4月21日の長野県高山村の黒部のエドヒガン桜です。カメラはソニーα6600とタムロン18-300mm&ExperiaSO-01です。
樹齢推定500年、幹周約7m、樹高約13mのエドヒガン桜です。高山村の五大桜の唯一のエドヒガン桜です。遠くには北信五岳のうちの左から飯縄山、高妻山(戸隠連峰)、黒姫山がみえます。樹下に「十二宮」を祀られていて、古くからこの集落の人の暮らしとともにあったのです。周りにエドヒガン桜の巨木は無いので、誰かが昔に植えたもので、大切に育てられてきたのでしょう。エドヒガン桜は巨木が多く樹齢千年を超える桜も日本には結構あります。一例として樹齢2000年超の神代桜(山梨県)、樹齢1500年超の薄墨桜(岐阜県)、樹齢1000年の樽見の大ザクラ(兵庫県)、醍醐桜(岡山県)、樹齢300年超の石割桜(岩手県)などが有名です。長野市にも長野市塩生(しょうぶ)甲にある樹齢700年の巡礼桜と、長野市泉平の樹齢1200年の神代桜がエドヒガン桜です。たぶん各地に隠された樹齢千年前後のエドヒガン桜はあるはずです。長野県は福島県と並ぶ桜の天国です。
玉葉集から京極(藤原)為子のうた
あはれしばし この時過ぎで ながめばや
花の軒ばの 匂ふあけぼの
(意)ああ、今しばらくこの時が過ぎてしまわないで眺めていたいものだ。花の咲く軒端の山が朝日に美しく映える曙の景色よ
P.S.
ロシアもウクライナも両方共に機雷を設置したのでしょう。現在は400個以上黒海にはあると言われています。機雷は大別して係留機雷、浮遊機雷、沈底機雷があります。その中でも浮遊機雷は非常に危険です。係留機雷も係留が出来なくなり浮遊機雷になる事も有ります。日本近海にも太平洋戦争中に敷設された機雷が多くまだ残っていると言われ、海上自衛隊の掃海部隊によって発見処理をしています。機雷の除去は非常に危険です。日本海軍は伝統的に昔から掃海部隊は優秀でした。その伝統は海上自衛隊にも引き継がれています。朝鮮戦争の時に日本政府は公式には参戦はしていなかったのですが、朝鮮半島への警察予備隊(自衛隊の前身)の朝鮮戦争への派兵をアメリカに要求をされました。日本政府は日本国憲法を盾にして拒否したのです。しかしアメリカ軍からの要請と言うアメリカ軍の命令で日本政府は憲法違反を承知で海上保安庁所属の旧日本海軍掃海部隊の掃海船46隻と1200名を機雷掃海のため朝鮮半島に送りました。この事は極秘事項として長年秘密が守られてきたのです。海上保安庁は組織内の旧日本海軍掃海部隊を一応は命令では無く志願という形を取っています。全員が最終的に志願をしました。派遣された46隻の掃海船のうち2隻の掃海船が沈没しました。1隻は元山沖で掃海中触雷、他の1隻は群山で座礁し、元山沖で掃海艇が触雷沈没する際に日本水兵1人が死亡し、8人が負傷しました。死傷者へは連合軍総司令部から手厚い慰労金などが支払われたと言われています。新憲法下で憲法違反の超法規的措置が行なわれたのは過去2回あります。
1回目が朝鮮戦争時の上記の出来事と、2回目が「人の生命は地球よりも重い」と言われた1977年秋の日本赤軍のダッカの日航機ハイジャックの際に、犯人側が身代金と逮捕されていた赤軍の仲間や犯罪者の釈放を求めたさい、時の総理大臣だった福田赳夫が、犯人側の要求を受け入れ、刑務所や拘置所にいた犯罪者達を解放する事と引き換えに人質を解放したさいに超法規的措置として実行されたのです。その時に福田赳夫総理が述べたのが、「人の生命は地球よりも重い」という言葉でした。日本には国家緊急権の発想が無いのです。それに代わるものとしての超法規的措置なのです。国家緊急権とは緊急事態に際して、政府が平常の統治秩序では対応できないと判断した際に非常措置によって憲法の一部を停止して秩序の回復を図る権限です。