2019年 02月 01日
那須塩原市 大山参道の紅葉 |
11月17日の栃木県那須塩原市の大山参道です。カメラはソニーα7RⅢと24-105mmです。
明治の元勲だった大山巌(いわお)(元帥陸軍大将、公爵)の墓所です。日露戦争では陸の大山、海の東郷と言われました。元薩摩藩士で西郷隆盛とは従兄弟でした。幕末は薩摩藩士の中でも過激派に属し、寺田屋事件では寺田屋で鎮圧させられた藩士の一人でした。その後謹慎処分となりましたが薩英戦争で謹慎を解かれ、イギリス海軍の圧倒的な大砲の威力に目覚めさせられ、砲術を幕臣の江川英龍(ひでたつ)、通称江川太郎左衛門から学びました。鳥羽伏見の戦いでは大山が工夫をした弥助砲(大山は通称大山弥助と呼ばれていました)によって殊勲を上げました。弥助砲とは当時フランスで開発された四斤山砲(ライフルのように椎の実型の弾を回転させて打ち出す)青銅砲で、弥助穂は砲身を長くして命中精度を上げました。その後の戊辰戦争では薩摩藩の砲兵隊を率いて各地を転戦し、会津戦争では薩摩藩の大砲を指揮していて会津城北出丸で苦戦をしていた土佐藩兵を救援するために前線で指揮をしているときに北出丸から狙撃され右腿を撃ち抜かれて負傷をして後方に下がりました。この時に北出丸の守備に射撃の名手の山本八重(のち新島襄の妻)がいたので、彼女が放った銃弾だったのでしょう。
明治維新後に大山巌は欧米各国に留学して武器の勉強をして帰国後に陸軍少将として任官し、西南戦争では西郷隆盛と運命を共にしようとしましたが、隆盛に説得をされて東京に帰り鎮圧部隊を率いて薩摩軍と戦いました。その後、日清・日露戦争では陸軍大将として従軍しました。特に日露戦争では元帥陸軍大将として満州軍総司令官として満州に向かい、総参謀長として児玉源太郎が付いて行きました。その時に児玉は内務大臣兼台湾総督でしたが内務大臣を辞職して参謀本部次長の降格人事を受け入れ、参謀本部次長兼満州軍総参謀長兼台湾総督として満州に渡りました。日本の陸軍史上、降格人事を受け入れたのは児玉源太郎だけと言われています。奉天の戦いで日本軍がロシア軍に勝利をすると大山巌総司令官と相談して終戦工作のために東京に帰り明治天皇以下政府内部の意見を戦争終結に向けさせることに成功をしました。この時に海軍大臣の山本権兵衛も強く児玉の具申を支持をした事で政府内部を纏める事に成功をしたのです。この時代の明治の元勲たちは戦争を始める時と止める時を十二分に承知をしていたのです。
明治維新後に大山巌は欧米各国に留学して武器の勉強をして帰国後に陸軍少将として任官し、西南戦争では西郷隆盛と運命を共にしようとしましたが、隆盛に説得をされて東京に帰り鎮圧部隊を率いて薩摩軍と戦いました。その後、日清・日露戦争では陸軍大将として従軍しました。特に日露戦争では元帥陸軍大将として満州軍総司令官として満州に向かい、総参謀長として児玉源太郎が付いて行きました。その時に児玉は内務大臣兼台湾総督でしたが内務大臣を辞職して参謀本部次長の降格人事を受け入れ、参謀本部次長兼満州軍総参謀長兼台湾総督として満州に渡りました。日本の陸軍史上、降格人事を受け入れたのは児玉源太郎だけと言われています。奉天の戦いで日本軍がロシア軍に勝利をすると大山巌総司令官と相談して終戦工作のために東京に帰り明治天皇以下政府内部の意見を戦争終結に向けさせることに成功をしました。この時に海軍大臣の山本権兵衛も強く児玉の具申を支持をした事で政府内部を纏める事に成功をしたのです。この時代の明治の元勲たちは戦争を始める時と止める時を十二分に承知をしていたのです。


















P.S.
