撰集から
別るれど あひも惜しまぬ 百敷(ももしき)を
見ざらむことや 何かかなしき 伊勢
(意)別れても、一緒に惜しんでくれる者などいない宮中ですから、見ることができなくなっても悲しくなどありません。
身ひとつに あらぬばかりを おしなべて
ゆきめぐりても などか見ざらむ 宇多天皇
(意)別れを惜しむのはそなた一人だけではないぞ。皆が皆、巡り巡って、またいつか再会しようではないか。
伊勢は伊勢の御息所(みやすどころ)と呼ばれていて、宇多天皇の後宮の側室(更衣)の一人でした。宇多天皇が譲位後に仏門に入り仁和寺に移る事になり伊勢は宮中を去りました。その後、宇多天皇の皇子、敦慶(あつよし)親王と結ばれ、後の女流歌人の中務を産みました。当時は天皇の側室も宮中を去ると自由だったようです。しかし側室として仕えた人の子供と結ばれるのはスキャンダルだったのかも知れません。この伊勢の和歌は弘徽殿(こきでん)に住む宇多天皇の女御温子を宇多天皇が訪れる事を知って、宇多天皇が見る事を予め想定して、弘徽殿の壁に歌を書き付けておいたとされています。伊勢は更衣になる前は温子に仕えていた女官でした。





















☆伊モンテ・パスキ救済策の前途多難=井上哲也氏
今EUは必死で金融危機を先送りをしようとしています。万一の場合はEU初の世界的な金融恐慌になる可能性もあるのです。何とかして頑張ってもらいたいです。遠い欧州の問題ではなく日本にも大きな影響があるのです。
☆政府予算案、税収増に期待するのは無理筋だ 社会保障の伸びを抑えても財政赤字は再拡大 (3ページです)
ある程度経済を知っている人から見れば安倍政権が行っている来年度予算は無理であることは簡単に分かるのです。円安がこのまま続いて企業業績は上向き、株価も上がって税収もそれに連れて上がると言う、俗に言う「捕らぬ狸の皮算用」なのです。どれも来年は最悪の状況になるでしょう。足りなければ赤字国債の大量発行と言う事になります。愚かです!
☆内蔵を蝕む“薬漬け” 安倍首相は再び政権を放り投げるのか (3ページです)
安倍のやってきた事は総てが空回りで矛盾だらけでした。目立つ事しかやってこなかったのですから当然とも言えます。ビジョンが最初から無かった行き当たりばったりでした。安倍が海外にばら撒いた、あるいはこれから履行を迫られる金額は数十兆円になるでしょう。今後も財政が厳しい年が続くでしょう。ほとんどが税収ではなく赤字国債で賄う事になります。どう言う事になるかは皆さんご存知ですよね!そして年金はどうなるでしょうか?株式相場と言う博打場に年金の資金はほぼ永遠に塩漬けにされ続けるのです。考えれば考えるほど腹の立つ安倍です。一刻も早く入院をしてもらいたいです。そして一刻も早く政界から引退をしてもらいたい。
☆福島原発、廃炉費用等が総額21兆円へ膨張…際限なき税金投入と電気代値上げで賄う (3ページです)
野党がしっかりとしていないからこんな事がまかり通るのです。民進党は安倍政権の別働部隊の連合の電力総連と対決をすべきです。電力総連は連合の中核労組なのです。安倍政権と対決どころか生活のために組織のために安倍政権と手を組んでいるのです。民進党は必要ならば新しい連合を作るぐらいの活力が必要なのでしょうが、そんな力は無いのが現状でしょう。いまからでも遅くないので東電を一度倒産させて新しい組織を作るべきです。福島第一原発事故への責任を全く取っていない組織の維持のために私達の電気料金が使われているのです。このままでは焼け太りを許す事になります。
☆そもそも日本は何のためにアメリカと戦争したのだろう? 「目的」は終始混迷していた (3ページです)
なぜ戦争を始めたのかいまだに正確なところは分かっていません。やはり一種の空気だったのでしょう。立場によって人は考え方が違います。そして何となく醸し出される空気に流されやすいのです。同じ過ちを繰り返すまいと戦中を生きた人達は考えてきたのですが、戦後の生まれで歴史が苦手で歴史を都合の良いように捻じ曲げる安倍の様な日本会議の人達が日の当たる表通りを闊歩を始めたのです。
☆「黒い懐刀」の異名持つ男の復帰が示す習近平政権の未来…「恥を捨てねば生き残れなかった」嵐は再来する (7ページです)
☆サクラ総動員で習近平主席の「肉まん」逸話を喧伝…「自信のなさ」の表れか 文化・芸術の政治介入ますます (5ページです)
☆習近平政権下で「政治犯」600人拘束 前政権の10倍…「改革開放の時代」終焉か (5ページです)
産経新聞の労作です。文化大革命の総括ともいえる特集です。
by shata3438
| 2016-12-27 07:51
| 写真と政治経済
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