一つ間違えると大変な事になるのです。いま仮に人民解放軍が沖縄にミサイル攻撃を行ない、上陸作戦を行なったとした場合は、現行法では国会を開いて対処する法案を作ってから考えると言うことになり、とても非常時には間に合わないのです。その時に総理大臣が憲法を超えた超法規的措置によって自衛隊に防衛行動を命じ、地方自治体の首長に自衛隊への協力を命じると言う事になります。これが国家緊急権です。明文化をすると緊急事態条項を憲法に明記をする事になります。明文化が良いのか?明文化をしない方が良いのか?私には分かりません。
ドイツやフランスなどでは国家緊急権が過去に濫用され、国民の権利・自由が制限される道具として使用された歴史があります。また、国家緊急権が規定されていた大日本帝国憲法下の日本においても、国家緊急権の濫用によって国民の人権が不当に侵害された歴史がありました。現行の日本国憲法は、このような歴史を反省し、あえて国家緊急権を規定しませんでした。日本では災害などの場合は現行法で十分に対処ができるのです。戦争の場合は対処が出来ない点もあるのでしょう。今回のロシアのウクライナ侵攻で国家緊急権が強く意識をされることになるでしょう。日本の隣国には独裁者の国家である中国・ロシア・北朝鮮が海を隔てて存在をしてるのです。
ロシアはカリーニングラードと言う飛び地を持っています。バルト海に接する港湾都市で、不凍港なのです。ポーランドとリトアニアに挟まれた地域です。この飛び地はNATO諸国への圧力を掛ける軍事基地なのです。今回のスウェーデンとフィンランドがNATOに加盟する事でカリーニングラードは周りをNATOに完全に囲まれる事になってしまうのです。カリーニングラードはロシア海軍バルト艦隊の最重要海軍基地なのです。ロシアにとってはNATOを揺さぶる事が出来ずらくなるのです。プーチンのウクライナ侵攻で起きた大失敗の一つです。
本当のところはごくごく一部の取り巻きの側近と医師団しか分からないでしょう。しかしプーチンがおかしい事は確かです。
よほど混乱をしているのでしょう。プーチン政権の揺らぎが激しくなっているのでしょう。ロシア国民の不満が沸点に向かいつつあるのでしょう。ルーマニアのチャウチェスク大統領は1960年代から80年代にかけての24年間にわたり独裁政権を維持してきましたが、崩壊は一瞬でした。国民の不満が高まると独裁政権が倒れるときは早いのです。
ロシア国民によって追放され殺されるか?権力内部から粛清され暗殺されるか?今まで散々人を殺してきたプーチンです!
第2次世界大戦のアメリカ軍の爆弾や砲弾の不発率は5%だったと言われています。今回のウクライナ侵攻でのロシア軍のミサイルや砲弾の不発率が非常に高い事はTVの映像から明かです。地面に突き刺さっている不発のミサイルの画像が多く流れています。
中国経済が失速する事は想像できるので、どの企業もそれに備えてはいるのでしょうが、備えきれない企業が圧倒的に多いでしょう。
《太陽光パネルを導入しようとする人々、そのお金を払おうという人々は、環境のため、ひいては人のために良かれと思ってやっているだろう。それが実はジェノサイドへの加担となってしまうのでは、本末顛倒ではないか》中国製の太陽光パネルは新疆ウイグル自治区で生産され、中国共産党のウイギル族へのジェノサイドの手助けとなっている事は気が付きませんでした。いま問題となっているのは耐用年数を過ぎての太陽光パネルの廃棄問題です。
廃棄問題は必ず出てくるのです。太陽光パネルには有害物質が含まれていてその処理が難しいようです。そのためには廃棄のルールを作り不法投棄を取り締まらなければならないのです。
笑える話です!これは反面教師そのものです。辞典を引くと反面教師とは「悪い見本として反省や戒めの材料となる物事。また、そのような人」とあります。