☆プーチン激怒 安倍演説「打倒ロシア」号令短歌を引用の愚 (3ページです)
ロシアの外務省には長年日本の研究をしてきた外交官がいて、私たち日本人よりも日本の事に詳しいのでしょう。とんだ大ポカでした。そもそも安倍には点数稼ぎとしか北方領土の事を考えていないのでしょう。拉致被害者の問題も格好付けているだけで、ヤリマスヤリマス詐欺です。辺野古は俺様に逆らう奴は許さないと言う事なのでしょう!しかし辺野古は軟弱地盤での設計変更は当初から言われてきた事です。客観的に見れば巨額な建設費用が計画した以上にかかってくるのです。大手マスメディアは設計変更を迫られたと言っています。つまりは建設がなくなることも含めた「頓挫」か「暗雲」でしょう。初めから分かっていて、それでも強行したのは、そこに大きな利権があるからです。吸血鬼の様に国民の税金を吸えるだけ吸おうとするのでしょう。
☆内閣が違憲行為を隠蔽か 辺野古“反対派リスト”発掘の波紋 (3ページです)
元々警備会社は成立の過程から政府と密接なつながりがあるのです。当然公安警察には情報の交換をしているでしょう。別に辺野古の問題だけではないでしょう。既得権益の問題もあるのです。
何を今更です!初めから分かっていた事でしょう。最後は国家権力を使って強引に改良工事をするのでしょう。ますます工事金額が膨れ上がりゼネコンの仕事が増えて利権のボリュームも増えるのです。当然、住民から追加工事差し止めで告訴をされるでしょう。最高裁の事務局は裁判官の入れ換え準備でしょう。今のうちから準備をしておかないとワザとらしくなってしまいます。野党も馬淵議員が先月繰り上げ当選してきました。横浜国大工学部土木学科を卒業し、元三井建設の社員で、その後、転職し当時では非同族では史上最年少の上場企業取締役となった人物です。土木工事の専門知識ならば沖縄防衛施設庁の専門家と渡り合えるでしょう。
誰もが実質賃金が上がったと言う人はいないでしょう。黒を白と言わせる安倍政権のやり方です。改竄偽装の安倍政権です。次は共謀罪を使った治安維持法の登場となります。法律は出来ているのです。ほとんどが警察庁の運用次第なのです。実質新移民法も同じで法務省と警察庁の官僚の運用です。運用ほど権力者にとって便利なものは無いのです。法律で決まっていないところをいくらでも拡大解釈して好き勝手が出来るのです。よく法律で「~等」と書かれている「等」とは運用で権力者と官僚が好き勝手に決められるのです。気を付けないといけないのです。
0.5%程度ではまだ下駄を履かせた数字でしょう。さて、安倍は今度はどのように国民に嘘をつくのか?楽しみでもあります!日本は太平洋戦争では捏造された情報に基づき大嘘の大本営発表を繰り返しました。日本人には人が良すぎる人が多いのでしょう。その最たるものは台湾沖航空戦に関しての大本営発表です。実際はアメリカ軍にはほとんど損害を与えず、日本の航空隊がほとんど壊滅状態となりました。つまり嘘の情報を流し続けたのです。また多くの無知な国民は大本営の景気の言い嘘の話に大喜びをしたのです。昔も今も変わっていません。
昭和19年10月19日大本営発表
「我部隊ハ十月十二日以降連日連夜台湾及ルソン東方海面の敵機動部隊ヲ猛攻シ其ノ過半ノ兵力ヲ壊滅シテ之ヲ潰走セシメタリ。
一、我方ノ収メタル戦果総合次ノ如シ。轟撃沈、航空母艦十一隻、戦艦二隻、巡洋艦三隻、巡洋艦若シクハ駆逐艦一隻、撃破、航空母艦八隻、戦艦二隻、巡洋艦四隻、巡洋艦若シクハ駆逐艦一隻、艦種不詳十三隻、其ノ他火焔火柱ヲ認メタルモノ十二ヲ下ラズ。撃墜、百十二機(基地ニ於ケル撃墜ヲ含マズ)。
二、我方ノ損害、飛行機未帰還三百十二機。
「我部隊ハ十月十二日以降連日連夜台湾及ルソン東方海面の敵機動部隊ヲ猛攻シ其ノ過半ノ兵力ヲ壊滅シテ之ヲ潰走セシメタリ。
一、我方ノ収メタル戦果総合次ノ如シ。轟撃沈、航空母艦十一隻、戦艦二隻、巡洋艦三隻、巡洋艦若シクハ駆逐艦一隻、撃破、航空母艦八隻、戦艦二隻、巡洋艦四隻、巡洋艦若シクハ駆逐艦一隻、艦種不詳十三隻、其ノ他火焔火柱ヲ認メタルモノ十二ヲ下ラズ。撃墜、百十二機(基地ニ於ケル撃墜ヲ含マズ)。
二、我方ノ損害、飛行機未帰還三百十二機。
こんな嘘を大本営が発表しなっければフィリピンで40万人もの日本軍将兵と100万人とも言われるフィリピン人は死ななくてもよかったかも知れません。国家が嘘を垂れ流すと犠牲者が増えるのです。
同感です!安倍と竹中の間は深い深い闇があるのでしょう。二人共に日本に住む吸血鬼です。
安倍政権の行った事でTPP11と並んで褒められる珍しいケースでしょう。TPPもアメリカが抜けてくれて大正解でした。貿易の障壁を下げる事による経済協力は、経済の分野だけでは無く政治的にも軍事的にも非常に大きなメリットがあります。問題は国内産業に出来るだけ影響が出ないようにすることが必要です。チリ産のワインと並んでヨーロッパ産のワインが安くなります。チーズも安くなるでしょう。
☆イプシロン4号機が実証した「ライドシェア」という潮流 (2ページです)
日本のイプシロンロケットは固形燃料で飛ばすロケットです。小型衛星を乗り合わせて運ぶ目的で開発されたロケットです。商業用ロケットとして成功をしたのです。ロケットやミサイルは燃料として固体と液体があります。液体の方が効率が良く強い推進力を生みロケットの精密な制御もやりやすいのですが、酸化をしやすく長期にわたりロケットやミサイルの中に燃料を入れるわけにはいかないのです。燃料に非対称ジメチル・ヒドラジンとヒドラジンの混合物、酸化剤には四酸化窒素を使用することで、あらかじめ充填しておくことも可能となりました。液体燃料は酸素は必要ありません。燃料と酸化剤をそれぞれ噴射して燃焼させるのです。固体燃料は固形燃料と酸化剤を混ぜてありその点では余計な部品が必要なく運用をしやすい利点があります。軍事用のミサイルは多くは固形燃料を使っています。固形燃料は一度点火をすると止まりません。燃え尽きるまで飛んで行きます。コントロールが出来ないのです。
やはりトランプはどこまで馬鹿なのでしょうか?やはり親イスラエル・親ロシアなのでしょう。特に中東でのアメリカの外交はイスラエルの思うが儘と言う事です。ホワイトハウスの中にトランプが一番信頼をしている人物がイスラエルのエージェントなのかも知れません。中東が混乱をすればするほど一番喜ぶのはプーチンでしょう。その次は習近平です。何も分かっていないのがトランプなのです。
☆文大統領の最側近、慶尚南道知事に実刑判決 (2ページです)
韓国の朝鮮日報と中央日報の記事です。文大統領の長女の海外移住は違法ではありませんが、確かに贈与と売却直後に海外移住とは何か隠されたことがあるのではないかと勘繰られるのは当然でしょう。
☆かみ合わぬ隣国~韓国の「人権攻勢」と「日本軽視」~ (3ページです)
困りました。韓国の常識と日本の常識が噛み合わないのです。
以前ブログに書いたことが何度かありますが、北朝鮮の金正恩がどこかの時点で中国と手を切り、アメリカのサイドに立つ日が来るかも知れません。金正恩は油断がならない男です。何時までも中国共産党の支配下にいたいとは思わないはずです。中国としては金正恩とその一族の独裁を認め、北朝鮮を経済と軍事でがんじがらめにしてあるから逃げないと思っているかも知れません。金正恩は自分と自分の一族の生命財産が守られれば良しと考えているのでしょう。最悪の場合は亡命先を考えているはずです。最近は北朝鮮で韓国のTVを見ることが出来る地域が広がっているようです。韓国のTV番組を見ていることが露見をすると最悪公開銃殺です。それでも見ている人が増え続けていると言われています。韓国も北朝鮮も不安定化をしているのです。今後、韓国と北朝鮮はどうなるのでしょうか?
by shata3438
| 2019-02-01 07:47
| 写真と政治経済
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Comments(2)
一枚目の写真の中に ご婦人を見つけました。とっても素敵な写真ですね!
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pikorin77jpさん、こんにちは。
スケッチブックに何か書いていました。静かな雰囲気でした。
スケッチブックに何か書いていました。静かな雰囲気でした。